2017/08/08 - 2017/08/13
1624位(同エリア4268件中)
louさん
*旅行の経緯
歴史好き&バッハ好きの夫の希望でベルリン、ライプツィヒが旅先に決定し、さらに欲張りな私の希望でドイツ以外のもう一か国としてチェコプラハを追加しました。そしてさらに、航空券の手配をお願いした旅行代理店が、格安なのに帰りにヘルシンキ一泊半日観光も可能という航空プランを見つけてくださり、まさかの4都市訪問になりました。
航空券以外は自力で手配し、ヨーロッパ旅行にいざ出発!
*旅程
17/8/8~8/9:ドイツ ベルリン
8/10:ドイツ ライプツィヒ
8/11~8/12:チェコ プラハ
8/13:乗り継ぎ1泊でフィンランド ヘルシンキ
*レート
1CZK(チェココルナ)≒5円
*旅行の参考材料
【書籍】
・aruco チェコ
・嘘つきアーニャの真っ赤な真実(米原万里)
・プラハの春(春江一也)
・変身(フランツ・カフカ)
【音楽】
・我が祖国モルダウ(べドジフ・スメタナ)
and of course many many websites on Google.
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vol1.ベルリン編 http://4travel.jp/travelogue/11271281
vol2.ライプツィヒ編 http://4travel.jp/travelogue/11271281
vol3.プラハ前編 https://4travel.jp/travelogue/11275544/
の続きです。
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雷雨のプラハ城から逃げ帰り、ホテルの部屋でゆっくりしているうちに
外の陽ざしが戻ってきました! -
雨上がりのプラハを散策開始。
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最初に向かったのは、ヴァーツラフ広場。
広場というよりも大通り。沢山の人で賑わう繁華街です。
「プラハの春」を題材にした同名の小説で何度も出てきたので、ここがヴァーツラフ広場か・・・と感無量。ヴァーツラフ広場 広場・公園
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ヴァーツラフ広場で見ておきたかったのは、これまた小説に出てきた実在の青年ヤン・パラフの記念碑。
1968年のソ連軍のプラハ侵攻に抗議し、この場所で焼身自殺をした大学生、その後のチェコの民主化運動に影響を与えたと聞いています。 -
ヴァーツラフ広場ではちょうどソ連軍侵攻メモリアルイベントが開催されていました。
印象深かったのは、当時の指導者ドプチェクがソ連の圧力に屈して、自らの革命の撤回を国民に告げる放送を聞くプラハ市民の映像。
うなだれ、涙を流しながら、静かに耳を傾ける人々の姿。。 -
ヴァーツラフ広場から旧市街広場に出ました。
青空を背にそびえるティーン教会。旧市街広場 広場・公園
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名物の天文時計の建物は工事中でした。
工事中であっても、1時間毎にカラクリ時計は動くようですが、結局見ませんでした。 -
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広場の真ん中には、15世紀頃に宗教改革を行い、火あぶりの刑で亡くなったヤン・フス像。
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旧市街広場のいかにもヨーロッパな建物の中にタイマッサージ屋さん。
中には沢山マッサージベッドが。ナイスミスマッチ。 -
クルテクのショップもありました。
小さい頃、青いズボンをはいたモグラの絵本を持っていて、それがこのクルテク。
絵本ではもっと可愛かったけれど・・・
ぬいぐるみになると妙に不気味なのは万国共通ですね。(ほんとか?) -
夕方のプラハはまだ明るいけれど、そろそろ夕飯へ。
スメタナホールが入る市民会館地下の「プルゼニュスカー レスタウラツェ」。 -
カツレツとグラーシュスープ。
グラーシュはコクがあってとても美味しい!日本でも食べたい。 -
満席の店内では、チェコで有名な小説キャラクターの兵士シュベイクに扮したおじさんが歌とアコーディオンの生演奏を提供してくれます。
このシュベイクおじさんがとても優しくて、帰り際に向こうから一緒に写真を撮ろうと言ってくれました。
市民会館地下のレストラン、料理もおいしいしオススメです。プルゼニュスカー レスタウラツェ 地元の料理
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夕飯を終えて外に出たら、すっかり夜の街。
ライトアップされた市民会館が美しいです。 -
近くの火薬塔。
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今日はプラハ城ではあいにくの雷雨だったけど、午後は天気に恵まれて、色々な場所を巡ることができました。
どうか明日も晴れでお願い・・・
プラハの街に願いながら就寝。 -
翌朝。
あいよっ、とばかりにプラハは青い空で応えてくれました♪ -
今日は帰国の日なので、プラハ本駅で空港までのバスチケットを買っておきます。
写真がピンボケ。
*エアポート・エクスプレス(バス) 片道60Kc -
空港行のバス乗り場も確認しておきましょう。
本駅構内のバーガーキングの横のこのエスカレーターを登ると・・・ -
こちらの美しいドーム型の場所(一応Historicalなんちゃらとかという観光スポットです)があり、ここから外に出ると・・・
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「AE」という表示のあるバス停がエアポート・エクスプレスの乗り場です。
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というわけで、空港まではスムーズに出られそうなので、本駅から地下鉄に乗り、カレル橋へ。
なるべく早い時間がおすすめと聞いていたので、急ぎ足で来ました。(それでも10時くらい)
あの旧市街橋塔をくぐるとカレル橋が始まります。カレル橋 建造物
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すでに沢山の人が橋を歩いています。
ブルダバ川(ドイツ語名:モルダウ)の爽やかな風が気持ちいい。 -
モルダウといえば、小学生の時に音楽の授業で習ったスメタナの曲。
私の小学校では「♪山々の泉 出会い やがては 一つの川になる」の出だしで習いましたが、夫が習ったのは別の歌詞らしく、たしかにYouTubeで検索しても別の歌詞が出てきます。
どうも私が知っているのは「河の歌」という少しマイナーな訳詞バージョンだったらしいのです。 -
河の歌、か・・・
この雄大な流れを見るともっと重厚な日本語タイトルをつけたくなります。 -
カレル橋は、合計30体の聖人像が橋の欄干に配されているのが特徴です。
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最も有名な聖ヤン・ネポムツキー像。
当時の国王に理不尽な罪を着せられて、この橋から投げ落とされた聖職者です。
聖職者として秘匿義務を守り抜いた人。
死没後に5つの星が川に浮かんできた伝説があり、ネポムツキー像の頭には星が配されています。 -
プラハ城が遠くに見えます。
今日、行きたかったな。(未練がましい) -
橋の道幅はかなり広いので、パフォーマーはいるし、露天もあるしで大賑わい。
カレル橋の上で買い物するとは思っていなかったですが、露天をのぞくと素敵なハンドメイドアクセサリー屋さんで、お土産にネックレスを衝動買い。
昨日のガラス細工といい、チェコのセンス、好き。 -
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橋の端まで来ました。はしのはしまで。
最初にくぐったのは旧市街橋塔ですが、もう一端にはマラーストラナ橋塔というものがあり、展望台に登りました。
*マラーストラナ橋塔 入場料 100CZK(大人1名)小地区側の橋塔 建造物
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そう、この赤屋根の続く景色が見たかったのです。
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この先の城下町マラーストラナ地区は18世紀からほとんど変わらない街並みらしいです。
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観光客で本格的に混雑し始めたカレル橋から少し離れると、静かな街並みが広がります。
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この木製のオーナメント、なんて素敵なの。。
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ジンジャーブレッドのお店があり、お土産にいくつか購入しました。
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チェコの定番コスメManufacturaとBotanicsでも、石鹸やハンドクリームなど大量購入。
Botanicsには、韓国系の店員さんがいました。
たしかにプラハはベルリンに比べてアジア人観光客が多く、現地サイドも扱いに慣れている様子。 -
スーパーにもお邪魔します。
圧巻のビール棚。
さすが世界一ビールの消費量が多いというチェコ。 -
このKozelという銘柄は、あっさり爽やかで、ビールが苦手な私でも美味しく飲めました。
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スーパーで、KORONADAという上品なパッケージのチョコウエハースをどうしても沢山買いたくて、でも割れずに持ち帰る自信がなく、苦肉の策として堅めの厚紙に入ったシリアルを1箱買い、中身を出して、代わりにKORONADAをぎゅうぎゅうに詰めて持ち帰りました。
結果、全く割れなかったので作戦成功です。
写真は、KORONADAの詰まったシリアル箱。(KORONADA見えないけど・・・) -
急ぎ足ですべてのお土産を調達したところで、プラハ観光は時間切れ。
無事に観光できたことに感謝。
エアポート・エクスプレスバスに40分ほど揺られてプラハ国際空港へ。
いつも帰りの空港ではしょんぼりしますが、今回は日本の現実に戻る前に、ヘルシンキ半日観光が待っています☆
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プラハ編はここまで。
長い旅行記を読んでくださりありがとうございました。
Děkuji!
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