地元の人は全く分かっていないが、いろいろ先進的で、魅力のある路線。地元の人にとって、この弘南鉄道など、高校生の移動手段であ...
続きを読むるだけで、大人になってしまえば、あるいは中学生までまでには、存在しないかのように思われています。しかしながら、落ち着いて全国の他の鉄道と比較してみましょう。いろいろ凄いことがわかります
1.30分(1時間)間隔のラウンドダイヤ
鉄道の利用促進策を考えたされる時、切り札として取られるのがこの「毎時何分発」を決めることです。しかし、それを実現している路線はなかなかありません。でも、そうであれば、利用者は時刻表が頭に入りますから、かなり気楽に利用できます。これを、古くから実践しているのが弘南鉄道です。所要時間はちょうど30分と言うことで、都合が良いと言うこともありますが、この時刻は利用客目線に立ったものと言え、非常に使いやすい便利なものです。
2. 元祖レストラン列車
レストラン列車は全国各地でブームですが、この弘南鉄道は30年以上前から「けの汁列車」「納涼列車」「忘年列車」など、社内でお料理を楽しむ列車をかく季節に運転しています。参加できれば、非常に楽しいものとなるでしょう。残念なのは、告知が電車内の掲示板だけだということで、インターネットの鉄道サイトなどを利用し、もっと旅行者に広く宣伝すれば、郷土料理を楽しく味わえると言うことで、かなりの人気になるものと思われます。
3. 電気機関車と除雪車
冬の除雪列車に使用される電気機関車と除雪車はどちらも非常に貴重なものです。電気機関車は、大正時代にウェスティングハウスで製造されたもので、かつては西武鉄道で走っていたものです。大正時代の輸入電気機関車がこれほど定期的に走っているのはここだけでしょう。(時折、普通の本東急7000系電車が除雪車を牽引している時もあります)
除雪車も、国鉄時代から使われているいわゆる「雪かき車」で、非常に貴重なものです。
戦前に製造された車両です
ということで、これらの車両等を含め、いろいろ観光資源になるということです。
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投稿日:2018/05/08