阿蘇旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 久留米から阿蘇、大分、下関を巡り、久留米へとぐるり一周して帰って来る旅に出てみました。<br /> 1日目は豊肥本線で肥後大津まで出て、「南阿蘇ゆるっとバス」で南阿蘇村を巡ります。

列車と路線バスで巡る2017年冬の南阿蘇 【阿蘇・大分・下関の旅その1】

15いいね!

2017/12/01 - 2017/12/01

523位(同エリア1407件中)

旅行記グループ 阿蘇・大分・下関の旅

0

60

ちゃん

ちゃんさん

 久留米から阿蘇、大分、下関を巡り、久留米へとぐるり一周して帰って来る旅に出てみました。
 1日目は豊肥本線で肥後大津まで出て、「南阿蘇ゆるっとバス」で南阿蘇村を巡ります。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
新幹線 JRローカル 私鉄
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  久留米からは、朝7時40分の「さくら」で熊本へ。新幹線開業から6年半が過ぎましたが、ノンストップ20分は今もって驚異の早さです。

     久留米からは、朝7時40分の「さくら」で熊本へ。新幹線開業から6年半が過ぎましたが、ノンストップ20分は今もって驚異の早さです。

    久留米駅

  •  しかもネット早得で席を抑えておいたので、熊本までわずか2,570円。在来線時代の特急回数券と大差ない金額で乗れて、ありがたや。

     しかもネット早得で席を抑えておいたので、熊本までわずか2,570円。在来線時代の特急回数券と大差ない金額で乗れて、ありがたや。

  •  熊本から肥後大津までは、JR豊肥本線の電車でGO。熊本駅朝8時11分発といえば逆方向のように感じるけど、官庁街の水前寺や、東海学園高校への流れがあり、ぎゅう詰めの都会のラッシュです。2両と短いせいでもあるけれど。<br /> 東海学園を出れば、全員座れる程度の乗り具合になりました。<br />

     熊本から肥後大津までは、JR豊肥本線の電車でGO。熊本駅朝8時11分発といえば逆方向のように感じるけど、官庁街の水前寺や、東海学園高校への流れがあり、ぎゅう詰めの都会のラッシュです。2両と短いせいでもあるけれど。
     東海学園を出れば、全員座れる程度の乗り具合になりました。

    JR豊肥本線 (阿蘇高原線) 乗り物

    不通区間には代行バスも走っています…が。 by ちゃんさん
  •  肥後大津駅にはいつの間にか、阿蘇くまもと空港駅なる副駅名が。空港まではえらい離れているのに、ずいぶん上げ底な愛称だなと思ったら、駅前に「空港ライナー」がやって来ました。<br /> 30分ごとに走るジャンボタクシーで、空港まではわずか15分。しかも運賃無料!満席になれば、続行便を仕立てるんだそうです。市内からのバスは渋滞に巻き込まれることもあるし、熊本空港を使う機会があれば試してみよう。<br />

     肥後大津駅にはいつの間にか、阿蘇くまもと空港駅なる副駅名が。空港まではえらい離れているのに、ずいぶん上げ底な愛称だなと思ったら、駅前に「空港ライナー」がやって来ました。
     30分ごとに走るジャンボタクシーで、空港まではわずか15分。しかも運賃無料!満席になれば、続行便を仕立てるんだそうです。市内からのバスは渋滞に巻き込まれることもあるし、熊本空港を使う機会があれば試してみよう。

    肥後大津駅

  •  「JR肥後大津駅」より「阿蘇くまもと空港駅」の看板の方がでかい!駅前に待つのが、これから乗る「南阿蘇ゆるっとバス」高森行きです。<br /> 発車直前、阿蘇・大分方面の特急バスと間違えた外人さんが乗ってきましたが、バスの運転士さん、慣れた感じで案内されていました。さすが、地震後も阿蘇は国際的観光地です。<br />

     「JR肥後大津駅」より「阿蘇くまもと空港駅」の看板の方がでかい!駅前に待つのが、これから乗る「南阿蘇ゆるっとバス」高森行きです。
     発車直前、阿蘇・大分方面の特急バスと間違えた外人さんが乗ってきましたが、バスの運転士さん、慣れた感じで案内されていました。さすが、地震後も阿蘇は国際的観光地です。

  •  熊本地震では、交通網も大きな被害を受けました。南阿蘇ゆるっとバスの白水ルートは、1日6往復(他に快速2往復)。豊肥本線と南阿蘇鉄道が不通の今、南阿蘇への頼れる足です。

     熊本地震では、交通網も大きな被害を受けました。南阿蘇ゆるっとバスの白水ルートは、1日6往復(他に快速2往復)。豊肥本線と南阿蘇鉄道が不通の今、南阿蘇への頼れる足です。

  •  阿蘇方面へ行くのは、昨年(2016年)9月の南阿蘇鉄道の土砂出しボランティア以来。当時は阿蘇大橋も長陽大橋も不通で、ミルクロードから赤水方面へ大きく迂回して、南阿蘇を目指しました。<br /> 3ヶ月前に長陽大橋が復旧したので、ミルクロードに曲がらず、国道57号線直進します。阿蘇・大分方面は引き続き不通なので、交通量は激減。地震前、行楽シーズンには4車線でも渋滞していたのを思い出します。<br />

     阿蘇方面へ行くのは、昨年(2016年)9月の南阿蘇鉄道の土砂出しボランティア以来。当時は阿蘇大橋も長陽大橋も不通で、ミルクロードから赤水方面へ大きく迂回して、南阿蘇を目指しました。
     3ヶ月前に長陽大橋が復旧したので、ミルクロードに曲がらず、国道57号線直進します。阿蘇・大分方面は引き続き不通なので、交通量は激減。地震前、行楽シーズンには4車線でも渋滞していたのを思い出します。

  •  大規模ながけ崩れが起きた立野地区は、1ヶ月前に長期避難が解除されたばかり。帰還した住民は、まだわずかと聞きます。<br /> 本格的な土砂崩れの復旧は2020年までかかる見通しとのこと。土砂に埋まった豊肥本線も見え、素人目にも復旧までの道のりはまだまだ遠いように感じられます。<br />

     大規模ながけ崩れが起きた立野地区は、1ヶ月前に長期避難が解除されたばかり。帰還した住民は、まだわずかと聞きます。
     本格的な土砂崩れの復旧は2020年までかかる見通しとのこと。土砂に埋まった豊肥本線も見え、素人目にも復旧までの道のりはまだまだ遠いように感じられます。

  •  バスは立野病院まで乗り入れ、折り返し。立野地区への唯一の公共交通機関ですが、他の乗客はありません。ダイヤには相当余裕があるようで、時間調整でしばし停車しました。<br /> 熊本地場のお弁当チェーン「ヒライ」は、1月12日に営業再開とのこと。少しずつ、一歩一歩。<br />

     バスは立野病院まで乗り入れ、折り返し。立野地区への唯一の公共交通機関ですが、他の乗客はありません。ダイヤには相当余裕があるようで、時間調整でしばし停車しました。
     熊本地場のお弁当チェーン「ヒライ」は、1月12日に営業再開とのこと。少しずつ、一歩一歩。

    おべんとうのヒライ 立野店 グルメ・レストラン

  •  仮復旧が完了した長陽大橋を渡り、阿蘇の谷を越えます。深い渓谷をのぞき込めば、足もすくむような高さ。今は不通の、南阿蘇鉄道の車窓を思い出しました。

     仮復旧が完了した長陽大橋を渡り、阿蘇の谷を越えます。深い渓谷をのぞき込めば、足もすくむような高さ。今は不通の、南阿蘇鉄道の車窓を思い出しました。

  •  南阿蘇村を横断し、中松駅前で下車。部分運行している、南阿蘇鉄道の仮の終点です。<br /> 寒っ!この冬一番の寒さとなった朝、まして標高の高い内陸部の阿蘇とあって、0度近い冷え込みです。<br />

     南阿蘇村を横断し、中松駅前で下車。部分運行している、南阿蘇鉄道の仮の終点です。
     寒っ!この冬一番の寒さとなった朝、まして標高の高い内陸部の阿蘇とあって、0度近い冷え込みです。

    中松駅

  •  駅のトイレの注意書き(笑)。

     駅のトイレの注意書き(笑)。

  •  列車の時間まで30分以上あったので、駅から歩いて5分の、池の川水源を訪ねました。<br /> 南阿蘇村には有名な白川水源の他にも、至る所に水源が点在。生活に密着して使われています。水の生まれる里は、ダテじゃないっす。<br />

     列車の時間まで30分以上あったので、駅から歩いて5分の、池の川水源を訪ねました。
     南阿蘇村には有名な白川水源の他にも、至る所に水源が点在。生活に密着して使われています。水の生まれる里は、ダテじゃないっす。

  •  こんこんと湧き出る水は、当たり前のように透明。ペットボトルに詰めれば、阿蘇の恵みを携帯できます。

     こんこんと湧き出る水は、当たり前のように透明。ペットボトルに詰めれば、阿蘇の恵みを携帯できます。

  •  中松駅に戻ってきました。<br /> 阿蘇の外輪山を望むホームは、のどかな風景。5年前、職場の同期達とワイワイ訪れた時と、何も変わらないように見えます。<br />

     中松駅に戻ってきました。
     阿蘇の外輪山を望むホームは、のどかな風景。5年前、職場の同期達とワイワイ訪れた時と、何も変わらないように見えます。

  •  しかし立野方面の線路は赤錆び、列車が走ることはありません。

     しかし立野方面の線路は赤錆び、列車が走ることはありません。

  •  高森方面からの列車が、無人でやって来ました。駅で7分停車し、折り返し10時20分発の高森行きになります。<br /> 12月1日以降の冬季は、平日、土休日関わらず、高森~中松間を3往復するのみの超閑散ダイヤです。春が来れば、休日はきっとトロッコ列車を交えた4往復運転に戻ってくれるものと思われます。<br />

     高森方面からの列車が、無人でやって来ました。駅で7分停車し、折り返し10時20分発の高森行きになります。
     12月1日以降の冬季は、平日、土休日関わらず、高森~中松間を3往復するのみの超閑散ダイヤです。春が来れば、休日はきっとトロッコ列車を交えた4往復運転に戻ってくれるものと思われます。

  •  運行車両は、1998年製のMT3010形。宝くじの助成を受けた、レトロ仕様の車両です。<br /> 高森行きの乗客になったのは、僕ら2人だけでした。<br />

     運行車両は、1998年製のMT3010形。宝くじの助成を受けた、レトロ仕様の車両です。
     高森行きの乗客になったのは、僕ら2人だけでした。

  •  カルデラの平野を走るディーゼルカーの走りは、ゆったり、のんびり。名所では最徐行になり、運転士さんがガイドしてくれます。

     カルデラの平野を走るディーゼルカーの走りは、ゆったり、のんびり。名所では最徐行になり、運転士さんがガイドしてくれます。

  •  渓谷を渡る立野~長陽間こそ南阿蘇鉄道のハイライトだと思っていたけど、阿蘇山を眺めながらゆったりと走る現営業区間の車窓も、なかなかいいものです。

     渓谷を渡る立野~長陽間こそ南阿蘇鉄道のハイライトだと思っていたけど、阿蘇山を眺めながらゆったりと走る現営業区間の車窓も、なかなかいいものです。

  •  吉田城御献上汲場。その昔、あまりに美味なため、お殿様しか飲めない水だったとか。<br /> 焼酎党の運転士さん、ここの水で割った水割りを晩酌にするのが楽しみなんだそうです(笑)。<br />

     吉田城御献上汲場。その昔、あまりに美味なため、お殿様しか飲めない水だったとか。
     焼酎党の運転士さん、ここの水で割った水割りを晩酌にするのが楽しみなんだそうです(笑)。

  •  明神池名水公園。カッパの像が立ちます。

     明神池名水公園。カッパの像が立ちます。

  •  今は不通の白川橋梁以外で、唯一白川を渡るポイント。源流からほとんど距離がないのに、すでに立派な川なのは、豊富な湧水量ゆえです。<br /> 通常の列車よりもずっと丁寧な解説で、徐行も徹底。3往復の列車は、ほとんど観光列車としての使命を帯びているのが分かります。短い営業区間ですが、ぜひ乗って、支援してほしい路線です。<br />

     今は不通の白川橋梁以外で、唯一白川を渡るポイント。源流からほとんど距離がないのに、すでに立派な川なのは、豊富な湧水量ゆえです。
     通常の列車よりもずっと丁寧な解説で、徐行も徹底。3往復の列車は、ほとんど観光列車としての使命を帯びているのが分かります。短い営業区間ですが、ぜひ乗って、支援してほしい路線です。

  •  わずか16分で、正真正銘の終点、高森着。南阿蘇鉄道では、始発駅と謳っています。

     わずか16分で、正真正銘の終点、高森着。南阿蘇鉄道では、始発駅と謳っています。

    高森駅

    地震で分断された南阿蘇鉄道の拠点 by ちゃんさん
  •  1日3往復のみの部分運行ながら、いやだからこそか、グッズ販売には力が入っていました。僕も、普段使いできそうなハンドタオルを買って支援です。<br />

     1日3往復のみの部分運行ながら、いやだからこそか、グッズ販売には力が入っていました。僕も、普段使いできそうなハンドタオルを買って支援です。

  •  駅舎の壁には、見慣れた西鉄のロゴが。筑紫と貝塚の社員さんからの応援寄せ書きでした。

     駅舎の壁には、見慣れた西鉄のロゴが。筑紫と貝塚の社員さんからの応援寄せ書きでした。

  •  著名な漫画家たちからの…

     著名な漫画家たちからの…

  •  応援メッセージも!<br />

     応援メッセージも!

  •  阿蘇山を背景に立つ高森駅の姿は、震災前と変わらぬ姿。立野行きの列車に乗れそうな錯覚を覚えます。

     阿蘇山を背景に立つ高森駅の姿は、震災前と変わらぬ姿。立野行きの列車に乗れそうな錯覚を覚えます。

  •  「ゆるっとバス」や「快速たかもり号」を組み合わせ、白川水源や道の駅を巡る計画でしたが、湧水トンネル公園のクリスマスイルミネーションが今日から開始と聞き、予定変更。駅から徒歩で約10分の公園を目指しました。<br /> 池の水は、そこにないかの如き透明感。鯉が浮かんでいるみたいです。<br />

     「ゆるっとバス」や「快速たかもり号」を組み合わせ、白川水源や道の駅を巡る計画でしたが、湧水トンネル公園のクリスマスイルミネーションが今日から開始と聞き、予定変更。駅から徒歩で約10分の公園を目指しました。
     池の水は、そこにないかの如き透明感。鯉が浮かんでいるみたいです。

  •  高森から高千穂を目指し、着工されたトンネル跡。大規模な湧水と、国鉄改革の方針に阻まれ途絶えた、夢の跡です。<br /> 分断された線路も、高千穂側は2008年の水害で全線廃止、高森側は地震災害で不通。厳しい現実です。入場料は300円。<br />

     高森から高千穂を目指し、着工されたトンネル跡。大規模な湧水と、国鉄改革の方針に阻まれ途絶えた、夢の跡です。
     分断された線路も、高千穂側は2008年の水害で全線廃止、高森側は地震災害で不通。厳しい現実です。入場料は300円。

    高森湧水トンネル公園 公園・植物園

    ウォーターパールは必見 by ちゃんさん
  •  トンネル内の温度は一定。夏場は涼しい観光地も、今日は避寒になります。<br /> 暗いトンネルは、真昼のイルミネーションにぴったり。冬期運休中のトロッコ列車も輝いています。<br />

     トンネル内の温度は一定。夏場は涼しい観光地も、今日は避寒になります。
     暗いトンネルは、真昼のイルミネーションにぴったり。冬期運休中のトロッコ列車も輝いています。

  •  高森町内の団体さんが競って、クリスマスツリーを演出。手作り感あふれるものあり、気合いが入っているものあり。まさに個性が輝いていました。<br /> 今日はまだ初日。名札だけが下がり、間に合っていないツリーもたくさんありました。まだ年末には遠い12月1日、間に合わせられない気持ちは分かります(笑)。<br />

     高森町内の団体さんが競って、クリスマスツリーを演出。手作り感あふれるものあり、気合いが入っているものあり。まさに個性が輝いていました。
     今日はまだ初日。名札だけが下がり、間に合っていないツリーもたくさんありました。まだ年末には遠い12月1日、間に合わせられない気持ちは分かります(笑)。

  •  ちょっと季節違いの飾りつけもそのままでした(笑)。

     ちょっと季節違いの飾りつけもそのままでした(笑)。

  •  末端部分には、常設のアトラクションが待っています。その一つが、プロジェクションマッピング「ミライズン」。<br />

     末端部分には、常設のアトラクションが待っています。その一つが、プロジェクションマッピング「ミライズン」。

  •  鏡とプロジェクターで、トンネルの天井を彩ります。実物より、写真映えがするアトラクションです。<br /> 5年前に来た時にはなかったもので、いろいろ新しい試みにチャレンジされているんですね。<br />

     鏡とプロジェクターで、トンネルの天井を彩ります。実物より、写真映えがするアトラクションです。
     5年前に来た時にはなかったもので、いろいろ新しい試みにチャレンジされているんですね。

  •  ウォーターパールは必見。水玉が空中で止まったり、ゆっくりと上がっていたりする不思議な現象が目の前で起きます。目の錯覚を利用した、科学的アトラクションです。

     ウォーターパールは必見。水玉が空中で止まったり、ゆっくりと上がっていたりする不思議な現象が目の前で起きます。目の錯覚を利用した、科学的アトラクションです。

  •  トンネル終端。実際の工事中断点は、もう少し奥になります。

     トンネル終端。実際の工事中断点は、もう少し奥になります。

  •  公園前に、なにやらおしゃれな建物が。<br /> 地産地消レストランカフェ「ウォータフォレスト」。時間もちょうど12時前。入らないという選択はありません。<br />

     公園前に、なにやらおしゃれな建物が。
     地産地消レストランカフェ「ウォータフォレスト」。時間もちょうど12時前。入らないという選択はありません。

    ウォーター・フォレスト グルメ・レストラン

    地産地消、目と舌で阿蘇の恵みを味わえるレストラン by ちゃんさん
  •  あえて窓の大きさを絞った、おしゃれな内装。ソファ席はこの後、ママ友の語らいの場になっていました。

     あえて窓の大きさを絞った、おしゃれな内装。ソファ席はこの後、ママ友の語らいの場になっていました。

  •  店の裏は線路。貴重な1日6本の列車が通過していきました。

     店の裏は線路。貴重な1日6本の列車が通過していきました。

  •  前菜、サラダ、スープ、メインにドリンクがセットになった、森ランチ(1,580円)をいただきまーす!<br /> 地の野菜、阿蘇の恵み。<br />

     前菜、サラダ、スープ、メインにドリンクがセットになった、森ランチ(1,580円)をいただきまーす!
     地の野菜、阿蘇の恵み。

  •  メインは2種類頼んで、二人で分け合いました。おいしい時間でした~

     メインは2種類頼んで、二人で分け合いました。おいしい時間でした~

  •  次のバスまで時間があったので、南阿蘇鉄道の隣の駅、見晴台駅まで歩いてみることに。ウォーターフォレストから、10分の道のりでした。

     次のバスまで時間があったので、南阿蘇鉄道の隣の駅、見晴台駅まで歩いてみることに。ウォーターフォレストから、10分の道のりでした。

  •  三角屋根の小さな駅舎は震災後、清涼飲料水のCMで使われていて、ちょっとした観光地になっています。<br /> イルミネーションの飾りつけもされていて、回りが真っ暗な分、夜もきれいでしょうね。今のダイヤだと夜の列車が走っていない南阿蘇鉄道、運転士さんもまだ見たことがないそうですが(笑)。<br />

     三角屋根の小さな駅舎は震災後、清涼飲料水のCMで使われていて、ちょっとした観光地になっています。
     イルミネーションの飾りつけもされていて、回りが真っ暗な分、夜もきれいでしょうね。今のダイヤだと夜の列車が走っていない南阿蘇鉄道、運転士さんもまだ見たことがないそうですが(笑)。

    見晴台駅

    午後の紅茶のCM撮影地 by ちゃんさん
  •  見晴台駅から高森駅方面へ伸びる線路。これもポスターに使えそうな風景です。

     見晴台駅から高森駅方面へ伸びる線路。これもポスターに使えそうな風景です。

  •  見晴台駅バス停から「ゆるっとバス久木野ルート」に乗り込みます。南阿蘇鉄道の南側の旧久木野村(くぎのむら)を横断し、北に進路を変え、赤水方面へと抜けていく路線です。1日わずか2往復!<br /> 乗って来た乗客は、買い物袋を携えたおじいさん一人でした。<br />

     見晴台駅バス停から「ゆるっとバス久木野ルート」に乗り込みます。南阿蘇鉄道の南側の旧久木野村(くぎのむら)を横断し、北に進路を変え、赤水方面へと抜けていく路線です。1日わずか2往復!
     乗って来た乗客は、買い物袋を携えたおじいさん一人でした。

  •  レトロ調のバスの最後尾は、サロンバスのよう。天窓も付いていて、明るい車内です。地元のコミュニティバス的な役割に加え、観光利用も想定された路線なのでしょうね。

     レトロ調のバスの最後尾は、サロンバスのよう。天窓も付いていて、明るい車内です。地元のコミュニティバス的な役割に加え、観光利用も想定された路線なのでしょうね。

  •  南阿蘇鉄道や、ゆるっとバスの白水ルートより少し高台を走るので、阿蘇の山々の見え方も違います。<br /> 沿道には温泉旅館あり、カフェや道の駅ありと、いい感じの観光地。ゆるっとバスだけでの観光は厳しいけど、快速バス「たかもり号」を組み合わせれば、路線バスでの観光もできなくはありません。<br />

     南阿蘇鉄道や、ゆるっとバスの白水ルートより少し高台を走るので、阿蘇の山々の見え方も違います。
     沿道には温泉旅館あり、カフェや道の駅ありと、いい感じの観光地。ゆるっとバスだけでの観光は厳しいけど、快速バス「たかもり号」を組み合わせれば、路線バスでの観光もできなくはありません。

  •  久木野の中心部から、八里木の集落までは、同じ道を15分かけて往復する寄り道ルート。唯一の地元客だったおじいさんは八里木で降りて行ったので、意味ある寄り道です。実態は高森~八里木、八里木~役場、役場~赤水方面の3系統のバスをひとまとめにした路線ですね。<br /> 寄り道ルート上の温泉センター「木の香湯」は、地震の被害を受け休業中。同じ南阿蘇村でも、震源地までの距離で爪痕は違います。<br />

     久木野の中心部から、八里木の集落までは、同じ道を15分かけて往復する寄り道ルート。唯一の地元客だったおじいさんは八里木で降りて行ったので、意味ある寄り道です。実態は高森~八里木、八里木~役場、役場~赤水方面の3系統のバスをひとまとめにした路線ですね。
     寄り道ルート上の温泉センター「木の香湯」は、地震の被害を受け休業中。同じ南阿蘇村でも、震源地までの距離で爪痕は違います。

    阿蘇久木野温泉 木の香の湯 温泉

  •  進路を北に変え、役場から県道149号線に折れれば、道路の災害復旧工事の真っ最中。

     進路を北に変え、役場から県道149号線に折れれば、道路の災害復旧工事の真っ最中。

  •  あちこちで重機が活動し、ライフラインの復旧にあたっていました。お疲れ様です!

     あちこちで重機が活動し、ライフラインの復旧にあたっていました。お疲れ様です!

  •  阿蘇ファームランドや猿まわし劇場など、阿蘇の名だたる観光地を巡りますが、乗客はゼロ。観光の復興はまだまだなのか、もともとコミュニティバスが頼られていないのか、どっちにしてもちょっと寂しいです。<br /> 観光施設はどこも営業中で、震災前と同じように、また遊びに来たいな。<br />

     阿蘇ファームランドや猿まわし劇場など、阿蘇の名だたる観光地を巡りますが、乗客はゼロ。観光の復興はまだまだなのか、もともとコミュニティバスが頼られていないのか、どっちにしてもちょっと寂しいです。
     観光施設はどこも営業中で、震災前と同じように、また遊びに来たいな。

  •  仮設住宅団地へ「寄り道」して、国道57線沿いの終点・アーデンホテル阿蘇に到着。見晴台駅からの運賃はわずか400円で、乗りごたえ&乗りドク感のある路線でした。<br /> 交通系ICカードも使えます。<br />

     仮設住宅団地へ「寄り道」して、国道57線沿いの終点・アーデンホテル阿蘇に到着。見晴台駅からの運賃はわずか400円で、乗りごたえ&乗りドク感のある路線でした。
     交通系ICカードも使えます。

    アーデンホテル阿蘇 宿・ホテル

  •  乗り継ぎのバスまでは時間もあったので、ホテル内を散策。山奥の紅葉は散ったというニュースを聞くけど、標高低めの場所はまだまだ楽しめました。

     乗り継ぎのバスまでは時間もあったので、ホテル内を散策。山奥の紅葉は散ったというニュースを聞くけど、標高低めの場所はまだまだ楽しめました。

  •  うさぎ、かわいい。

     うさぎ、かわいい。

  •  ホテルの東側を走る運休中の豊肥本線の線路は、赤錆びていました。

     ホテルの東側を走る運休中の豊肥本線の線路は、赤錆びていました。

  •  列車はないので、阿蘇方面へは特急バス「やまびこ号」で抜けます。バスが大分方面からやって来たので意表をつかれましたが、そうか、ミルクロードから阿蘇へ行く途上、アーデンホテルに寄り道するコースなのですね。<br /> 快適なリクライニングシートに座り10分少々、阿蘇駅へ到着しました。<br />

     列車はないので、阿蘇方面へは特急バス「やまびこ号」で抜けます。バスが大分方面からやって来たので意表をつかれましたが、そうか、ミルクロードから阿蘇へ行く途上、アーデンホテルに寄り道するコースなのですね。
     快適なリクライニングシートに座り10分少々、阿蘇駅へ到着しました。

  •  阿蘇観光の玄関口、阿蘇駅です。熊本方面は肥後大津駅まで不通で、代行バスも地元通学客優先。ダイヤも限られた範囲でしか公表されていません。<br /> 事実上のどん詰りとあって寂しい姿を想像していましたが、インバウンド含め観光客の姿が多く、ちょっと安心しました。

     阿蘇観光の玄関口、阿蘇駅です。熊本方面は肥後大津駅まで不通で、代行バスも地元通学客優先。ダイヤも限られた範囲でしか公表されていません。
     事実上のどん詰りとあって寂しい姿を想像していましたが、インバウンド含め観光客の姿が多く、ちょっと安心しました。

    阿蘇駅

  •  クルーズトレイン「ななつ星」向けのホーム上のレストラン「火星」も、来春の阿蘇乗り入れ再開のため、整備されていました。<br /> 時間はまだ3時半だけど、ぼちぼち今宵の宿に入っちゃいましょう。続く⇒https://4travel.jp/travelogue/11310032

     クルーズトレイン「ななつ星」向けのホーム上のレストラン「火星」も、来春の阿蘇乗り入れ再開のため、整備されていました。
     時間はまだ3時半だけど、ぼちぼち今宵の宿に入っちゃいましょう。続く⇒https://4travel.jp/travelogue/11310032

15いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP