仲間地域の人々の生活を守ってきた井泉です
- 4.0
- 旅行時期:2021/03(約5年前)
-
-
by ケロケロマニアさん(男性)
宜野湾・北谷・中城 クチコミ:26件
沖縄を旅していると樋川(フィージャー)と呼ばれる、湧水に樋を通して組みやすい形状にした井泉に出会うことがありますが、この仲間樋川もその一つです。
その歴史はかなり古いもので、18世紀前半の首里王朝時代の文献にもその存在が登場しているそうです。
ただ、生活用水としての利便性も求められる施設という側面もあって、昭和10年にはコンクリートを用いた構造で水タンクが設けられて、現在の姿になったそうですが、平成21年の整備においては、この水タンクが本来の景観を損ねているという判断もあって、上部が切り取られたため池の姿として生まれ変わっています。
上水道が整備される以前の昭和40年代頃までは、生活用水としても機能していたそうですが、現在では”聖なる水”への信仰対象の拝所として、地元の方に大切にされています。一観光客的視点からは、住宅街の中に静かに佇む神秘的な雰囲気が、何とも美しく感じられました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/05/29
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する