津山の名所・史跡 ランキング

津山城は、本能寺の変で討死した森蘭丸の弟森忠政が、鶴山（つるやま）に築いた平山城です。 明治の廃城令で、建造物は取り壊されましたが、地上から45mに及ぶ立派な石垣が当時の面影を残しています。 天守の南東側の備中櫓（びっちゅうやぐら）が、築城400年の記念事業として復元され、平成17年春から一般公開されています。 城跡は『さくら名所百選』にも選ばれた西日本有数の桜の名所となっていて、桜の季節には毎年多くの人が訪れ、津山のシンボル的な場所になっています。 平成18年（財）日本城郭協会から「日本100名城」に認定されました。

津山藩2代藩主・森長継（ながつぐ）が京都から作庭師を招いて造営された廻遊式庭園。京都御苑内にある仙洞御所（せんとうごしょ）を模して造られました。春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の景観美を楽しむことができます。現在は無料で一般開放されていて、多くの人が訪れています。2002年9月には「旧津山藩別邸庭園（衆楽園）」として国の名勝に指定されました。 四季折々の自然美が楽しめる大名庭園

江戸時代に建てられた母家から、昭和初期の蔵まで各時代の生活様式に対応した造りが保存されています。 城下町津山の歴史を体験できる所です。

1917（大正6）年築の中島病院旧本館です。木造2階建てで正面にドームを配し、屋根や窓の細かい装飾が特徴の欧風建築です。カフェやギャラリーが併設されており、ノスタルジックな雰囲気が楽しめます。館内での撮影も可能です。

幕末（19世紀初めごろ）の洋学者である箕作阮甫の生誕地。阮甫は21歳で津山藩医となり、後に江戸に出て洋学を学んだ。カラフト問題でロシアと交渉した時の日記「西征紀行」はよく知られている。

作州城東屋敷は出雲街道に面した町家の跡地に建ち、明治８年以降教育の場として長く親しまれていました。

木造2階建で、中央屋と左右翼屋からなっている。明治時代の旧制中学校建築の数少ない遺例として学校建築史上重要なものである。

津山城址内に建つ複合文化施設。建物2・3階の回廊部分には、日本の伝統的木造建築に見られる斗?（ときょう）がコンクリートで取り付けられ、三層の軒を支える。 歴史的立地を意識したモダニズム建築 軒先に向かって広がっていく架構は末広がりの城壁の石垣と対比が意識されています。 建物を取巻く斗?構造は、日本の伝統的木造建築の軒の荷重を支えてきた技術です。

沼弥生住居跡は、津山市沼地区の丘陵地にあります。この住居跡は、弥生時代中期の農耕社会の堅穴式住居と高床式倉庫などが復元された史跡公園となっております。 また、住居跡の一角には郷土の歴史遺産を保護・活用し、市民の文化向上を図るための施設として「津山弥生の里文化財センター」があり、遺跡から出土した土器や石器を展示しています。

美作守護職の館跡。元弘２年（１３３２）後醍醐天皇が隠岐に流される際、児島高徳が天皇を慕って桜の幹に十字の詩を記したという伝承の地として有名。

洪水調整や農業用水の確保、導水落差を利用する発電など多面的機能を有し、岡山県で農地防災ダムとして最初に築造された重力式コンクリートダムです。新緑や秋の紅葉が美しく、上流にはキャンプ場、温泉等があり自然をたっぷり満喫できます。

ダムの周辺の山々は氷ノ山後山那岐山(ひょうのせんうしろやまなぎさん)国定公園にしていされており、四季折々の自然を満喫できます。また、ダム下流のふれあい広場にはキャンプ場があり、放流水を利用したせせらぎ水路で、アマゴのつかみ取りが楽しめます。