別称リンガー(兄)住宅ともいいます。
- 5.0
- 旅行時期:2017/09(約8年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
長崎市 クチコミ:57件
江戸時代末期の元治元(1865)年頃にこの地に建立されたイギリス人貿易商ウィリアム・オルトの旧宅になります。後にフレデリック・リンガーの長男であるフレデリック・エラスマス・エドワード・リンがガーが住んだこともあるためにリンガー(兄)住宅とも呼ばれていました。
設計者は不明であるものの英国風の建物から英国人の設計であるとされており、施工は大浦天主堂を施工した天草出身の棟梁小山英之進が請け負ったとされており、小屋組等が話組とされているなど和風の要素が多く取り入れられているといった日本の初期洋風建築の特徴が随所に見られるものとなっています。リンガー住宅同様長崎港を眼下に見下ろす位置に建てられているために、造船の秘密保持の観点から川南造船所が昭和18(1943)年に買収し、戦後になって長崎市の所有となりました。そして昭和47(1972)年5月15日に国の重要文化財に主屋・付属屋・倉庫が指定され現在に至っています。
グラバー園内にある洋館のうち、数少ない従来から建立されていた3つの建物のうちのひとつであり、特に景色に溶け込んでいる建物のように感じながら見ていました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- グラバー園内にあります。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 雨が降っていましたが、観光客は多いです。
- バリアフリー:
- 3.0
- 考えられてはいないようです。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 違和感がありません。
クチコミ投稿日:2017/10/18
いいね!:15票
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