江戸末期に日本で食できるようになりました。
- 3.0
- 旅行時期:2017/09(約8年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
長崎市 クチコミ:57件
旧自由亭横にある西洋料理発祥の碑は、仏教の教えの下で殺生が禁じられていた日本に於いて、穀物中心の食生活を送っていた日本人には肉食の習慣はありませんでした。一時戦国時代末期から江戸時代初期にかけて交易のあったオランダやポルトガルの料理をほんの一部が口にすることはあっても一般には皆無でした。そんな中で長崎出島のオランダ人の屋敷でボーイをしていた草野丈吉が、後にオランダの軍艦で料理修行を積んだ後に1863年に市内伊良林(いらばやし)にオープンした『良林亭』が民間の西洋料理店のはじまりとされています。
碑文には西洋料理の歴史として『16世紀中頃ポルトガル船の来航に始まり、西洋料理の味と技 ( わざ ) は鎖国時代、唯一の開港地長崎のオランダ屋敷からもたらされた。1800年代に至り横浜・函館などが開港され、次第に普及し更に東京を中心に国内に大きく輪を広げ、日本人の食生活に融和され現代の隆盛となった。』と書かれていました。検証するまでもなく長崎が西洋料理発祥の地であることは史実を見ても明らかですが、そうあっさりと言ってしまうのではなく、はじめてお店を始めるときの『大変だった』ことを味わうこともまたおかしという風に取るための『記念碑』である、そう捉えました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- グラバー園入口から近いです。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- ここを訪れる人も少ないでしょう。
- バリアフリー:
- 5.0
- 舗装はしてあります。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 碑と碑文だけです。
クチコミ投稿日:2017/10/25
いいね!:16票
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