下総国分尼寺跡

国府台駅から徒歩２５分くらいのところにあるスポット。奈良時代に各地に建立された国分寺と国分尼寺だが、国分尼寺の遺構が残され...  続きを読むているのは珍しいと感じた。遺構といっても現在は芝生の敷かれた公園となっており、わずかに建物があったことを示す表示板と礎石があるのみだった。歴史をめぐる散策に立ち寄るのもよいかと感じた。  閉じる

投稿日:2023/01/02

下総国分寺と同様に、聖武天皇の詔により建てられた下総国分尼寺です。旧国分寺の一部とされていましたが、昭和7年の発掘調査で「...  続きを読む尼寺」と墨書された土器から国分尼寺跡ということがわかりました。現在は国分尼寺跡公園として整備され、国の史跡に指定されています。金堂と講堂の基壇が記された石柱および模擬礎石が配置されています。その他、尼坊、中門、南門等が確認されている。私には、石碑と文章の説明位だけでは想像することが困難なので、発掘時の写真を含む案内版（説明版）が欲しいものです。ここから東に約500M程行くと下総国分寺寺跡がるので、併せて見学することをお勧めします
「日時」2021年12月15日
「アクセス」ＪＲ総武線市川駅より徒歩40分
  閉じる

投稿日:2022/12/14

　最寄駅の京成本線「市川真間」駅から北に2.0㎞程、あるいはJR総武線「市川」駅から北に2.5㎞程です。なお、併設された駐...  続きを読む車場は無かったです。
　国分尼寺は律令時代、聖武天皇の詔により国分寺と共に、日本中に建立された尼寺で、下総国の国分寺は現在もその地に後継寺院がありますが、国分尼寺は跡地として芝生の公園となっていました。往時の寺域は東西340m、南北300mの広さだったそうですが、現在、中央を道が横切っており、公園は二分割されていました。公園には礎石を模した石碑や段差等があるため、金堂や講堂があった場所がなんとなくわかりました。下総国分寺は法隆寺式伽藍配置だったそうですが、下総国分尼寺は東大寺式伽藍配置だそうです。周りは比較的新しい住宅地のようで、敷地内にもポツンと家が1件入り込んでいたため、公園化の整備にあたり、いろいろな経緯があるんだろうなと勝手に想像してしまいました。
　なお、南東500m程に平坦な道を住宅地と畑を抜けていくと下総国分寺が、南西500m程には坂を降りて、こちらは昔ながらの住宅地を抜ける坂を昇った運動公園には下総総社跡があります。  閉じる

投稿日:2021/09/27