糸我稲荷神社

熊野古道沿いにある神社。建物はまあ普通ですがよく整備されています。コロナの影響で手水場を閉鎖しているところが多いですが、こ...  続きを読むちらは手水場の水面一面にに紫陽花の花を浮かべて参拝客を迎えてくれました。
境内にとても大きな楠があり「延命長寿の楠、手をふれてパワーを授かる」とありましたので、僕もパワーをいただいてきました。  閉じる

投稿日:2022/07/12

山の中にある稲葉根社の下宮として創建された神社です。
京都にある伏見稲荷よりも60年古い記録が残っているため、社殿の額や...  続きを読む幟に『本朝最初』と書かれています。
白河法皇が熊野詣の際に立ち寄り、駕籠を留めたとされる場所も残っています。  閉じる

投稿日:2022/07/27

御由緒記に、創建は孝徳天皇白雉3年（652年）の春とあります。伏見稲荷大社より60年ほど古く、さらに、起源は安閑天皇の代ま...  続きを読むで遡ると伝わっているそうです。
境内の東側を熊野古道が通っており、白河法皇が休憩されたという伝承もある場所です。

拝殿は、割拝殿のような建物です。近郷の神社を合祀した、コンクリート建ての社殿もあります。長い歴史のある神社ですが、拝殿や境内社には古さを感じられません。

狭い境内ですが、樹齢500年を超えるとされる楠の大木があります。樹々が木陰をつくり、小鳥たちの鳴き声が聞こえ、休憩には心地よい場所です。
素朴な手水舎が道路の向かい側にあり、熊野古道が越える糸鹿峠の山並みが見えます。
観るよりも、感じたり偲んだりする旧跡であると思います。

幹線道路沿いではなく、アクセスは少し不便なところです。最寄り駅の紀伊宮原駅からは、熊野古道を20分あまり歩いたところです。
東隣には、有田市内にある熊野古道の史跡を紹介する「くまの古道歴史民俗資料館」があります。  閉じる

投稿日:2017/01/31