2017/06/23 - 2017/06/28
4118位(同エリア9830件中)
miu2さん
4日目
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は朝からリバークルージングです。と言うと格好良さげですが
要するに川下りです。
毎晩天気予報をチェックしてこの日がベストと判断しました。
結果は大正解。唯一と言える晴天の日となります。
まず地下鉄で川下りの出発地、エンバンクメントピアに向かいます。
が、その前にホテルの最寄り駅の名所?をせっかくなので見物に行きます。
私が泊まったホテルの最寄り駅キングスクロス-セントパンクラスは
映画ハリーポッターに出てくるホグワーツ特急の始発駅なのです。ホームはキングスクロス駅 9と3/4番線です(笑)
隣にはハリーポッターショップもあり、映画シリーズのファンと言うほどでもないですがちょっと楽しかったです。 -
さて、エンバンクメントピアに到着しました。
ランチやディナーが付くようなちゃんとしたクルーズ船もあるようですが
私はリバーバスに乗り込みます。
ロンドン市民の通勤の足とガイドブックには書いてあったので小型で簡素なものを想像していたのですが、船は結構大きく、客室はとっても綺麗、シートは本革ではないでしょうがレザー風です。そして売店まであります!これで毎日通勤とか、優雅過ぎではないでしょうか・・・
空いている船内、見晴らしのよさそうな窓際の席に座りカメラを取り出します。そこで私が思ったこと。
「窓、拭こうよー。頼むから!」
窓が汚れで曇り過ぎていて景色が綺麗に見えません泣
でも仕方ないです。観光用ではなく、市民の足ですから。
-
ブオオオーンとエンジンがかかり出発です。35分ほどの船旅。
最初にエンバンクメントからすぐ近くのビッグベンが見えます。
写真がぼやけているのは手振れではありません。窓の曇りです(笑)
テムズ川の水は茶色くお世辞にも綺麗とは言えませんが、その色はロンドンの街に合っているように思います。 -
タワーブリッジ。地上からは行けなかったので、水上バスで訪れることが出来てよかったです。下もくぐれたし。
ちらほらいる通勤のおじ様方が売店でコーヒーを買っているのがうらやましくなってきて、私も頂くことにします。カプチーノを注文したらなんと船の売店ですが本格的なエスプレッソマシーンを備えておられました(敬語)。
あまり期待していなかったのですが、ホテルの朝食のコーヒーよりも、そして2日目に歩き疲れて入ったスターバックスよりも美味しかったです。 -
船内の写真です。
空いていて、揺れないし、お天気は良いし、カプチーノは美味しいし、幸せです。だから川下りって大好きです。
私の川下り履歴を披露すると
チャオプラヤ川→ナイル川→隅田川→セーヌ川です。
そして今日ここにテムズ川が加わりました。 -
バスはグリニッジまで乗ります。グリニッジからは地下鉄で市内まで帰ろうと思っていたのですが、船旅があまりに楽しいのでまたリバーバスで帰ることにしました。
写真は帰りに撮ったロンドン塔です。
帰りのバスも曇り絶好調です。 -
ガーキン。こんなビルで働くってどんな気分でしょう。
毎日お洒落して来い!っていうビルからの圧が凄そう(笑) -
さて、乗船したエンバンクメントで降り、恒例のクリームティーに向かいます。
午後からは大英博物館に行くので、その近くでお店を探しました。
3日連続のクリームティ。もう体重のことは考えないことにします。
毎日足が棒になるまで歩いていますが、やっぱり増えてるだろうなぁ。
このお店は大英博物館のすぐ目の前という立地なのですが、本屋さんの地下にありちょっとひっそりとした感じです。そして私の訪ねた日はお兄さん一人で切り盛りしているようでした。が、スコーンはこれまでで最大の女子力です(笑)。
ジャムが選べたので、定番はイチゴのようですがラズベリーにしてみました。 -
大英博物館。
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入館してすぐにあるロゼッタストーン。
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エジプト関係が多いと感じました。
もうなんかたくさんあり過ぎて、途中から写真を撮るのを放棄してしまいました。 -
日本関連のものも多くあります。
戦国武将の甲冑はとても人気で、いろんな人種の男性が真剣に見入っていました。 -
私にしては珍しく、本日は夜の予定があります。
チケットはお安くないので予算の関係上迷ったのですが、ウエストエンドにミュージカルを観に行くことにしました。
知らなかったのですが、ニューヨークはブロードウェイ、ロンドンはウエストエンドなのですね。
演目は「オペラ座の怪人」です。
ストーリーをなんとなく知っているので、私の英語力でもなんとかなるような気がしたのと、あの有名なテーマ曲、結構好きなので。
開演は19時半なので、その前にご飯を食べます。
今日は一度は食べておこうということで、フィッシュアンドチップスのお店を探しました。
オックスフォードサーカスにあるメイフェアチッピーというお店です。
イギリスではどこにでもある食べ物だけに、お店を選ばないと残念なものが出てくるとどこかで読んだのですが
このお店は衣はサクサク、中のお魚はふっくらでとっても美味しかったです。 -
ただ、やっぱり量が多い・・・・お魚は頑張りましたがチップスは全部食べきれなかったので、包んでもらいました。
ミュージカルの幕間のおやつに食べようという魂胆です。
お店の人は快く応じてくれ、こんなにちゃんとしてもらえました。 -
おなかを満たして、シアターに向かいます。
席は事前にネット予約しました。オフィスで紙のチケットを貰います。
月曜日だし空いているのではと思っていたのですが、世界中から観光客が集まるロンドン、曜日は関係ないですね。
席の選択肢はあまり残っていませんでした。
4列目、舞台から近すぎるかなと思いましたが、視力の低下が著しい私にはちょうどよいかもしれません。
つい買ってしまったパンフレットを眺めたり、お水を飲んだりしていると、隣の席の若い女性が、なんと
「I like your fashion.」「It's very pretty!」と言ってくれるではありませんか。びっくりです。
とっさに「Thank you!」とは言いましたが、その後が続かない自分の会話力が悲しい・・・
でもなんか嬉しくて一人ニヤニヤしそうです。わーい、とっても綺麗な金髪の女の子に褒められちゃったよー。
本当は「あなたこそとっても綺麗よ!」とか言いたかった・・・
でも私の直訳英語だとなんか失礼な感じになりそうだし・・・あぁ、英語力が残念過ぎます。 -
舞台は素晴らしかったです。
あのテーマ曲、オーケストラで聴くと迫力満点です。
そしてやっぱり切ないお話ですね。
オペラ座の怪人をなかなか振り切れなかったクリスティーヌの気持ちが私にはよく分かります。
彼の容姿も、振る舞いも、彼のせいではないわけですから・・・
あとやっぱり怪人に感情移入してしまうんですね。
私も自分の醜さをどこかで自覚し、仮面をつけて生きているのだと思いました。
テーマ曲、ホテルに帰ってからyoutubeで探して聴いて、そのあと旅行中もずっと聴いて東京に帰ってきてからもまだ聴いています。
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この旅行記へのコメント (1)
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- Pメテオラさん 2017/07/08 21:36:07
- さりげない想い出の書き方
- 劇場でのできごとを、旅のたまたまのひとコマのようにさりげなく書いている部分が上手ですね。これでもか、あれでもかというアピールより、ずっと胸の内に残る場面であることが、文脈からよく伝わってきました。その他の場面も、淡い思い出を、記憶を呼び起こしながら綴っているようで、それが却って、文章全体の印象を深くしている感じが大変素晴らしいです。リバークルージングは水上バスですと、素直に、淡泊な一語で説明している気持ちもよいと思いました。どの場面でもきっと素敵な表現ができる才能はいいですね。
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