戦時中の昭和18年に国策事業として日本鋼管が開山した「群馬鉄山」の唯一の遺構
- 4.0
- 旅行時期:2021/06(約5年前)
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by RAINDANCEさん(男性)
中之条 クチコミ:9件
旧太子(おおし)駅は、戦時中の昭和18年(1943年)に国策事業として日本鋼管(現JFEエンジニアリング)が開山した「群馬鉄山」の唯一の遺構で、群馬鉄山の鉄鉱石を日本鋼管川崎製鉄所などへ運ぶため昭和20年に開業されたそうです。岩手の釜石に次いで国内第2位の産出量を誇った群馬鉄山、その閉山に伴いこの太子線も昭和45年に廃線となりました。閉山時に二階と三階部分は解体されたものの、全長96mの柱と梁からなるホッパー棟が軌道沿いに現在も残っており、令和3年に国登録有形文化財となりました。駅舎とホームは復元されたもので、当時を偲ばせるゆかりの品物も展示されていました。焚火ストーブが当時の雰囲気っぽく再現されていてノスタルジックで良かったです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/06/16
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