1日列車が3往復しか停車しない秘境駅です。ただ、秘境といっても山奥にある訳ではなく、石狩平野の片隅にあるローカル線駅です。...
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北海道の中心、札幌駅から出ているJR学園都市線ですが、鶴沼駅まで来るとその本数は激減します。石狩当別駅(または次の北海道医療大学駅)までは本数もあり電化されているのですが、そこから本数は極端に減り、鶴沼駅の1つ手前の浦臼駅では1日6往復。そこで更に減り、終点の新十津川までは1日3往復です。
線路の整備状況も悪く、列車はあまりスピードを出せません。よっこらよっこら進む感じで、乗っていてもどことなくふらふらしているようです。
鶴沼駅は単線に粗末なホームがあり、待合室の小屋があるだけです。裏手は田んぼで用水路が注ぎこみ、駅前は数軒の民家などの建物がある程度です。ホームに立つと、浦臼山そして奥にピンネシリと樺戸山地の山並みが見えます。学園都市線と平行して、国道275号線が通っているので、ひどく寂しい感じではないですが、人通りもなく、閑散としています。
付近にはこれといったものは無いですが、駅の南側、2~300mのところに田園空間博物館として、廃校となった鶴沼小学校の建物を利用した農機具展示施設があります(5月~9月の土日祝日10時~16時開館。ただし0125-68-2114(役場)まで要連絡)。また、1kmほどのところには、道の駅つるぬま(10時~17時・月曜定休)や浦臼温泉、つるぬま公園などがあります。
駅の近く(旧鶴沼小学校付近)には鶴沼市街バス停があり、滝川駅または浦臼駅行きのバスが1日5本(休日4本)停まります。
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投稿日:2015/01/15