201112 アンコールワットハーフマラソンに参加する

2011/12/02 - 2011/12/05

古い旅行記が見つかったので4トラに転載します。

2011.12.2～12.9

成田→シェムリアップ（アンコールワット）→ラオス・シーパンドン→バンコク→成田の旅の記録です。

☆旅の目的☆
この旅行記はココ⇒
1.アンコールワット国際ハーフマラソンに参加
　→初めての海外マラソンデビューできました。

2.ラオス・カンボジア国境近くのシーパンドンの島でのんびりしたい
　→素朴だけどWifiがどこでも通じて、US＄が普通に流通する不思議な場所でした。アンコールワットでは通貨がすべてドルでした。そのために1ドル札を100枚ほど用意していきました。


表紙は、バンテアイスレイの東洋のモナリザを呼ばれるデヴァター像
現在は近寄れず遠目からしか見られないようですが、この当時は警備員さんに一声掛ければ近くで見ることができました。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

成田からバンコクへ、スワンナプームでバンコクエアウェイズに乗り換えてシェムリアップへ向かいます。

バンコクエアウェイズの機内食はお弁当形式です。

中身はこんな感じ、サンドウィッチとマフィン、フルーツ、オレンジジュースでした。

シェムリアップ空港に到着して出国の流れに乗っていればアライバルビザ申請のラインに並ぶことになり、スイスイで入国できました。
周辺一帯は真っ暗でしたが、トゥクトゥクやタクシーのドライバーが多く中心部へのアクセスには困りません。ここで声を掛けてきたドライバーさんに交渉して滞在中3日間のアテンドをお願いしました。

シェムリアップ国際空港 (REP) 空港

宿泊はパークレーンホテル、シンプルな部屋はきれいに整えられていてスタッフがフレンドリーで快適でした。お土産でカンボジア伝統のマフラー「クロマー」をいただきました。18USドル/泊。

パークレーン ホテル ホテル

アンコールワットハーフマラソンの前夜祭　中心にいる黄色いドレスの方が主催者の有森裕子さんです。猫ひろしさんも参加していたそうですが見かけられませんでした。

マラソン当日、2011年12月4日。今日も暑くなりそうです。

報道記事より
有森、カンボジアに“恩返し”／マラソン
アンコールワット国際ハーフマラソン２０１１（４日、カンボジア・シェムリアップ、アンコールワット周回特設コース）大会史上最多の５８カ国・地域から５２３０人が参加した。五輪２大会連続メダリストの有森裕子（４４）＝ＮＰＯ法人ハート・オブ・ゴールド代表＝は女子ハーフに出場。東日本大震災でカンボジアから届けられた手紙や、義援金などに対して“恩返し”のランニングとなった。
　
走る伝道師となった有森が、今年もカンボジアに笑顔を振りまいた。

　「現地の人たちもインターナショナルな大会であることの自覚がかなり芽生えている。こういうことが、カンボジアの子供たちにとっても、いい流れになってくれたら」

　９６年に参加者６６１人でスタートし、１６年目を迎えた今大会。発展を続ける国と同時に、大きく進化した大会を終えて充実感をにじませた。

　３月１１日に発生した東日本大震災。支援する養護施設、ニューチャイルドセンターの子供十数人から、励ましの言葉が込められた寄せ書きが送られてきた。「カンボジアの人々はただでさえ大変な中、日本を心配してくださったことを私は忘れません」と有森。

　カンボジア国内では募金の動きも広まったという。支援する立場だったのが“される側”になり、迎えた今大会。「このマラソンを通じて素晴らしい絆をしっかりつないでいきたい」。感謝の心で２１キロを駆け抜けた。

アンコールワット 史跡・遺跡

参加者は5,230人で日本人265人、欧米人多数、カンボジア人はほんの少しの構成です。種目はハーフ、10km、ファンラン3kmがあります。

コースは舗装道路、未舗装道路、ダートような小枝が敷き詰められた道と様々でした。

沿道にはハイタッチを求める子供たち。

規制が緩いのでコースに原付バイクが入っていました。

エイドでの飲料水はペットボトルで提供されます。
蒸し暑さで弱りながらもなんとかゴールしました。

マラソンを終了して気が楽になりました。

夕日の名所プレループへ行きました。

プレ ループ 寺院・教会

日の出前のシルエットのアルコールワットは厳かな雰囲気です。

アンコールワット 史跡・遺跡

池に全景が映ります。
今日はじっくりとアンコールワットを見学しようと思います。第一回廊に描かれた乳海撹拌の浮き彫りが見事でした。じかも保存状態も良い。帰国してから話を勉強しましたが、予習してから見ていたらもっと感動したのではないかと思います。

物売りの少年少女たち

石工が修理に励んでいました。

昔は象を使って持ち上げた石も、今はクレーンで楽々です。

ブライダル写真の撮影をしていました。純白のドレスが映えます。

三脚が大活躍

木々と石が融合する遺跡のベンメリア。ガイドさんによると緑がある場所を東アジア人は好むそうで、日本・韓国・中国人が多いです。

ベンメリア 森林・ジャングル

郊外のバンテアイスレイ遺跡にやって来ました。赤土の遺跡です。ここには東洋のモナリザと言われるデバター像があり優しい微笑をたたえています。

バンテアイ スレイ 史跡・遺跡

カンボジアには悲しい歴史もあります。
アキ・ラー地雷博物館にも立ち寄りました。地雷被害を描いた絵が心をえぐりました。

地雷博物館 博物館・美術館・ギャラリー

クーレン２と言うビュッフェレストランで伝統芸能のアプサラダンスショーを見ました。

クーレン2 地元の料理

アプサラは天女の舞と言う意味だそうです。

伝統芸能の影絵スバエクを見に来ました。

子供たちのダンスも見られます。

カンボジアではAngkorビアだけではなく、CANBODIAビールもあります。

名物料理のひとつ　淡水魚のココナッツミルク煮の「アモック」

スープドラゴンでカンボジア風鍋を食べます。

スープ ドラゴン アジア料理

溶き卵に浸した牛肉を溶き卵ごと鍋に入れるのがカンボジア風

丸ごとかぼちゃのプリン　かんぼんじゃ（カンボジア）の語源ですね

明日はシェムリアップから国境を越えてラオスへ向かいます。