小樽運河に立寄りました。
- 4.0
- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by toratoraさん(男性)
小樽 クチコミ:1件
内陸に水路を掘ったものではなく、沖合を埋立て、陸との間に出来た水路であり、「埋立て式運河」と呼ばれる。海上に停泊した船舶からの貨物を乗せた艀(はしけ)舟を係留し、貨物の荷揚げに使われた。人力で荷揚げする方式は戦後に入り衰退していった。また、戦後は樺太等との交易がなくなったため、物流の拠点としても急速に廃れていった。
無用の長物と化し、放置されていた小樽運河はヘドロがたまり悪臭が漂うようになった。1960年代に入り、運河を埋め立てて、道路として整備する方針が小樽市から打ち出された。それに対し運河の保存運動が全国規模で高まった。市側は当初の全面埋め立てに対し、運河の半分の幅を残す妥協案を提示するが、全面保存を求める保存派と意見が折り合わないまま、1983年(昭和58年)には埋め立て工事に着手。1986年(昭和61年)には北海道道17号小樽港線 (通称:小樽臨港線)が開通する。散策路やガス灯が整備され、大きく様変わりした運河周辺は、小樽の一大観光スポットに成長し、1996年(平成8年)には都市景観100選を受賞した。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/02/24
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