鳴門の渦潮と淡路島、ついでにうどん。

2017/03/18 - 2017/03/20

３月の３連休を使い、久しぶり（１５年以上は行ってない）に徳島・香川を訪れました。

鳴門の渦潮を体験したのち、淡路島や香川県内を巡り、倉敷にも寄ってきました。

初日は渦潮観潮船の後、淡路島の震災遺構や花々を楽しみ、最後は瀬戸大橋のライトアップを見に行きました。
２日目前半は移動がてら、観音寺市の観光名所を訪れています。

エリア 徳島

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

電車で空港に行った中ではおそらく最も早い時間の出発。

７：１０徳島行きのＪＡＬ便です。

徳島空港。

かなりコンパクトな空港でした。
レンタカー会社まで歩いても５分ほど。これは便利ですね。

徳島阿波おどり空港 空港

最初に向かったのは、予め予約しておいた渦潮の観潮船。

満潮のタイミングが朝10時前だったので、そこに合わせました。

予約の１本前に間に合い、席も空いていたので変更してもらいました。

うずしお観潮船 乗り物

船は２種類あり、今回乗ったのは高速に渦潮まで向かい、水中から渦潮の様子を眺められるアクアエディ。

水中観潮船アクアエディ 乗り物

水中を見る座席は指定席になっているのでご安心あれ。

鳴門大橋の下あたりが渦潮ポイント。

船はそこまでかっ飛ばします。

渦潮を水中から見たところです。

物珍しいけど、上から見ればいいんじゃね？って正直思いました。

水中から渦潮を見た後は甲板に案内され、今度は船の上から渦潮を見ます。

潮の流れが当然速く、渦ができるぐらいなので海も荒れてます。

船は揺れますのでご注意を。
時間も短いし船酔い超ダメって人以外は問題ないとは思いますが、私は一切酔わない人なので何とも言えないです。

次は、鳴門公園のほうに向かい、「渦の道」を通って鳴門大橋の上から渦潮を見ます。

徳島県立渦の道 自然・景勝地

車が通っている橋の下が遊歩道になっています。（有料）

ところどころガラスの床になっており、水面を様々な角度から見ることができます。渦潮が大きな時には、ここからも見えるはず。

行ったときは、船の時間を満潮に合わせたので、もう海は穏やかになりかけていました。

渦の道から少し下って千畳敷展望台。

大鳴門橋が目の前です。

千畳敷展望台 名所・史跡

ちょっと早いのですが、朝飯抜きだったのでお昼ごはん。

千畳敷展望台脇のうづ乃家さんにしました。

うづ乃家 グルメ・レストラン

お刺身の定食です。

お刺身は名物の鯛とイカ。
魚の煮つけや鶏のマリネもついていました。

煮つけが意外に美味しかった。

鳴門で有名な展望台のもう一つ、お茶園展望台。

千畳敷から見ると、橋の反対側に位置するので、千畳敷ともまた違った眺望が得られます。

お茶園展望台 名所・史跡

こんな感じです。

真ん中あたりの海面が波立っているあたりが、渦潮です。
写真を撮った時には、もう潮が引いていましたが、普段から海流の流れが速い場所ということですね。

よくここに橋を作ろうと思ったな・・・

車で淡路島へ。

大鳴門橋です。

大鳴門橋 名所・史跡

一気に淡路島の北側まで走り、１９９５年阪神淡路大震災の遺構である北淡震災記念公園を見学しに行きました。

北淡震災記念公園 公園・植物園

フードコートやお土産どころも整備されています。

記念公園は、震災を引き起こした野島断層のほぼ真上に作られています。

保存された野島断層を展示する目的があります。
（断層は、だんだん風化して地表では見えなくなるのだそう）

由美様ここにも登場！

・・・ではなく、夕陽スポットで、明日への希望をイメージしているとのこと。

野島断層保存館です。

震災で隆起し破壊された道路が保存されています。

北淡町震災記念公園 野島断層保存館 美術館・博物館

断層のずれが高さと横方向の双方で分かるようになっています。

赤色・青色のマークの間が断層で、横にずれながら１ｍほど隆起しているのが分かるかと思います。

震災で被災した家のイメージです。

この家は作りが頑丈で震災後も倒壊せずに人も住んでいたのだそうで、これはあくまで再現イメージ。

その家の様子。

家のすぐ脇、庭を断層が通過しているのが分かります。

地震体験コーナーもありました。

阪神淡路と東日本の両方が体験できます。

阪神淡路の方がいきなり来る揺れ、東日本はだらだら強くなる揺れです。
（強さは半分にしてるそうです）

淡路島の名物として、淡路牛の牛丼があります。

ディナーで淡路牛を食べるとめちゃ高いですが、お昼は手頃に食べれるとのことで、淡路牛丼を出す店を探しました。

第一候補の店は満員で、次に来たのが「喫茶・お食事処 カフェあおい」。

ちょっと韓国のプルコギを連想させるような牛丼。

９００円でボリューム満点でした。

明石海峡公園に桜を含む花々を見に行きました。

淡路島国営明石海峡公園 公園・植物園

シンプルに飾り付けられていますが、なかなかロマンチックだと思います。

台湾のヤエカンヒザクラです。

日本の桜よりかなりピンクが強いです。

アカシアの花です。

公園内では鮮やかな黄色で目立っていました。

もちろん桜もありますよ。

花で作られたフェニックス（不死鳥）。

四国に戻る途中に、東浦町で見つけた建物。

ロンドンのタワーブリッジを連想させました。

こんな像も含め、何故かヨーロッパチックな一角。

高速道路を一気に走り、宇多津町（だいたい丸亀）のプレイパークゴールドタワーへ。

目的は、瀬戸大橋のライトアップを見ることです。

ライトアップカレンダーはこちら。
http://www.jb-honshi.co.jp/customer_index/kanko_event/lightup/lightup-seto.html

ゴールドタワー テーマパーク

見えましたが・・・

うーむさびしい。
遠すぎるぞここ。

低層階は１時間いくらで遊べる、建物の名前通りのプレイパークですが、高層階の展望台は、カップルがのんびり１組いるだけでした。

なんたって、一昨年の絵馬の焚き上げが未だに置かれていたしｗ

色々力入ってないな、という感じでした。

それでも夜景遺産ｗ

なのだそうです。

プレイパークゴールドタワーのお隣、「道の駅 うたづ臨海公園」へ。

ここは夜景の美しさ？と夕陽の美しさ？が理由で、由美様認定「恋人の聖地」なのですが、まったく流行らず、「ポケモンの聖地」として生まれ変わったみたいですね。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園 道の駅

ゴールドタワーのすぐ隣ですから、やっぱ遠いですね。

結局、瀬戸大橋記念公園の周回道路まで来てライトアップを見ました。

ここには結構人が来てました。
（といっても、クルマ５台ぐらいだけど）

瀬戸大橋記念公園 公園・植物園

イオンモール高松でカメラのストラップや夜食のビールとおつまみなどを買いました。

イオンモール高松は、「神戸」発祥の「丸亀製麺」が香川県内で見れるレアなスポットになっています。

宿泊は高松市内の「ホテル川六　エルステージ」。

老舗旅館にビジネスホテル棟を併設した形（一棟は丸ごと禁煙）なので、充実した朝食や大浴場などが楽しめます。

難点は駐車場で、近隣の指定駐車場が探しきれませんでした。
ホテルのページに提携駐車場が書かれていますが、街中の一方通行で探すことになるので、近くでコインパーキングを見つけたら停めてしまってよいと思います。

１泊で１０００円しませんし・・・
（ホテルの提携も９００円です）

ホテル川六　エルステージ 宿・ホテル

香川と言えばうどん、ということで、宿泊したホテルに近い「川福高松本店」に行きました。

夜遅くまで営業しています。
うどんのお店は早く閉まるので、これなかなか貴重。

川福 本店 グルメ・レストラン

かつおのたたきとうどんのセットを注文。

コシがあって美味しいうどんでした。

なお、麦茶はセットに含まれません。

２日目は、朝から観音寺市の琴弾公園へ。

地理を全く分かってなかったのですが、高松から意外に遠かった・・・

琴弾公園 公園・植物園

ここに何があるかというと、銭形砂絵。
寛永通宝を模した巨大な砂絵です。

だれがいつ作ったかは諸説あるのですが決定打はなく・・・
太平洋戦争時には米軍が「軍事機密があるのでは」と偵察まで繰り返したとか、面白いエピソードがあります。

銭形砂絵 名所・史跡

岡の上まで一方通行の道が整備されており、そこまで上がると全体が見えます。

できれば、少し雨を含んで砂の色が濃い方が分かりやすいのかもしれません。

琴弾八幡宮。
銭形砂絵を見渡せる丘の上にあります。

歴史は古く、７０３年に法相宗の高僧・日証上人が海上で神船と琴を発見し、琴弾山に引き上げてここに祀ったのが始まりです。

琴弾八幡宮 寺・神社・教会

建物にもちゃっかり銭形が。

近くには、街の名前にもなっている「観音寺」があります。
勿論８８カ所霊場の一つです。

正確には、６８番札所の「神恵院」と６９番札所の「観音寺」が同じ境内に建っています。設立も同じタイミングです。

お遍路って日本遺産だったんですね。

神恵院の本堂です。

琴弾八幡宮が第６８番札所だったのですが、明治新政府の神仏分離令により、琴弾八幡宮が琴弾神社と神恵院に分離され、神恵院が観音寺の境内に移設されて札所も引き継いで今の形になっています。

平成１４年に改築され、コンクリートの外壁を持つモダンな建物になっています。

神恵院 寺・神社・教会

神恵院の大師堂です。

観音寺の本堂です。

８０７年に弘法大師が第７世住職として入山し、奈良の興福寺を模して整備を行い、名前を観音寺と改めたのだそうです。

観音寺 寺・神社・教会

観音寺の大師堂です。

ＯＨＥＮＲＯ８８ユニフォームが売られてました。

確かに自転車で回ってる人見かけましたが・・・

瀬戸大橋を渡り、倉敷を観光します。

瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡

瀬戸大橋の途中に与島ＰＡがあるので、立ち寄りました。

レストランやおみやげ物を扱う与島プラザ。

与島プラザ グルメ・レストラン

フードコートで、２０食限定の「瀬戸の恵御膳」を食べました。

１１１１円也。

鯉やうどん、天ぷら、鶏肉などの瀬戸内海近辺の郷土料理を集めたものです。
非常にお得感がありました。

与島PAフードコート グルメ・レストラン

パーキングエリアからは、勿論瀬戸大橋の眺望はバッチリです。

ここまでくれば、夜景もきれいだったのかもしれませんね。

与島パーキングエリア 道の駅