虎ノ門金刀比羅宮
寺・神社・教会
3.50
虎ノ門金刀比羅宮 クチコミ・アクセス・周辺情報
三田・田町・芝浦 観光 満足度ランキング 8位
讃岐の金刀比羅大権現を勧請したもの。ご神徳は海上守護、大漁満足は勿論のこと、五穀豊穣・殖産興業・招福除災の神として広く庶民に尊信され、東国名社の一つとして知られています。
ピックアップ クチコミ
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満足度の高いクチコミ
高層ビルの一角にある金刀比羅宮
4.5
- 旅行時期 2025/05
- by 3104ねえねえさん
高層ビルの一角にある神社です。拝殿前の銅鳥居には立体的な四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)がいました。御祭神は《大物主神》と... 続きを読む《崇徳天皇》です。『虎ノ門・琴平タワー』と『金刀比羅宮』が一体化した感じです。四国の『金刀比羅宮』の《金刀比羅大権現》を勧請した神社だそうです。 閉じる
クチコミ・評判
3.5
(111件のクチコミ)- アクセス:
- 4.02
- 地下鉄虎ノ門駅からすぐ。 by けついちさん
- 人混みの少なさ:
- 3.56
- 土日でしたがすいてました。 by けついちさん
- バリアフリー:
- 3.56
- 車いすの方でも参拝しやすいとおもいます。 by けついちさん
- 見ごたえ:
- 3.64
- 社務所がオフィスビルの一階になっていて驚き。 by けついちさん
1~20件(全111件中)
-
手水舎
- 4.5
- 旅行時期:2023/05(約3年前)
- 0
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虎ノ門琴平タワー
- 4.0
- 旅行時期:2023/04(約3年前)
- 0
-
都会的
- 4.0
- 旅行時期:2023/03(約3年前)
- 0
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ビルのなかに
- 4.0
- 旅行時期:2023/03(約3年前)
- 0
-
社務所はビルの下
- 3.5
- 旅行時期:2023/03(約3年前)
- 0
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他では見ることができない現代的な空間
- 3.0
- 旅行時期:2022/12(約3年前)
- 0
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超近代的なオフィスビルの足元に立派な神社がありました。
- 3.0
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
- 0
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超高層オフィスビルと一体型の神社として憩いの空間となっています!
- 4.0
- 旅行時期:2022/09(約3年前)
- 7
『虎ノ門金刀比羅宮』は、「桜田通り(国道1号)」と「外堀通り(都道405号)」が交差する「虎ノ門・交差点」から「桜田通り」... 続きを読むを南側(横浜方面)におよそ100メートル(徒歩1分程度)向った通り沿いに位置し、祭神として「大物主神」・「崇徳天皇」を祀る港区虎ノ門1丁目に鎮座する神社です。
『虎ノ門金刀比羅宮』の歴史は、徳川幕府・第4代将軍「徳川家綱」の時代である1660年(万治3年)に讃岐国(現:香川県)丸亀藩・初代藩主「京極高和」が当時の丸亀藩領内にあった山号を「象頭山」、院号を「金光院」と号する「松尾寺」境内の堂宇で神仏習合の神として祀られていた「金毘羅大権現」が、戦国時代に瀬戸内海で活躍した「塩飽水軍」などにより金毘羅参詣信仰が西日本を中心に浸透し、”讃岐の金毘羅さん”と親しまれ瀬戸内海の舟運などを利用した金毘羅参詣が盛んであったこともあり、「金毘羅大権現」の分霊を当時の江戸府内の芝・三田の地にあった丸亀藩上屋敷内に勧請(神様の分霊を迎え祀ること)したのが始まりとされています。
その後の丸亀藩・第2代藩主「京極高豊」の代となる1679年(延宝7年)に丸亀藩上屋敷が「江戸城」の裏鬼門にあたる「虎ノ門見附」付近に移転したことに伴い、丸亀藩上屋敷内「金毘羅大権現」も現在の地に遷座(神様の場所を移すこと)しています。
さらに江戸時代中期には江戸庶民の間でも金毘羅参詣信仰が広まり讃岐国への金毘羅参詣が庶民の憧れとなる中で庶民からの要望に応えるため丸亀藩上屋敷内「金毘羅大権現」を一般庶民が参詣できるように徳川幕府に願い出ることで毎月10日に限り参詣が許されています。
この丸亀藩上屋敷内「金毘羅大権現」参詣の様子は、徳川幕府・第14代将軍「徳川家茂」の時代である1862年(文久2年)に2代目「歌川広重」が錦絵「江戸名勝図会 虎の門」に描かれており、錦絵からは丸亀藩上屋敷内に「金毘羅大権現」と書かれた大きな幟とあわせて上屋敷門に行列をつくる庶民の様子が伺え、金毘羅参詣が江戸庶民に定着した行事となっていたことが推測できます。
明治維新を向かえると明治政府の神仏分離政策のもと神仏習合の神として祀られていた「金毘羅大権現」が「大物主神」と同体であるとして1869年(明治2年)に「事比羅神社」と改称、さらに1889年(明治22年)になると『金刀比羅宮』に改称され現在に至っています。
今回は、久しぶりに「虎ノ門」を訪れる機会があり短時間でしたが周辺エリアを散策して廻りながら『虎ノ門金刀比羅宮』に初めて立ち寄り参拝とともに写真撮影しました。
現在の社殿は太平洋戦争で焼失したのちの1951年(昭和26年)に拝殿および幣殿部分を総尾州(木曽)檜による権現造りの銅板葺き屋根として再建、幣殿奥の本殿を1983年(昭和58年)に鉄筋コンクリート造の銅板葺き屋根として復興された建物で2001年(平成13年)に「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。
そのほか社殿正面に配置されている鳥居は、徳川幕府・第11代将軍「徳川家斉」の時代である1821年(文政4年)に奉納された左右の柱上部に東西南北の四方の守護神(霊鳥霊獣)とされる四神(東:青龍・西:白虎・南:朱雀・北:玄武)の彫刻が施されているのが特徴的な銅製の明神型鳥居があり、「港区指定有形文化財・建造物」として2001年(平成13年)に指定されているほか、この銅製鳥居の脇にある心願が叶えられたお礼に建立されたとされる「百度石」が保存されていることが貴重であるとして1997年(平成9年)に「港区文化財総合目録」に登録されているなど見どころもあります。
「桜田通り」に面した境内には、2004年(平成16年)に竣工の高さ115.2メートル・地上26階建ての社務所施設が入る超高層オフィスビル「虎ノ門琴平タワー」が建ち、ビル下層部分の高さ10.5メートルのピロティが『虎ノ門金刀比羅宮』の参道となっており、ピロティの参道など境内各所に配置されているベンチで休憩する方や参拝される方など人の絶えない都心の一等地に広がる超高層オフィスビルと一体型の神社として憩いの空間となっています。
境内にある神楽殿では毎月10日に里神楽が奉納されているとのことなので、機会があれば里神楽の奉納にあわせて参拝してみたいと思います・・・ 閉じる投稿日:2022/09/23
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ビルの敷地内にある!
- 3.5
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
- 0
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参拝
- 3.5
- 旅行時期:2022/03(約4年前)
- 1
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超一等地の金刀比羅宮
- 4.0
- 旅行時期:2022/03(約4年前)
- 0
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銅の鳥居
- 3.5
- 旅行時期:2022/01(約4年前)
- 0
-
ビル街にある神社
- 3.5
- 旅行時期:2021/12(約4年前)
- 6
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ビルの下、脇
- 3.5
- 旅行時期:2021/10(約4年前)
- 0
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高層ビルと一体化しています。
- 3.0
- 旅行時期:2021/08(約4年前)
- 0
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ビルの合間にある神社 虎ノ門金刀比羅宮
- 4.5
- 旅行時期:2021/07(約4年前)
- 5
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都会の中の宮
- 3.0
- 旅行時期:2021/04(約5年前)
- 0
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オフィス街の真ん中にあります。
- 4.0
- 旅行時期:2021/02(約5年前)
- 0
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これほど人の少ない光景は初めてです
- 3.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
- 0
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毎月10日は里神楽が奉納されます
- 4.0
- 旅行時期:2020/07(約5年前)
- 0
投稿写真
基本情報(地図・住所・アクセス)
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