メルヘンチックな観光の要衝

3.5
旅行時期：2013/11（約12年前）

小樽クチコミ：336件

メルヘン交差点の名前のとおり、周囲はメルヘンチックな建物に囲まれた小樽観光のポイントです。
まず目を引くのは、高くそびえる尖塔が美しいレンガ造り風の建物、LeTAO本店です。尖塔の上まで無料で上がることができます。展望室からは小樽港や堺町通り、天狗山など見晴らしがよいです。ただ、エレベーターは展望室の直前までしかなく、そこからは階段を数段上がることになります。また、ここに来たからにはLeTAOの看板商品、ドゥーブルフロマージュは外せません。2階のカフェでいただけます。そのほか、各種ケーキなどがあります。
ほかに、見学だけでも楽しい小樽オルゴール館、国内外問わず団体観光客の定番、オタルカンがあります。しばらく佇むと、蒸気時計の情緒的な響きを聞くことができます。冬などは周囲に湯気がもうもうと立ちこめる様子がもの珍しく、タイミング良く見られたらラッキーです。
交差点の袂には常夜灯があり、夜になると点灯します。背景のLeTAOの尖塔のライトアップと合わせてこちらも情緒的な光景です。常夜灯は明治4年に作られたものを再現したものだそうです。なお、“メルヘン交差点”とロマンチックな名前が付いていますが、同場所は江戸時代中期に運上屋が置かれた歴史的な場所でもあります。小樽堺町郵便局と小樽オルゴール堂2号館との間にひっそりと小さな石碑があります。
交差点は、小樽の観光客向けのお店が建ち並ぶ堺町通りの南端です。堺町通りには、スイーツのお店、ガラス細工のお店、海鮮丼のお店、グッズのお店などが並びますがお店はここまでです。小樽築港駅のあるぱるて築港行きの小樽観光バスのバス停があるほか、交差点から坂（三本木急坂）を400ｍほど上がってほどなくのところに南小樽駅があります。