奈良時代に書かれた「豊後国風土記」に"赤湯泉"の名で記された、
1300年以上前から存在する日本最古の天然地獄です。
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その希少性が認められ、平成21年に国の名勝に指定されました。血の池地獄を一言で表すと「赤い熱泥の池」と言えます。昔からこの赤い熱泥で皮膚病薬(現在の血ノ池軟膏)をつくったり、布や家の柱などの染色を行っていたそうです。
泉質:酸性緑礬泉
面積:約1300㎡(420坪・840畳)
深度:約30m(粘土のため最深部不明)
摂氏:約78度
湧出量:約1800kl./1日
広さは1300平方メートル、深さは30メートル以上、温度は摂氏78度で、酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ赤い熱泥が噴き出している。発見当時は、赤湯泉や赤池などと呼ばれていたが、仏教思想の地獄観に基づいて“血の池地獄”と呼ばれるようになった。
血の池地獄は、かつてはたびたび爆発を起こし、周囲の山にも被害をもたらしていたという。その後、爆発を防ぐために池のかくはん作業を行うようになり、爆発は起こらなくなった。近くには、血の池の源泉からそのままひいた掛け流しの足湯「血の池足湯」もある。
【住所】
大分県別府市野田778
【入場料】
大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円
※地獄めぐり共通観覧券(7カ所)……大人2000円、高校生1350円、中学生1000円、小学生900円
※30名以上などの割り引きあり
【営業時間】
8時~17時
【定休日】
年中無休
【電話番号(問い合わせ)】
0120-459-554
【駐車場】
あり(130台、無料)
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投稿日:2019/11/03