蓋平館別荘跡

本郷にある蓋平館別荘跡。
とても長いキツい坂道を登ったマンションの前にある。
石碑と看板だけがある。
歌人、石川啄木...  続きを読むが此の地に家族とともに住んでいた。
北原白秋や木下杢太郎、吉井勇などが出入りしていたとの事だ。  閉じる

投稿日:2023/05/19

都営三田線春日駅が最寄駅。
春日駅Ａ６出口から北東へ約３４０ｍのところに説明板と石碑があります。
説明板によると、歌人...  続きを読む・詩人・評論家として知られる石川啄木（１８８６～１９１２）は、北海道での放浪を切りあげ創作活動に専念するため同郷の先輩金田一京助を頼って上京し赤心館に暮らすことになりました。
しかし下宿代が滞ったため、明治４１年にわずか４か月で新築間もないここに移りました。
当時は宿から富士山が見えたそうで、啄木はいたく喜んでいたといいます。
かなり急な坂の途中にあるので、景色が良かったのは想像できます。
この地では、『鳥影』を執筆するとともに、文芸雑誌『スバル』の発行名義人となりました。
碑のある坂路は新坂といい、啄木以外にも文人が多く住んでいたそうです（説明板あり）。

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投稿日:2023/03/20

上京した啄木は、はじめ赤心館に下宿したが、生活に困窮。友人であった金田一京助の助けを得て移り住んだのが、蓋平館別荘です。最...  続きを読む近まで、太平館と言旅館が建っていましたが、現在はマンションとなっています。その片隅に、啄木の詩を刻んだ石碑が置かれています。この界隈は坂が多く、また徳田秋声の旧居など、多くの文人が暮らした跡があるので、それらを辿りながら散策するのがお勧めです。  閉じる

投稿日:2022/03/07