2016/12/15 - 2016/12/16
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オーヤシクタンさん
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第51部-228冊目 8/8
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
ついに憧れの小笠原に行く事ができました。
ついに迎えた最終日。
帰りたくありませんが、東京行きのおがさわら丸に乗って、現実の世界に戻ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016(H28)年12月11日~16日 5泊6日
12月15日(木) 第5日目 小雨
12月16日(金) 第6日目 晴れ
小笠原海運・おがさわら丸.東京行
父島.15:30~(船中泊)~東京竹芝.15:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おがさわら丸船内‥2670円
JR東日本‥310円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ついに帰る時がやって来てしまった。
父島15:30出航のおがさわら丸に乗船しなくてはならない。
朝、晴れていた父島は別れを惜しむかのように小雨がぱらついていた。
朝、母島を往復した。
「ははじま丸」と言う500トンほどの小さな貨客船で、大きく揺れたが、なんとか船酔いせずにすんだ。
東京行きの「おがさわら丸」は10000トンもある。
帰りはへっちゃらだろうと思っていたのだが、世の中はそう甘くない事を思い知らされる事になる。
太平洋の海上には小さいながらも低気圧が三つも張りつき、北東の方角は冬の気圧配置になっている。
その影響なのか‥
外洋に出た「おがさわら丸」は大きく動揺し始めた。
出航時、元気だった修学旅行生は30分もするとビニール袋を片手に船内の至る所でうずくまっている。
レストランに行った。
こんな時に食事をするのは強者ばかりかと思いきや、味噌汁を盛ったまま下をうつむいたままの方や、カレーライスを前にスプーンを持つ手が止まっている人がいる。
船酔いしてでも、なにか口にしておかなければとレストランに来たようだったが、食べ物を受けつけず辛そうだった。
行きは良い良い、帰りは‥
である。
翌朝、揺れはおさまっていた。
デッキに出てみると寒い。
寒さが現実の世界に引き戻している事を実感させた。
夢のような時間は、残りわずかで終わろうとしている。
今回の旅でかかった経費は、94.206円だった。
- 完 -
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
14:30
ついに、帰る時がやって来てしまいました。
小笠原海運「おがさわら丸」11035t 。
今年の7月に就航したばかりのピカピカの新造船です。
帰りたくありませんが、仕方ありませんね。
この船で東京に帰ります。二見港 乗り物
-
先代の「おがさわら丸」は2等の場合、乗船前に整理券を貰って、等級別に整列する必要があったそうですが、今は整理券は廃止され、並ばなくてもよくなりました。
二見港船客待合所 乗り物
-
乗るぜ!
おがさわら丸。
あぁ、帰りたくねぇ。 -
14:50
では、乗船しましょう。 -
案内所で、個室のキーを受け取る上級船客を横目に今夜の城に向かいます。
451号室は‥
あっ、ここですね。 -
今夜の城です。
2等寝台(エコノミーベッド)。
階段式の2段ベッドです。
私の城は下段となります。 -
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する為、デッキに出ました。
-
船客の皆様もデッキに集まって来ました。
-
ドンドンドコドコドドン♪
父島有志の方々による航海安全を祈った太鼓の演奏が始まりました。 -
「いってらっしゃい」
小笠原に又来てね‥
と、言う願いがこめられています。 -
見送りに島民の方々が集まってくれました。
-
15:30
出航時刻です。
タラップが外され‥ -
ロープが外されました。
-
ゴゴゴゴゴゴッオー
船体が岸壁から離れていきます。
ここまでは、他の船と同じ出航風景ですが‥ -
桟橋に蛍の光りが流れ‥
ボォォォー
汽笛が港に響きました。
陸からも船からも大勢の皆様が手を振っています。 -
船が離岸すると、小雨の中、島の方々が一斉に岸壁に出て来てくれました。
-
感動の別れのシーン。
みんな、大きく手を振り続けています。
ヤバイよ。
泣けてきそうだ。 -
ははじま丸も、一緒に見送ってくれているように見えます。
ははじま丸 乗り物
-
船客の皆さんが、レイを海に投げこみました。
このレイは自然の草花で作ったもので、船から海に投げて、レイが父島にたどり着くと、再び小笠原に戻って来れる‥
と、言う言い伝えがあるそうです。 -
さよならぁぁ~
超、感動しています。 -
おがさわら丸が岸から離れても、別れのシーンはまだまだつづきます。
スタンバイしていた、見送りのボートが一斉に出て来ました。 -
おがさわら丸に並走する、見送りのボート。
泣けてきちゃいます。 -
船客の皆様も感動にひたっております。
-
今日は天気が悪くて、波が高いので見送り船は4隻でした。
-
大きく弧を描いて、外洋に出ました。
-
荒れた海の中、最後まで並走してくれたボートともお別れです。
ありがとう。 -
小笠原よ。
さらばじゃ!(涙)。 -
今までにない、感動の出航の儀となりましたね。
東京まで24時間の船旅が始まったのですが‥
船が大きく動揺しはじめました。
航路より北東寄りですが、低気圧が3つも海上に張り付いていて、おまけに冬型の厳しい気圧配置なんです。
今日は明日未明まで、3~4m波の時化の中の航海となるようです。 -
ありゃりゃ‥
デッキも閉鎖されちゃいました。 -
うわあぁ!
イメージです。
2代目おがさわら丸フォトコンテストの最優秀作品です。
ガン.ガガン.ドドドドォー
波が船体にあたる音が船内に響き、ふわっと船体が大きく浮いて、ドドドォーと沈む動揺が続いています。
小笠原航路は、厳しい海上気象条件の中を航行しなくてはならない時もあります。
船員さんによると、これでも先代のおがさわら丸より揺れなくなったとの事でした。 -
出航時は元気だった修学旅行の高校生達‥
30分もすると、船酔いでうずくまっています。
G〇RO袋よ。
出動! -
救命胴衣の着用方法‥
ビデオでずっと案内しています。
これは重要です。
よく見ておきましょう。 -
お腹すきましたね。
空きっ腹は船酔いの大敵なんです。
なにか少し食べておきましょう。
売店で助六寿司を買ってきました。
冷凍でレンジでチンする奴です。
いただきます。
助六寿司‥600円。 -
16:30
昼寝でもしますか。 -
19:35
いやぁ、よく寝ました。
船は相変わらず動揺していますが、お腹すきしたね。
シャワーを浴びて‥
船内レストランに突撃!レストラン 父島 グルメ・レストラン
-
夕食です。
船が大きく動揺しているので、軽く「島塩ラーメン」にしました。
さっぱりしていて美味しいよ。
島塩ラーメン‥780円。 -
19:43
父島を出航してから4時間が経過しました。
東京まで残り834kmです。
まだまだですね。
何もない外洋をひたすら北上しています。 -
19:50
やる事もないし、船が大きく動揺しているので寝ます。
おやすみなさい。 -
5:55
翌朝、早朝です。
揺れがだいぶおさまりまして、閉鎖されていたデッキも開放されました。 -
展望ラウンジ hahajimaです。
さすがにこの時間では誰もいませんね。 -
6:02
東京まで残り390kmです。
36分遅れで運航しています。
青ヶ島沖辺りでしょうか? -
外に出ると寒い!です。
北風が冷たく現実の世界に戻っている事を実感します。 -
朝日は駄目ですね。
残念! -
小笠原海運が主催する乗船券と宿がセットになった「おがまるパック」を利用すると、おトクなクーポン券がついてきて、船内で飲み物のサービスがあります。
コーヒーを頼みましょう。 -
7:57
朝食です。
買い置きしておいた食材を食べてしまいましょう。
サービスのコーヒーと買っておいたコーヒーが重なってしまいました。
マルちゃんヌードル‥108円
ボス贅沢微糖‥140円
アイスコーヒー‥無料 -
寒いけど、ぼんやりと海を眺めます。
-
8:40
八丈島沖を通過しました。 -
やる事もないし、昼寝でもしますか。
-
11:17
伊豆諸島が地図に現れました。
新島沖を航行しています。 -
船速25ノット(時速約47キロ)。
船舶の速度としては速いです。
ガンガンに飛ばしています。 -
何もないけど、そこが又、船旅の魅力ですね。
-
本土が見えて来ました。
-
11:48
東京まで残り132km。
もうすぐ伊豆大島沖を通過します。
30分ほど遅れているみたい。
まぁ、長く乗っていられるからいいや。 -
伊豆大島が見えています。
-
房総半島最南端.野島崎沖です。
-
12:44
まもなく東京湾に入ります。
現実の世界がだんだん近づいてきました。
やだなぁ。 -
お腹すきましたね。
レストランに入りましょう。 -
13:07
昼食です。
カレーライス大盛にしました。
揺れがおさまったので、ビールを頂きましょう。
カレーライス(大盛)‥900円
缶ビール‥250円 -
丸窓が船に乗っている事を実感させます。
-
三浦半島久里浜沖です。
-
対してこちらは房総半島金谷沖です。
あっ、あれは‥ -
ズームしてみましょう。
三浦半島久里浜~房総半島金谷を結ぶ、東京湾フェリー かなや丸(3500t)ですね。 -
13:30
おがさわら丸の後ろを、かなや丸がクロスしていきました。 -
15:08
羽田空港沖を航行しています。
30分ほど遅れていましたが、頑張って来たので、10分遅れの15:40に竹芝桟橋に着くそうです。 -
24時間の船旅も、残りわずかです。
もっと、乗っていたいなぁ。 -
スカイツリーも見えて来ました。
-
東京港に入港します。
-
有明フェリーターミナルが見えます。
あっ、あれは‥ -
東京~徳島~新門司に就航する、東九オーシャンフェリーのフェリーしまんと(12656t)です。
あちらも今年就航した新造船です。
これは取材しにいかなくては‥ -
レインボーブリッジが見えてきました。
-
お台場です。
-
レインボーブリッジが近づいてきました。
-
15:28
船旅のフィナーレ。
レインボーブリッジをくぐります。 -
レインボーブリッジを抜けると‥
-
竹芝桟橋です。
接岸体制に入りました。 -
楽しい船旅が終わっちゃうよ~
降りたくない‥ -
ロープがかけられました。
-
15:40
タラップがかけられました。
接岸完了です。
はあぁぁ‥ -
スタッフの皆様‥
本当にありがとうございました。 -
15:45
名残惜しいですが、下船します。 -
下船しました。
はあぁ‥
終わっちゃいましたね。竹芝桟橋 名所・史跡
-
真っ直ぐ帰る気にならず、見送りデッキにいきました。
-
おがさわら丸よ‥
ありがとう。
そして、お疲れ様。おがさわら丸 乗り物
-
東京~神津島航路に就航している、東海汽船「さるびあ丸」4982tです。
あれっ?
今の時間は東京に向けて航行してはずなんですが何でこの時間にいるの‥
‥と、思っていたら、昨夜は休航日だったそうです。 -
さるびあ丸(4982t)と、おがさわら丸(11035t)‥
こうして並ぶと、おがさわら丸の巨大さがわかりますね。 -
東海汽船 さるびあ丸(4982t)。
式根島に行った時に乗りました。
又、離島にいきたいなぁ。 -
15:03
マストのモニュメント‥
帰りたくありませんが、竹芝桟橋を後にしましょう。 -
16:17
JR浜松町駅から京浜東北線に乗って‥ -
16:40
鶴見に到着です。
いやぁ、小笠原‥最高でしたね。
又、行きたいです。
皆様、ありがとうございました。
又、お会いしましょう。
ご機嫌よう‥
- 完 -
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この旅行記へのコメント (12)
-
- 長崎マリーンズさん 2018/09/25 23:18:19
- はじめまして
- オーヤシクタン様
こんばんは
長崎マリーンズと申します
以前から小笠原に興味があり新しくなったおがさわら丸の情報を収集したいと思っていたところ、オーヤシクタン様の旅行記がヒット致しました。
父島や母島での様子も凄く面白かったです。
離島が好きなので青ヶ島の旅行記もとても楽しく拝見致しました。赤坂田屋や房総半島の旅行記も凄く良かったです。
子供がまだ小さく財務的にも余裕が無い状況なのでオーヤシクタン様の旅行記を読んで旅行をした気になっています。
これからもよろしくお願いします。
- オーヤシクタンさん からの返信 2018/09/26 11:43:52
- RE: はじめまして
- 長崎マリーンズ様、こんにちは。
オーヤシクタンと申します。
小笠原諸島‥
おがさわら丸が新造船になったので行ってみました。
本土はさむくなる12月でしたが、小笠原は暖かく、少し歩くと汗が出る陽気でした。
かつて、3500tほどの貨客船だったおがさわら丸は、先代で6500tになり、今回の新造船は10000tを超える離島航路最大級の貨客船となりました。
大部屋雑魚寝が主流だった船室は、2段ベッド主流となり、個室も増え快適な船旅ができるようになっています。
マリンスポーツをしない私ですが、父島では原付を借りて、島のビーチでまったりしたりして、楽しい島旅になったのは言うまでもありません。
そして、小笠原の翌年は、ヘリの空席があったので、急遽青ヶ島に行けました。
小笠原も青ヶ島も東京都ですが、なかなか行ける島ではありませんよね。
私の旅行記が参考になったら幸いです。
この旅(度)は、私の拙い旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。
今後も宜しくお願い申しあげます。
オーヤシクタン。
-
- BTSさん 2017/03/03 17:35:40
- 取材お疲れさまでした〜
オーヤシクタンさまへ
こんにちは〜
何て泣ける旅行記なんでしょうか〜(ホントに涙が出ました)
港での見送り、出航してからボートで追いかけての見送りとは…
これでは帰りたくなくなるし、また行きたいと思いますよね。
オーヤシクタンさんの名残惜しい気持ちがよく理解できます。
帰りは波が荒く、撃沈(船酔い)されている人が多かったんですね。
オジサンもいつかは「おがさわら丸」にチャレンジしたいです。
おがさわら丸を制した者は日本国内では怖いものはないですね(笑)
体を張った取材お疲れさまでした。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/03/03 21:41:58
- RE: 取材お疲れさまでした〜
- BTS様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
涙、涙の別れで、おがさわら丸は父島を出航しました。
小笠原にリピーターがいるのも頷けます。
私が乗った時も、オーシャンフェリーは、東京港で見送りは誰ひとりいなかったし、徳島ではバスが1台ポツンと停まっているだけだったのは、BTS様と同じです(笑)。
そして、その後に待ち受けた試練‥
大半の方が撃沈していたようですが、私はアネロンのお陰でケロリとしていました。
帰ってからしばらくの間は、会社で「小笠原行きてぇ」と呟いきながら仕事をしていました。
長々とご覧頂きまして誠にありがとうございました。
次作は、伊豆です。
オーヤシクタン。
-
- ケロケロマニアさん 2017/03/03 16:20:45
- 有難うございました!
- 小笠原の旅行記、全編にわたって詳細な旅の様子を楽しませて頂き、自分も現地を訪れたかのような気持ちになることが出来ました。本当に有難うございます。
最後のお見送りの光景とか、見ているだけで涙が溢れてきそうです。船客の方がレイを投げるなんて、凄く美しい風景ですよね。昭和の船旅の紙テープを思い出さずにはいられませんでした。
船旅は長いだけに、終わる時の何とも言えない切なさ、本当によく解ります。竹芝桟橋がさぞ恨めしく映ったことでしょうね…。でもオーヤシクタンさんは関東在住なので、小笠原までとはいかなくても、気軽に離島航路を利用できる環境が羨ましいです。逆に他の関東在住の方が、何で船旅に出ないのか、不思議に思ってしまう位です(^▽^;)。
丁度私が訪欧中に小笠原を旅されていたんですね!欧州旅行で7万弱しか使わなかった身にとっては、小笠原での10万円近くの会計報告を見て、改めて驚かされました。それでも小笠原にしては安い方なんでしょうね。
今回のオーヤシクタンさんの旅行記を拝見して、私もおがまるパックに興味を抱いて同社のHPにアクセスしてみましたが、やはり68000円でもかなり安いほうみたいですね。小笠原は野営禁止というのが貧乏人には辛い所です。まあ、逆に言えばそれが貧乏旅行者にとっての壁となって、小笠原の美観が維持されるのは良いことなのかもしれませんが…('◇')ゞ。野営でなく(テントを張らずに)その辺で寝袋にくるまって寝るとかも禁止なのかな、と、どうしても小笠原に行ってみたい貧乏人は考え込んでしまいました…(-_-;)。
byケロケロマニア
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/03/03 21:11:03
- RE: 有難うございました!
- ケロケロマニア様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
小笠原漫遊記‥
ようやく、完結しました。
船に揺られて、島でまったり、涙の別れ‥
他の旅にはない、感動のストーリーを体験しました。
又、行ってみたいです。
伊豆諸島が近いので、もう少し暖かくなったら又、島旅に行こうと思います。
さて、やはりとネックとなるのは財布の中身ですね。
私が使った、おがまるパックの68000円が最安値でした。
東京〜父島は2等で片道23210円します。
往復で46420円!
宿は個別手配だと8100円×3泊=24300円。
個別手配だと合計70720円です。
おがまるパックと方が額面上、2720円安いですが、おがまるパックは下から二番目の二等エコノミー寝台なので、内容的にはもっとおトクです。
私が探した所、これが最安値でした。
なんとか10万円以内でおさまりましたが、これにマリンスポーツやらクジラウォッチングなどをやったらもっと高くなってしまいますね。
父島〜母島も往復で9000円近くかかりました。
ちなみに小笠原はキャンプ・野宿は禁止されています。
寝袋にくるまって寝ていたら、小さい島なのですぐに通報され、おそらく警察官に職務質問されると思います。
もしかしたら、乗船券購入の時に宿を聞かれるかもしれません。
そう言えば、ユースホステルがありました。
ちょっと高いですが、行く価値はあります。
ケロケロマニア様も是非、小笠原に足を運ばれてみて下さい。
拙い旅行記をご覧頂きまして誠にありがとうございました。
今後も宜しくお願い申しあげます。
オーヤシクタン。
-
- とのっちさん 2017/03/02 22:04:47
- 感動のラストでした!
- オーヤシクタンさま
こんばんは。船酔いする乗客横目にさすがオーヤシクタンさま、船旅を心得ていらっしゃる!私なら海に向かって高校生と一緒に吐いているでしょう。G〇RO使わずに海に吐いた方が楽なような気がしますが、やっぱり環境破壊でしょうか?海水で薄まりませんかね?
蛍の光が流れるんですね。あの歌は反則です。涙を誘う確率が増幅されます。昨日が卒業式で、日ごろから学ランの第一ボタンを止めない高校生たちが立派に蛍の光を歌っており、不覚にも泣きそうになりました。ボートで見送りをしていただける、父島の方々にとっては「おがさわら丸」の入港は島の一大イベントなのでしょう。
「何もないけど、そこが又、船旅の魅力ですね。」の写真!水平線と白い航跡に太陽!魅力的です。25ノットは意外と速力がある気がします。東京湾に入って船ウォッチングをされて、本土に戻ってこられたときは残念な気分がよく伝わります。かかった金額も時間も経験値も海外旅行のようでした。また島旅に行かれるんだろうなと思っております。
18きっぷ消化計画は立っておられますでしょうか?
とのっち
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/03/03 09:22:44
- Re: 感動のラストでした!
- とのっち様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
行きはよいよい
帰りは酔い酔い‥
でした。
海上に強風波浪注意報が発令され、ははじま丸に乗っていた時より海が荒れて、10000トン級のおがさわら丸とは言え、揺れました。
元気印の修学旅行生逹もさすがに、船体動揺には敵わず、エントラスホール(一番揺れない所)の一画にあるフロアの椅子でみんなG〇RO袋を片手に苦しんでいました。
引率された先生方は表には出さなくても、陰では大変だったと思います。
貰いG〇ROしないように、私は見ないようにしていましたが、あるだけいると目に入ってしまいます。
ちなみに、デッキは閉鎖されて、表に出られないので、海上放棄はできません。
仮にデッキでやったら、海に届かず、船体につくので間違いなく船員様にお叱りを受けます。
東海汽船さるびあ丸では、ペットボトルの水を甲板から捨てていただけで、注意の放送が流れ、船員様が甲板に急行していました。
又、下記の法律があります。
長ったらしいですが、ご参考までにどうぞ
↓↓↓↓↓↓
海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
第三章 船舶からの廃棄物の排出の規制
(船舶からの廃棄物の排出の禁止)
第十条 何人も、海域において、船舶から廃棄物を排出してはならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する廃棄物の排出については、この限りでない。
一 船舶の安全を確保し、又は人命を救助するための廃棄物の排出
二 船舶の損傷その他やむを得ない原因により廃棄物が排出された場合において引き続く廃棄物の排出を防止するための可能な一切の措置をとつたときの当該廃棄物の排出
2 前項本文の規定は、船舶からの次の各号のいずれかに該当する廃棄物の排出については、適用しない。
一 当該船舶内にある船員その他の者の日常生活に伴い生ずるふん尿若しくは汚水又はこれらに類する廃棄物(以下「ふん尿等」という。)の排出(総トン数又は搭載人員の規模が政令で定める総トン数又は搭載人員以上の船舶からの政令で定めるふん尿等の排出にあつては、排出海域及び排出方法に関し政令で定める基準に従つてする排出に限る。)
二 当該船舶内にある船員その他の者の日常生活に伴い生ずるごみ又はこれに類する廃棄物(政令で定める廃棄物を除く。)の排出であつて、排出海域及び排出方法に関し政令で定める基準に従つてするもの
三 輸送活動、漁ろう活動その他の船舶の通常の活動に伴い生ずる廃棄物のうち政令で定めるものの排出であつて、排出海域及び排出方法に関し政令で定める基準に従つてするもの
により、基本的には廃棄禁止となっています。
小さな船のふん尿等はOKです。
はい、長い文章でしたね。
だった、使用済みのG〇RO袋は船員様がゴム手袋をはめて処理しているのを見て、本当に頭が下がる思いになりました。
又、行きたいですね。
さて、18きっぷ‥
早速ですが、3/1~2で、滋賀県へ取材に行きました。
帰りの昨日、東海道本線が事故で運休となり、BTS教授から適切なアドバイスを受け、無事に横浜へ生還しました。
その旅行記はいつになるやら‥
オーヤシクタン。
- とのっちさん からの返信 2017/03/03 15:12:04
- RE: Re: 感動のラストでした!
- オーヤシクタンさま
こんにちは。常識の欠落申し訳ありません。船員さんには頭が下がります。法令は難しい…吐きそうなときに経験上効果的と思われる「外の空気に触れる」が安全上の問題でできないのですね。
昼休みがなかったので休憩がてらサボりながら書いておりますが、16時からの会議を乗り切って今晩出発です。
とのっち
-
- Salaamさん 2017/03/02 17:28:30
- 念願叶って!
- オーヤシクタンさん、いつもありがとうございます、Salaamです。
とうとう念願叶っておがまるですね!
オーヤシクタンさんの場合、小笠原よりもおがさわら丸とははじま丸がメインと予想しておりましたが、小笠原の情報も満載、楽しく拝読いたしました。
私も先月、とある島に行ってきましたが、やはり島はいいですね。見ているだけで小笠原ののんびりとした時間が伝わってきます。
いつぞや私も小笠原に行ってみたいのですが、ワイフが船酔い体質に加え、船酔いすると体調だけではなく機嫌まで悪くなるので果たして念願叶うのやら…。
次は門司のご旅行でしょうか、楽しみにお待ちしております!
次回も良い旅を〜!
追伸:あの足元のモザイクは…(笑)
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/03/03 09:33:07
- Re: 念願叶って!
- Salaam様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
お陰さまを持ちまして、小笠原旅行記が簡潔しました。
小笠原のネックはやはり船酔いでしょうか。
船が大きくなり、以前より快適になったとは言え、自然の猛威に人間は敵わないことを実感した旅になりました。
東京から船で24時間‥
東京~バンコクを飛行機で2往復できちゃいますね。
国内とは言え海外より遠いですが、又、行ってみたいです。
そういえば、帰りの船には、マレーシアorインドネシア?の方が乗っていました。
イスラムのかぶりものをしていたので、すぐにわかりました。
日本人でもなかなか行けない小笠原に行くんだから、すごいなぁと思いました。
ご覧頂きまして誠にありがとうございました。
今後も宜しくお願い申し上げます。
オーヤシクタン。
- オーヤシクタンさん からの返信 2017/03/03 20:32:10
- 追伸
- Salaam様、たびたびこんばんは。
オーヤシクタンでございます。
足のモザイク‥
なんかやたらと足が目立ち、中年男の足は人様に不快な思いをさせ、見せるべきでないと判断したので、モザイク処理をさせて頂きました。
決して怪しい画像ではないので、ご安心下さい。
そう言うのを気になる年になっちゃいました。
オーヤシクタン。
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旅行記グループ 第51部.東京から南へ1000キロ!小笠原諸島漫遊記。
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