大手の尊大さを見た。

今年の６月、福岡からアムステルダム経由でブダペストまで往復で利用。

行きの便はよかったのだが、帰りが散々だった。

まず、機内に乗り込む前のチェックで。

＿ボディチェックをされるとき、両手を挙げさせられるのだが、ちょっとでもその手を下げようものなら、ぴしっとその腕を叩かれる。それが、ちょっと下げる度にぴしっ。２、３回やられた。まるで、家畜を扱うかのように。

＿手荷物に関しても、中にうっかり100ｍｌを超える化粧水のビンをいれてしまっていたところ、中年男性の係員に、横柄にポイッと捨てるように出されて、「何だ？お前。モンクあんのか」といわんばかりの態度。
　抗議すると、「知らねぇのか、お前！」の目つきと、言い方。

そして、機内では

＿エコノミー席のいくつかを、追加料金で＜カムフォタブル＝心地よい？＞シートへグレードアップできます。と、これもモニターで見ている映画を何度も中断させては、しつこくアナウンス。
　確かに、エコノミー席は狭いが、カムフォタブル、とうたっている席と、さほど変わりはなかった（ちょいと座ってみて確認済）。もったいぶっていうほどのことではないのに、もう、う・る・さ～い。

＿それに加えて、座席の割り振りは乗客の重さを考慮し(どうしてそんなことが可能なのか、不明）、指定の座席から移動しないように、とこれまたしつこく言われる。
　空き座席に身を横たえようとする人に対する警告、のつもりか。

＿挙句、長いフライト、ちょっとストレッチを、とヨガよろしく後ろのトイレのドアの前でやってたら、それも、ほかの乗客に迷惑だから、やめよ、と。
　ひところ言われた、エコノミー症候群、はどうなったんだ！こんなに狭い空間で、ちょいとばかり手足を伸ばすのさえ許されないのか！！！！

と、私は怒り心頭に達したのだった。