仲間樋川

ゆいレール浦添前田駅から徒歩で１５分ほどの住宅地の中にひっそりと佇む「仲間樋川」は鬱蒼とした木々に覆われた別世界の様相です...  続きを読む～。

場所的に地図が無いと口頭では伝え難いところですが、駅から警察署通りを市役所方向へ進み浦添中学校沿いに右へ曲がりそのまま坂道成りに進むと四差路に鬱蒼とした木々が現われその角に石碑”史跡仲間の拝所群”とあれば辿り着けます。

数段の石段を下りて琉球石灰岩で造られた大きな水槽に今も地下水が脈々と注がれています～。
古の琉球王国時代から日常の飲用から生活用水として利用されて来た浦添最大の井泉として利用されて来たところです。
当時から井泉の水は清浄された霊力を持つと言われ信仰や祈りの場として大切人されて来たようです。

周囲は多くの木々で囲われ日は差すものの流れる空気の違いを感じるほど神秘的な雰囲気がありますね？～。
なのに管理が余りにもいい加減なのはちょっと残念で成りません？、罰が当たらないのでしょうか？…。

でも脈々と流れ落ちる水を観ていると思わず口を付けて飲んでみたくなりますが、止めておきましょう！？…。  閉じる

投稿日:2022/03/22

浦添の住宅地のある山の中にひょっこり現れるスポット。正確には丘の中の窪地みたいなカンジの場所。ココにちょっと珍しい史跡があ...  続きを読むるのです。

湧水を水路で引っ張ってきて、泉のようにして。それをみんなで使うのです。今は水道が普及したから使わなくなったけど。内地で言えば、井戸を掘って日常使いにしてたのと同じ感覚。飲料水として使ったりお洗濯なんかに使ったり。

ココのは2009年に復元整備されて、まるで古代遺跡のような重厚感。日常使いの場所だったらしいけど、今は厳かで神秘的な雰囲気を醸し出しています。  閉じる

投稿日:2021/08/25

沖縄を旅していると樋川（フィージャー）と呼ばれる、湧水に樋を通して組みやすい形状にした井泉に出会うことがありますが、この仲...  続きを読む間樋川もその一つです。

その歴史はかなり古いもので、18世紀前半の首里王朝時代の文献にもその存在が登場しているそうです。

ただ、生活用水としての利便性も求められる施設という側面もあって、昭和10年にはコンクリートを用いた構造で水タンクが設けられて、現在の姿になったそうですが、平成21年の整備においては、この水タンクが本来の景観を損ねているという判断もあって、上部が切り取られたため池の姿として生まれ変わっています。

上水道が整備される以前の昭和40年代頃までは、生活用水としても機能していたそうですが、現在では”聖なる水”への信仰対象の拝所として、地元の方に大切にされています。一観光客的視点からは、住宅街の中に静かに佇む神秘的な雰囲気が、何とも美しく感じられました。  閉じる

投稿日:2021/05/29