啄木に対する熱い思いが伝わってきて
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
-
-
by たびたびさん(男性)
釧路 クチコミ:75件
石川啄木像は、港文館の敷地内。釧路川をバックにして建っていました。
肩をいからし、腕を組んで遠くを見ているマント姿の石川啄木は、釧路駅にたどり着いた23歳の青年です。本郷新という彫刻家の作品ですが、傍らに氏の啄木に寄せる言葉が刻まれていて、碑文は以下の通り。啄木に対する熱い思いが伝わってきて、ちょっと感動的です。
啄木は思うことの多い人間であった
啄木は自己の感情をいつも人間の真実の中に通わせ、そこからあの底辺のひろい文学が生まれた
啄木はいつも世俗に抗し、精神の高揚を求めつづけた。そこからあの厳しい芸術の世界が展開された
円い人格ではなく、角だらけの人間であった。そういう啄木を好まぬ人でも、その作品の中に見える自負と謙虚という矛盾を一つの塊として受けとることが出来るのではないだろうか
詩人石川啄木は明治41年1月21日雪の釧路にひとり降り立った。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/08/02
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する