鑑真和上に捧げた10年の大作「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」
- 4.5
- 旅行時期:2019/07(約6年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
札幌 クチコミ:224件
北海道立近代美術館で開催中の「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」を観覧しました。
「鑑真和上坐像」を安置する御影堂内の障壁画と厨子の扉絵の制作を依頼された東山画伯は、構想から約10年の歳月をかけ、鑑真和上に捧げる全68面の障壁画大作を完成されたそうです。
現在 御影堂の修理が行われていることから、通常は非公開(鑑真和上のご命日6月6日の前後3日間だけ公開)となっている障壁画をこの北海道で見ることができるとは…何とも有り難い企画で、実際の御影堂内を再現した展示が見事でした。
また、日本国内各地と中国へもスケッチ旅行を重ね幾度も構想を練り、20分の1スケールの小下絵、5分の1スケールの中下絵、割出図、試作など本作に取り掛かるまでに膨大な時間を費やしていたことも 「長野県信濃美術館 東山魁夷館」所蔵の作品展示でよくわかりました。
7月28日まで。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2019/07/26
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