中央区築地3丁目にある築地本願寺を訪ねた折境内で見たものの一つが この 台湾物故者の霊 の石碑で、正門を入ると右手の突き...
続きを読む当りの右手前に、正門の右手 (晴海通り) 方向にある西門から入ると左手に建ててあります。
「台湾物故者の霊」と彫られた御影石の台の上に、真ん丸の大きな御影石が載せられ、共にとても綺麗なので分かり易いです。
左手前にある説明板「台湾物故者遺骨安置所建設の由来」によると、
太平洋戦争敗戦後、台湾各地に放置されていた日本人物故者の墓地は、昭和32~36年に整理され、台北、台中、高雄の三か所に日本人遺骨安置所がつくられ、1万3千余人の遺骨が納められた。
その後、これら全員の分骨を故国に持ち帰ることができ、昭和38年「台湾物故者慰霊塔建設会」により、本願寺築地別院 (当時) に遺骨安置所が建設された。
などとともに、境内整備に伴い、現在、遺骨は合同墓に納められている。
とのことです。
これを見ると、太平洋戦争敗戦後、苦労した関係者の努力が窺える と思うのでご覧になっては如何でしょう。
なお、この石碑がとても綺麗に見えるのは、境内整理に伴い新しくされたのでは と思います。
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投稿日:2020/01/31