金輪王寺・吉野朝皇居跡

後醍醐天皇が樹立した南朝の皇居跡です。金峯山寺蔵王堂の西側の階段を降りたやや奥まった場所です。実城寺を皇居にし、改められた...  続きを読む寺号が金輪王寺。現在は公園として整備されて南朝妙法殿が建てられ、後醍醐天皇その他南朝三帝の歌碑もあります。  閉じる

投稿日:2023/04/18

　足利尊氏の京都奪還で吉野に落ち延びた後醍醐天皇が行宮と定めた場所だ。蔵王堂から南朝妙法殿の方向に急な石段を降りた辺りだと...  続きを読むいう。天皇はここにあった実成寺を金輪王寺と改称し、行宮と定めた。吉野は山中で攻められにくいうえ、修験者勢力、楠木氏、北畠氏など南朝側勢力との連絡に便利だったことがこの地を選んだ理由とされる。京都奪還という捲土重来の地だったのだ。その後、実成寺は明治の廃仏毀釈で廃寺となり、跡地には南朝妙法殿が建立され、南朝の人々を弔う。蔵王堂から少し離れており、現地にはそんなオーラはないが、当時に思いを馳せると感慨深い。  閉じる

投稿日:2021/11/07

金輪王寺・吉野朝皇居跡は、蔵王堂の西側の石段を下りて行った先。いったん、吉水院に難を逃れた後醍醐天皇ですが、改めてここにあ...  続きを読むった実城寺を皇居とし、寺号を金輪王寺と改めました。後醍醐天皇は都へ帰ることはできず、ここで生涯を閉じます。
ただ、吉野山にあって、ここが必見ポイントとなっているかというとどうでしょう。蔵王堂を訪ねた人でここに寄る人は少ないような。むしろ、地味なスポットになっているような気がします。  閉じる

投稿日:2020/01/10

吉野山のシンボル金峰山寺蔵王堂の手前を右に行ったところが後醍醐天皇が皇居とした吉野朝（南朝）宮跡です。元は実城寺という寺で...  続きを読む寺号を金輪王寺に改名、徳川時代弾圧で寺号を没収され元の実城寺に、明治時代の廃仏毀釈で廃寺となり今は桜に囲まれた美しい皇居跡公園となっています。三重塔が素敵な姿を見せてくれます。  閉じる

投稿日:2019/09/08

　金峯山寺の奥辺りに位置し、2018年１月28日の日曜日に訪れました。
　金峯山寺の境内から見える三重の塔らしき建築物が...  続きを読むその吉野朝宮跡で、2018年１月28日現在、「南朝妙法殿」として利用されていました。しかし当日、その吉野朝宮跡へ向かったところ、金峯山寺の境内から階段を下りた辺りに「この辺りが吉野朝宮跡」の旨の案内掲示があり、当初はその辺りが吉野朝宮跡と思ってしまいました。しかし念の為、その三重の塔らしき建築物を見ようと向かったところ、この建築物が　吉野朝宮跡だと分かり、案内掲示に騙されました。
　そんなわけで吉野朝宮跡を見ようとする際は案内掲示に騙されることなく、三重の塔を目印に向かってください。
　ちなみに案内掲示に示されているのはごく普通の山林でした。  閉じる

投稿日:2018/03/09