腹を満たす旅　２日目

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2017/07/07 - 2017/07/14

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エリア

パリ(フランス)

今日はホテルから歩いてアンファン・ルージュの市場へ行く。

途中ピカソ美術館があったので寄ってみた。
以前は邸宅に作品がポツン、ポツンと置かれていたが改装後の今回は美術館ぽくなっており、こんなに沢山作品を持っていたんだ！と驚く程展示されている。

また、美術館の一番上の屋根裏部屋の一角からはエッフェル塔、サクレクール寺院、ポンピドゥーセンター等パリの名所が一つの窓から一度に見れるので隠れた穴場かもしれない。

ピカソ美術館を出て標識を追いながら歩いていくとアンファン・ルージュの市場界隈に到着する。

食事には早かったので、ポワラーヌに寄りサブレを買う。
お店に着くと試食をくれるので味の確認をしながら買い物が出来ます。
店員さんは優しく感じの良い方ばかり。

ただ、一番シンプルなサブレだと写真のように紙のハコにそのまま入っているので、サブレのバターなどが箱に染み出てきます。
紙の箱にサブレがこんな感じで入っているのでお土産には個別包装されているスプーンの形をした物などがおススメです。

私はこれを日本に持ち帰る時はひと箱ずつジップロックに入れてエステー化学の引き出し・衣装ケース用のドライペットを各袋に入れています。

この状態だと湿気の多い日本にもサクサク感が保たれたまま持ち帰る事が出来ます。
さて、ランチです！

夫の希望で本日はクスクスです。

お店の店主が「日本の新聞に載ったんだよ見てくれよ！」と言っていましたが、
随分時間が経って印刷が色あせたフィガロジャポンの記事がレジ付近に貼ってあります。

お店の前をウロチョロすると丁寧に料理の説明をしてくれるので何が入っているのか確認出来ます。
私はクスクスの上にチキンと野菜を煮込んだ物がのった物を食べました。
夫はここに乗っている鶏が串に刺したタンドリーチキンのような物がのっている物を選びましたが、量が多い！味に飽きる！このお店でアルコールが売ってない（涙）

美味しいけど飽きるなぁ・・・
チョットずつ色々な物が食べたかったなぁ・・・

このお店の前にあるフレンチのお店がちょっと気になっています。
食事の内容よりも店員さんが気になって・・・
とても背が高い男性で、凄ーく短い短パン穿いてエプロンをしている。
首を横に曲げて「お食事どうですか？」みたいな事を言われた。
なぜだか夫が彼から目を離せないでいる。

お腹いっぱいじゃなかったら絶対ここに入ってた。
お昼の定食の内容も美味しそうだったし。
やっぱりマレは色々な人がいるのね。
食後はホテルまで歩いて帰ります。マレで有名なお婆ちゃまです。一昨年来た時もこの辺りで踊ってました。
今年はお爺ちゃまも発見！

変わった自転車のってマレ界隈をウロチョロしてます。

今回至る所で見かけました。
ポツリ、ポツリと来たんなぁと思いカフェに入った途端にスコールのような雨が降って来ました。

こんな時に限って折り傘をホテルに置いて来てしまった私達。
同じような人がいっぱいいてカフェに席を取れなかった人は日差しがあるお店で雨宿り。

雨が止んだスキに店を出たがスグに降り出してきた。

雨宿りの為、フランス語も読めないのに国立古文書博物館に入る。
ここは、ソフィア・コッポラが監督した「マリーアントワネット」の撮影で使われた部屋があるそうで文章が読めなくてもなかなか楽しい雨宿りが出来ました。
本日の夕食は何度も通い詰めている「レ・フィロゾフ」へ。

夫は最初にグラスビールを、私は白ワインで食事を待ちます。
この日私が頼んだ白身魚、美味しそう～♪っと思ったが・・・
あれ？何か味が・・・

白身魚の焼き加減も上にのってるトマトソースも上品な味で美味しいが、下にある野菜とスープがタイムの味しかしない。これと一緒に魚を食べると強烈なタイムの味しかしない。
夫が頼んだ鴨のコンフィ。
鴨を口に運んだ夫は目を細め「旨～い」と囁く。

所が、「あれ？何かこのサラダ変な味しない？これ何の味？」

お互い皿を交換して食べてみた。　

鴨のサラダにはクミンがタンマリ使われており鴨と合わない。
クミンの味が口に残り鴨を食べてもポテトを食べてもクミンが襲ってっ来る。

夫の皿も私の皿も野菜の味が香辛料やハーブの使いすぎでメインとなる食材の味を全て台無しにしている。

夫も私もなるべく野菜には触れないようにして食事をワインで流し込んだ。

なんだかガッカリだ。
大好きなカフェだったのに。

これ以上食事する気にならないので店を出た。

でも、物足りない・・・
部屋に戻る前にモノプリで安いワインを買う。
ミス・マノン（パン屋）がまだ開いていたのでエクレアを買うことにする。

マレに滞在している時は必ず最低でも１度はミス・マノンに立ち寄ってしまう。

昔はこんなに綺麗じゃなくて狭くて古い下町のパン屋だったのに10年近く前に写真のように今時のブーランジェリーに変わっていた。

店で働く人は昔と変わらず可愛いけど強気な、いつもイライラしている女性の店員さんが多いです。
ミス・マノンで買ったエクレアをツマミにモノプリで買った安酒で部屋のみです。

モカかと思って注文したら「カフェ」と言い直されました。
どっちだっていいじゃん！っとムカつきながら帰って来ましたが、食べてみるとやっぱり美味しい♪

閉店間際に買ったのでシュー生地がしっとりし過ぎてますが中のクリームが本当に美味しい♪