神崎町散策・・道の駅「発酵の里こうざき」とこうざき天の川公園、神崎神社を訪ねます。

2017/05/07 - 2017/05/07

江戸時代、利根川下流地域は「関東灘」と呼ばれ、灘に負けないい酒が造られていました。神崎町も清酒や醤油の醸造が盛んで、利根川の水運を利用し江戸へ供給、醸造文化が盛んな町として発展していました。

現在でも、酒蔵寺田本店（”五人娘””香取”などの醸造元）や鍋店神崎酒造蔵（”仁勇””不動”などの醸造元）、フジハン醤油（”うまにの素””フジハン醤油”などの醸造元）が残っています。

道の駅「発酵の里こうざき」は、2015年4月にオープンした、全国初の「発酵」をテーマにしたユニークな道の駅です。地元の日本酒をはじめ全国の様々な発酵食品を取り揃えています。レストランでは発酵グルメが楽しめます。

こうざき天の川公園は、神崎町の「親水ゾーン」として町民の憩いの場で、自然とのふれあいの場として親しまれています。公園の中央を流れる水路では、オニバスやショウブ、ヒシなどの水生植物が育成されています。

神崎神社は、利根川を望む小高い「神崎森」にあり、今から1,300年まえの白鳳時代に遷座したもので、交通の神である天鳥船命を祀っています。境内は深い樹叢におおわれ、徳川光圀の伝説をもつ「なんじゃもんじゃの木」もあります。

2017/05/03 第１版
2017/05/07 第２版

エリア 香取・佐原(千葉)

道の駅「発酵の里こうざき」です。
圏央道の神崎ICのすぐ近くに、2015年4月にオープンした、比較的新しい道の駅です。

こうざき観光案内板です。

神崎町のマスコットキャラクター「なんじゃもん」がお出迎えです。

「新鮮市場」です。

近隣農家で収穫された野菜や、銚子港直送のお魚が並んでいます。

展望施設には「セスナが展示」されています。

イベント広場です。
焼き鳥屋さんやピザ屋さん、おにぎり屋さんの屋台が並らびます。ヨーヨー釣りや輪投げ、綿あめ作りなどを行う神崎町のテントも出ています。

「FamilyMart」と「休憩施設」です。

休憩施設の中です。

「発酵市場」です。

味噌に魚醤などの全国の注目発酵食品や地元の日本酒、麹ドリンクなどが並んでいます。

発酵市場前では、「鯉こく」が100円で、「朝採りイチゴ」は無料で提供されています。

カフェ＆レストラン「オリゼ」です。
お目当ての20食限定の「銚子港直送の鮮魚と発酵食品のコラボ」は、オープン前に整理券を配布していました。

「オリゼ」の店内です。
食券を自動販売機で購入、配膳もセルフサービスです。

5月3日（水）は、9時45分に到着、間に合いませんでした。
5月7日（日）にリベンジ、9時前に到着、整理券番号が3番・4番目でした。

注目の「銚子漁膳」980円です。
６種類のお魚と発酵食品のコラボを堪能、値段もリーズナブルでお勧めです。

「こうざき天の川公園」です。
道の駅「発酵の里こうざき」から歩いて１５分位です。

公園の駐車場です。

東屋を利用して家族連れが、バーベキューを始めるようです。

公園を流れる小川では、ルワー以外の釣りはOKのようです。
鮒や鯉が釣れるようです。大きな鯉が泳いでいました。

鯉のハタキ（産卵）です。

神崎町の「親水ゾーン」として町民の憩いの場となっています。

湿性園です。
ヒシ、ショウブなどの湿性植物や「オニバス」が育成されています。

公園近くの「レンゲ畑」です。

「レンゲ」です。

神崎神社（こうざきじんじゃ）の境内、7,000坪の神崎森の全景です。
神崎森には、学術的にも貴重な原生林が生い茂り、千葉県の天然記念物に指定されています。

国道356号線に面した神崎神社入口の鳥居です。

参道です。
ヤブニッケイ、タブノキ、スダジイ、ヤブツバキなどが生い茂ります。

神崎神社の祭神は、航空、交通、産業守護の神、天鳥船命（あめのとりふねのみこと）です。

神崎神社の社殿です。

国の天然記念物に指定されている、「なんじゃもんじゃの木」です。
水戸光圀が「この木は何というもんじゃろうか」と自問自答したとされる有名な樟の木（大楠）です。

樹齢2,000年とも言われる大楠で、神崎神社の御神木です。