明治日本の産業革命遺産の構成資産
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- 旅行時期:2022/04(約4年前)
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by たびたびさん(男性)
宇土・三角 クチコミ:25件
三角西港は、明治日本の産業革命遺産の構成資産。オランダ人水理工師ローウェンホルスト・ムルデルが設計し、3年の月日をかけて明治20年に開港しました。三池炭鉱の石炭積み出しはそれまでは南島原市口之津港から行っていましたが、海底が浅く大型船の出入りが難しいため、それを解消するためのものでした。
長い石積埠頭に3つの浮桟橋とそれらを囲む後背地には、石畳の道路や排水路が設けられ、総合的な都市計画の下で港に必要な建物群も作られます。その堅牢な威容は今でも十分に守られていて、称賛に値するもの。石積は地元の石工職人たちだったようですが、彼らの本気の仕事ぶりにも明治の時代の矜持が感じられると思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/08/05
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