HNLNRTさんのクチコミ全3件

◎ホテル全体（他のホテルとの比較検討）
ヌサドゥア地区で、「部屋から海が見えて、プールが大きいホテル」を条件に探して、ヒルトンに決めました。
コンラッド、グランドハイアット、ウェスティンと比較しました。ブランド的にはヒルトンの方が少し下かもしれませんが、上述の条件からヒルトンで正解だったと思っています。
このホテルは、１９９６年にＪＡＬグループがホテル・ニッコー・バリとして開業させたもので、２０１６年１２月からヒルトンホテルに代わっています。
バブルの余韻が残る時代に、コスト意識の乏しかったであろうＪＡＬグループが作ったホテルで、基本的な作りが、贅沢で、細か所まで凝っていて、しっかりしています。

◎部屋
予約したのは、ツインルーム・オーシャンビューで、おそらく崖の上にあるノースウィング棟かサウスウィング棟の部屋だったはずです。これをクリフタワーのオーシャンフロントにアップグレードとのことで、その部屋に泊まりました。眺めは崖の上のノースウィング棟等の方が、さらに良かったような気がしますが、泊まったオーシャンフロントの部屋からの眺めも良かったのですが。

◎客層（印象、想像に過ぎませんが）
オーストラリア、ヨーロッパ系が５０、中国、香港、韓国系で４５、日本人５

◎プール、ビーチ
プールは立体的に配置されていて、十分な大きさがあります。また、プールのすぐ前がプライベートビーチです。波が高いので、泳ぐのは危険かと思いますが、デッキチェアーから眺めるには抜群です。

◎周辺
１時間に１本、バリコレクション（ショッピングモール）の無料送迎バスが来ます。小さいバスなので時間帯によっては非常に込みます。乗れないときはタクシーが簡単です。歩いて行ける範囲には目ぼしいものは何もないと思います。

ここホテルの最大の特徴は、巨大なプールと客室からプールへのアクセスの良さです。

このホテルには一つの巨大なプールがあります。
大雑把に言うと、海辺側とフロント側に広いまとまりのある部分(プール)が二つあり、その間を２本の「運河」のようなプールがつないでいます。
客室棟は全て２階建で、「運河」の周りに立っています。ホテルの最大の売りは１階のプールに面した部屋で、この部屋のバルコニー部分から直接プールに入ることができます。もちろん料金は他の部屋より高くなります。

プールアクセスルームは便利で面白いとは思いますが、バルコニー部分でくつろいでいる人はあまり見かけませんでした。このタイプの部屋のお客さんも、やはり、広いエリアに出てきてくつろいでいるのだと思います。
私が泊まったのは、このタイプの部屋ではありませんが、どの部屋からも長い廊下を通ったりエレベータに乗ることなくプールに出られるので、それがとても良かったです。

その他、
建物は新しくきれいで快適でした。
朝食も種類は豊富でおいしかったです。
ホアヒン中心部へのアクセスもシャトルバスが１時間に１本ありますので、便利です。(ただし予約が必要で、直前では万席で乗られないことがありました。)

旅行記も参考にして下さい。

名声にたがわない素晴らしいホテルでした。

【到着】
お昼少し前にタクシーで到着すると、さっとドアを開け、滑らかに荷物を運んでくれます。タクシーを降りて１０秒も経っていなかったと思いますが、「Welcome、Mr.・・・・」と名前を呼んでくれ、ランの花を渡してくれます。日本人スタッフが常時いるそうですが、そこに引き継がれて、部屋でチェックインしました。

【客室】
客室棟のビル自体は古いのですが、内部は古さを感じさせません。多くの花で飾られ、華やいだ雰囲気です。スーペリアルームでしたが、部屋の大きな窓からはチャオプラヤ川の眺めが素晴しいです。川岸に対して直角に見るのでは無く、斜めに見える感じです。前日別のホテルで泊まった時は直角に見たのでが、斜めに見るほうが、蛇行する川の遠方まで見渡すことができるので、こちらの方が良かったです。

【プール】
多くの時間をプールで過ごしました。利用者の多くは欧米からの旅行者のようで、どちらかと言えば年配の方が多いですが、家族連れもいます。少しレモンを搾った水を無料で運んでくれます。半分ほど飲んで、氷が溶けてくると、何も言わなくとも新しいものに交換してくれます。チェクアウトの後も利用できます。決して大きなプールではありませんが、優雅な時間を過ごすことができます。

【食事】
朝食、夕食とも「リバーサイドテラス」でとりました。もう少し安ければとは思いますが、味と雰囲気は申し分ありません。

【出発】
帰りに空港までの一般タクシー（メータータクシー）を頼みました。ＢＭＷの７シリーズのハイヤーがずらりと並ぶその中で、怪訝な顔をされても不思議でないような雰囲気ですが、なんと、厳しく料金交渉までしてくれて（渋滞に巻き込まれても大丈夫なように４００バーツの定額にしてくれた）、最後にタクシーのドライバーと車番を控えたメモを何かの時の為に渡してくれました。
面倒くさく、嫌な思いをすることも少なくないタクシドラーバーとの交渉を、何も言わなくても完璧にやってくれるそのサービスには、感服しました。