諏訪大社に御参りに来た。
JR茅野駅で下車して諏訪大社まで歩く。
諏訪大社には4つの御社があり前宮、本宮、春宮、秋宮が...
続きを読むあるが前宮、本宮まで行くには茅野駅で降りるのが最短だろう。
駅から地図を頼りに歩いて30分で前宮につく。前宮は薄暗く神秘的な空間が広がっていた。
鳥居をくぐりまず最初に目にするのは十間廊という建物。
御頭祭と言い鹿の頭25が供えられる祭りが行われるところである。
一つの説に御頭祭はアブラハムのイサク奉献伝承の再現なのだそうだ。
ほかにも十間廊のサイズが古代イスラエルの幕屋と同じだそうだ。
幕屋は長さが30キュビト(13メートル)、幅が10キュビト(約4メートル半)で、十間廊も同じ大きさで、入口が東側にあるところまで同じとのこと。
それに諏訪大社の本尊は守屋山という山でモリヤとはエルサレムの神殿のある山だと言う。
本当かどうかは置いといて拝殿から御参りをした。
拝殿の両脇には御柱がたっている。
イスラエルミステリーを後にし拝殿を背にして左にまっすぐまた20分くらい歩くと本宮の鳥居が見えてくる。
前宮からだと本宮正面からではなく入口御門という長い長い廊下のような門をくぐり境内に入る。
本殿は立派な建物で息をのむ。
周りの彫刻もまたての凝ったものばかりで見ていて楽しい。
相撲の土俵や天皇の私的な祈祷を行う勅願殿などを見て本宮の裏の法華寺へ向かう。
この寺は織田信長が甲州征伐の折に本営を置いた場所で信長が明智光秀を愚弄して恨まれ本能寺の変の原因を作ったのもこの寺とされている。
本堂は比較的新しくコンクリートの建物であるが本堂の裏には忠臣蔵の吉良上野介の孫の吉良義周の墓がある。
赤穂浪士討ち入りの時の義周の当日の対応は「不届き」として改易の上、信濃諏訪藩にお預けとされその地にて21歳の若い生涯をとじた悲劇の武将の墓はこじんまりとあった。
諏訪大社前宮、本宮へは茅野の駅からバスも出ているのだが本数が少ないので体力に自信のある方は茅野駅から歩いていきことをお勧めする
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投稿日:2012/04/27