室内楽の宝庫!
- 5.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by tadさん(男性)
ロンドン クチコミ:86件
ロンドンの室内楽の中心地というべきところ。室内楽の場所としては、サウスバンク・センターのなかの、中ホールであるQueen Elizabeth Hallと小ホールであるPurcell Roomもよく利用するが、Wigmore Hallは、やはり独特の雰囲気を持つし、音響もよく、企画もすばらしい。この3月は、息子の薦めもあって、Belcea Quartetという今絶好調の弦楽四重奏団を聴いた。平日の昼間1時からのコンサートとあって、老人が多い感じだったが、満員。このカルテットの実力は、息子がウィーンで聞いて、絶対に聴くべきだと強く推薦してきたものだったが、まさにその通りだった。全盛期のAlban Berg Quartetに負けない、すみずみ完成度の高い演奏で、柔軟で歌に溢れたベートーヴェンのラズモフスキー第1番だった。
音響を気にする私でも、このホールについては文句はない。かなり後ろでも問題はない。広すぎない適度な室内楽ホールだ。チケットは日本から予約していたが、金額は忘れた。どうせ2000円前後だったろう。息子はウィーンで、この数倍の金額だったそうだ。ロンドンはクラシック音楽の演奏会は確かに安い。数年前に寝過ごしていけなかったポリーニのピアノ・リサイタルは、9ポンドのチケットだったから、金額としては、惜しくはなかった。当時1500円以下だったろうが。。。他の国や町では考えられない金額だろう。博物館や美術館も全て無料だから、毎年訪問しても、文化活動費は、本等に抑えられた。ホテルと食費のみは工夫を要するが。。。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 施設の快適度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/09/08
いいね!:5票
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