2017/08/08 - 2017/08/13
564位(同エリア2400件中)
louさん
*旅行の経緯
歴史好き&バッハ好きの夫の希望でベルリン、ライプツィヒが旅先に決定し、さらに欲張りな私の希望でドイツ以外のもう一か国としてチェコプラハを追加しました。そしてさらに、航空券の手配をお願いした旅行代理店が、格安なのに帰りにヘルシンキ一泊半日観光も可能という航空プランを見つけてくださり、まさかの4都市訪問になりました。
航空券以外は自力で手配し、ヨーロッパ旅行にいざ出発!
*旅程
17/8/8~8/9:ドイツ ベルリン
8/10:ドイツ ライプツィヒ
8/11~8/12:チェコ プラハ
8/13:乗り継ぎ1泊でフィンランド ヘルシンキ
*レート
1ユーロ≒130円
*旅行の参考材料
【書籍】
・地球の歩き方gemシリーズ ベルリンガイドブック(中村真人)
・プラハの春(春江一也)
【映画】
・善き人のためのソナタ(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)
・グッバイ、レーニン!(ヴォルフガング・ベッカー監督)
and of course many many websites on Google.
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
往路のヘルシンキ行きは朝10時近くの便。
チェックインカウンターに1時間近く並び、ウェブチェックインすれば良かった・・と後悔しましたが、スーツケースは預けないといけないし、、あれ?結局この列は避けられないのだっけ。 -
乗り継ぎのヘルシンキヴァンター空港のカフェバー「Pier Zero」で飲んだフィンランドのビール「KARFU(カルフ)」とトロピカルナッツが美味しい。
フィンランドでこの美味しさ。
お酒が苦手な私も、ビールの本場ドイツ、チェコで飲んだらついにビールに目覚めたりして? -
成田→ヘルシンキ9時間、乗り継ぎ3時間、ヘルシンキ→ベルリン2時間の長旅を経て、ベルリンテーゲル空港に到着!
ずいぶんと年季の入っているテーゲル空港。
ベルリン・ブランデンブルク国際空港という新港の計画があるものの、延期に次ぐ延期で完成していないらしいです。 -
到着ゲート付近に何もなく焦りましたが、少し歩いたところにインフォメーションを発見。ここで交通チケットを購入。
ベルリンのS-bahn(鉄道)、U-bahn(地下鉄)、バス、トラム共通で使えるチケットは「Berlin City Tour Card」と「Berlin Welcome Card」の2種類があり、それぞれ有効時間、有効エリアが選択可能。
2つのカードの違いは付属特典にあるようで、Welcome Cardのほうが博物館やレストランなどの割引範囲が広いように見えました。
私たちは今回博物館に行く予定もないし、使いこなせない可能性があるので、48H有効の「Berlin City Tour Card」(16.70Euro)で。
テーゲル空港から市街に出るのも、市街の主要観光所を回るのも、Zone ABのチケットでOKです。 -
インフォメーション脇の出入口を出て右に進むと、ベルリン東方面に向かうTXLバス(Route2)、左に進むと西方面の動物園駅に向かうバス(Route1)の停留所がありました。
ベルリン中央駅に出たい私たちは、Route2の中央駅経由アレクサンダー広場行のバスに乗車。 -
交通チケットは使用開始時に打刻しておかないと、検札が来たときに罰金を取られると聞いていたので、バス停前で忘れずに打刻。
打刻機はバス車内にもあり。 -
途中、結構ローカルな雰囲気のバス停にも停車しつつ、私たちが下車するのはガラス張りのベルリン中央駅。おっきいー。
ベルリン中央駅 駅
-
中に入ると、ほれぼれするほどの立体美と躍動感!
ガラス張りの天井から射し込む光は、地階のホームまで届いている。
中央駅だけでこんなに心を動かされるとは。。 -
この中央駅から電車でひとつ隣のフリードリヒ通り駅前に、これから2泊お世話になるNHコレクションがあります。
複数路線の走るこの駅の目の前に宿をとって良かった。
夜遅くに歩いても問題ない雰囲気でした。NH コレクション ベルリン ミッテ フリードリッヒシュトラーセ ホテル
-
ホテルには事前に静かな部屋を希望しておいたら、中庭に面した部屋をアサインしてもらえました。
窓からアレクサンダー広場のテレビ塔が見えて嬉しい♪ -
夕飯はホテル向かいのレストラン「Nolle」が手軽でよいかと思ったけれど、
元気ありあまる夫は、事前にネットで見つけておいたバーガー屋さんに足を延ばしたいとのことで。
もう夜9時。
バーガー屋さんは中心部から離れた駅にあるし、
この時間から出歩いてOKな地区か分からないので不安です。 -
「着いたよ~」
と言われて降りた鉄道駅は落書きだらけ。
・・・不安です。
バーガー屋も閉店30分前だし。 -
あ、でも外はわりと上品な街並み。
なんか素敵な広場じゃない~
と眺めている時間はなく、バーガー屋さんに急ぎます。 -
お店に入ると、まだ間に合うとのことで、店名を冠したシラーバーガーを注文。
ジューシーで食べ応え十分でした!
最後の客になってしまい、帰り際に「遅い時間に来てごめんなさい」と謝ったら、「そんな、全然気にしなくていいよ!また是非来てね!」と好青年の店員さんが笑いかけてくれました。
SchillerBurger www.schillerburger.com/
一目散にホテルに帰宅&就寝。 -
ベルリンで迎える初めての朝。
快晴です。
ベルリンは東京23区より広く、見たいところも東西に分散しています。
ちゃんと心で感じる時間的余裕は持ちたいけど、旅程をさくさく消化しなくてはならないのもたしか。
よってホテルで朝食をとったら、早速国会議事堂の展望台に向かいます。 -
事前予約をしておいたので、空港並みの身体チェックを受けた後はスムーズに入場。
入場時間は細かく区切られ、予約時間の15分前には集合必須など厳格なルールがありドイツっぽい。
展望台からはベルリンの大体の地理がつかめました。
*ドーム見学:無料(議事堂内のツアーは有料)
*オーディオガイドは日本語なしドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築
-
国会議事堂からほど近い、かの有名なブランデンブルク門。
さすがに観光客でいっぱいだけど、スペースが広く、ティアーガルデンの緑も爽やかで気持ちの良い場所。ブランデンブルク門 建造物
-
ブランデンブルク門裏手の道路上にコンクリートブロックがあるのが見えますか?
これはかつてベルリンの壁があったところ。
ブランデンブルク門のこんなすぐ近くに壁があったんだ。。 -
虐殺されたユダヤ人のための記念碑(ホロコースト記念碑)。
たしかに墓標ではなくモニュメントだけど、石に腰かけたり、上に立ったり、迷路さながら走り回っている親子も。。
でも、このインパクトある空間の広がりは訴えかけてくるものがあります。虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑 (ホロコースト記念碑) モニュメント・記念碑
-
その後、ヒトラーの塹壕跡を通り過ぎ、モール・オブ・ベルリンでお土産を買い、ポツダム広場から地下鉄U2で動物園駅へ。
-
ベルリンに来たらB級グルメのカリーヴルストは必須のようだったので、動物園駅前に支店のある人気店Curry36で昼食。
カリー36 (動物園店) ファーストフード
-
カリーヴルストとは、カレー粉をかけたソーセージのこと。
フライドポテトを添えて、ケチャップマヨと楽しむのが一般的。(写真はマヨ抜き)
初カリーヴルストは、カレー粉がスパイシーでなかなか美味しい。
ザワークラウト添えのソーセージとかより、ジャンキーだけどこっちのほうが好き。 -
Curry36からも見えていたカイザーヴィルヘルム記念教会。
ベルリン空襲で破壊されたままの姿を残しています。 -
教会内の新教会塔に足を踏み入れると、静寂と青いステンドグラスの光に包まれる。
写真で見てはいたけれど綺麗。。 -
旧教会堂内のモザイクも素敵。
でもやはり戦火で崩れた教会の外観が最も印象深い。 -
カイザーヴィルヘルムから少し歩くと、東西分断時代の西ドイツで象徴的な繁華街だったというクーダムという目抜き通りがあり、現在も変わらず大賑わい。(関係ないけどユニクロもあり)
旅行前に覚えた「西側のショーウィンドウ」という言葉が頭に浮かびます。
今年3月で創業100周年を迎えたというデパートKaDeWe(カーデーヴェー)で、ドイツ製の知育玩具を姪っ子に購入。 -
動物園駅から電車で少し移動し、Bellevue駅で下車。
観光客とは無縁に見える閑静な住宅街ですが、
バームクーヘンの有名なお店Buchwalt(ブーフヴァルト)があるのです。コンディトライ&カフェ ブーフヴァルト カフェ
-
バームクーヘンって本来はクリスマス等特別な日のお菓子らしく、このお店のように常時販売しているお店は少ないようで。
なぜかここでイチゴジャムのケーキを注文した私ですが、夫のバームクーヘンを味見したらシナモンが利いていて本場の深い味わい。
お土産用にバームクーヘンのリングひとつぶんサイズもあり、買って帰りました。(約5ユーロ、日持ちは3カ月弱)
気さくな女性店員さんに、ドイツ語でおいしいという意味の「köstlich」という単語を教えてもらい、その言葉を呟きながらお店をあとに。 -
初日なので、ごりごり観光するぞ。
次はホテルからも程近いハッケシャーマルクト駅へ。
(関係ないですが、駅前にはユニクロのみならず無印もあり) -
このあたりには、もともと職人用の集合住宅兼アトリエや工場として使われていた建物が多く、いくつものホーフ(中庭)がつながったつくりになっているのが特徴らしいです。
今はお店やカフェとして活用されていてお洒落。 -
ガーリー☆
-
そんなお洒落エリアの歩道にも「つまづきの石」と呼ばれる金属板が。
この金属板がある場所は、ホロコーストの犠牲になった個人の元住居を示していて、個人名、収容施設名、亡くなるまでの経緯などが書かれているようです。 -
その後も界隈を散策し、夕暮れの空気が漂い始めた頃、再びカイザーヴィルヘルム教会へ。
昼間に教会を訪れた時、コンサートチケット売り場の若いポーランド人女性に声をかけられ、
お姉さん「二人とも学生でしょ?」
私「ま、まさか!」
お姉さん「(苦笑しつつ)Not anymore?でも学生に見えるんだからまけてあげる」
というカワイイ勧誘?があって、急遽今晩のコンサートを鑑賞する運びになったのでした。
夫はもともと興味があったので、これも何かのご縁。 -
当日券でも入れたとはいえ、満席に近い大盛況。
演目は、クラシックに疎い私にも分かるヴィヴァルディの春や、ベートーヴェンの運命など。
パイプオルガンの演奏もあり、演者が若者だったからか、この教会が現代風だからか、私の耳にはロックな感じに聞こえました。 -
コンサートが終わって、バスでポツダム広場へ。
夕飯は、ソニーセンター内のリンデンブロイでドイツ料理というおそらくベタな定番コースなんですが、アイスバイン(豚すね肉の塩漬け)美味しい。
お店を出たのは23時過ぎ。
歩き疲れただけでない、存分に観光できた満足感も手伝ってホテルでぐっすり就寝。ソニーセンター 現代・近代建築
-
おはよう、テレビ塔!
昨日は西ベルリン中心だったから、今日はそっちに向かうよ。 -
シュプレー河をはさんで、博物館島はホテルからすぐ近く。
博物館島で一番有名なペルガモン博物館に行くか迷うも、メイン展示のひとつが工事中との情報を得ていたので泣く泣くパスしますmm
でもいい、屋内にこもるより街歩きしよう。 -
目的地まで歩いていると左手に突如
ぬわっ!!!大きい!!という建物が。 -
「ベルリン大聖堂」
予想以上にドームが大きくて、
初めて視界に入ったときの衝撃といったら半端なくて。
単に私が巨大建造物に弱いからでしょうか。
ガイドブックの写真で見たからといって、実際に見て自分がどう感じるかは本当に分からないものですね。
私は口がパカーンとあいた状態で近づいていきました。
周りにはこんななってる人いなかったわ・・・ベルリン大聖堂 寺院・教会
-
大聖堂の中も素敵。
堂内各所に設置してあるヘッドフォン付のスクリーンガイドがよく出来ていて、ちょいちょい笑いの要素も入れてくるという。。
*ベルリン大聖堂拝観料:7.00ユーロ
*スクリーンガイドは英語/ドイツ語のみだったと記憶しています -
大聖堂の屋上展望台までは、長く険しい階段やいくつもの木戸を開ける試練に耐えなくてはいけないものの、十分報われる眺めです。
心地よい風に吹かれて幸せ。 -
展望台から戻ると、大聖堂内で礼拝が行われており、しばらくしてパイプオルガンの演奏も始まりました。
なんて幸運でしょう。
カイザーヴィルヘルム教会のオルガンとはまた違って、クラシックな音色が堂内に響き渡ります。 -
ベルリン大聖堂、素晴らしかった。
気付いたら結構時間が経っていて、急いで次の目的地アレクサンダー広場に向かいます。
テレビ塔よ、やっと間近で会えたね。
でも時間がないの、さようなら。 -
映画で見た世界時計。想像よりもこじんまり。
ここが東ベルリンのアレクサンダー広場なんだ。
映画「善き人のためのソナタ」に出てきたカールマルクス書店に行きたかったけれど、時間切れだし、この炎天下、カールマルクス大通りを歩いて探すのも難しいでしょう。
ベルリンの壁跡が残るイーストサイドギャラリーは絶対見ておきたいので、そそくさとバスで向かいます。ウーラニアー世界時計 モニュメント・記念碑
-
東駅およびイーストサイドギャラリーの半分くらいはバスの車窓から眺め、途中下車してワルシャワ通り駅方面までは壁沿いに歩いて見学。
イーストサイドギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
-
ソ連ブレジネフと東独ホーネッカーのキス。
ミーハーなので、これが見たかったです。 -
個人的に気に入った壁アート。
その後、ワルシャワ通り駅からフリードリヒ通り駅まで電車で移動し、ホテルでスーツケースをピックアップ。 -
ベルリン中央駅のdean and deluca・・・じゃないdean and davidで
サンドイッチ(美味しい!)とサラダを食べて、ベルリンから1時間の街ライプツィヒに向かいます。 -
ベルリン編はここまでです。
長い文章を読んでいただきありがとうございました。
Danke schÖn!
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