東京から南へ1000キロ！小笠原諸島漫遊記･その1.〔祝〕新造船就航 小笠原海運.おがさわら丸乗船記 (東京～父島) 前編

2016/12/11 - 2016/12/11

第51部-221冊目　1/8

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

東京から南へ1000キロ！
11月に断念した小笠原諸島へ行ってまいりました。
初日は東京竹芝から船に乗っているだけの一日です。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙写真‥平成28年7月に就航した新造船．小笠原海運おがさわら丸(11035t)。

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2016(H28)年12月11日～16日 5泊6日

12月11日(日) 第1日目 晴れ。
①京浜東北線.大宮行
鶴見.8:24→浜松町.8:47
↓
②小笠原海運 おがさわら丸.父島行
東京竹芝.11:00～(船中泊)～

★宿泊‥おがさわら丸2等寝台(エコノミーベッド)。

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JR東日本‥310円
ゆで太郎竹芝店‥320円
ほっかほっか亭竹芝店‥390円
ファミリーマート竹芝店‥623円
竹芝桟橋売店‥160円
小笠原海運‥68000円
おがさわら丸船内レストラン‥3690円

エリア 父島(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

私の乗船記をご覧になって、船旅をしようと‥4トラベラーの｢BTS｣様が、本日2月20日、19:30出航のオーシャン東九フェリー(東京～徳島)のフェリーしまんとに乗ってクルーズをされるとの連絡を頂きました。
低気圧の影響で波高3～4mの海上に挑む｢BTS｣にエールを贈ります。
フレー！フレー！BTS様！
フレフレBTS様！フレフレBTS様！
ドンドンドン‥ドン！
行ってらっしゃ～い。
健闘を心の底からお祈り申しあげます。

さて、私の乗船記です。
今回は東京～小笠原.24時間の船旅です。
↓↓
8:23
おはようございます。
念願の小笠原に行く日がやってきました。
まずは、竹芝桟橋に向かいます。

8:52
お腹すきましたね。
朝食にしましょう。

朝そばを頂きます。

朝そば(おろし)‥320円。

9:03
ほかほか弁当がありました。
船内で食べるお弁当を買っていきましょう。
この近くにあるファミリーマートにも寄って、食料を調達しました。

9:15
マストのモニュメント‥
やって来ましたよ。
竹芝桟橋です。

これから乗る｢おがさわら丸｣です。
荷役作業が行われています。

でかい船ですね。
全長が150mと、離島航路では最大級です。
建造物が邪魔して、船全体が入りきりませんでした。

東京小笠原航路就航船。
小笠原海運｢おがさわら丸｣11035t。
平成28年7月2日に就航したばかりの新造船です。

竹芝桟橋で建造物が邪魔をして、船のまともな写真が撮れなかったので、前日に撮った写真です。

9:27
そろそろ受付開始時刻です。

先代のおがさわら丸の時は、2等船室の場合、整理券を受け取らなくてはならず、いい場所を確保する為には早くから並ぶ必要があったそうです。

今は整理券は廃止され、早い者勝ちのシステムはなくなったので、早くから並ぶ必要はなくなりました。

今回は小笠原海運が主催する往復乗船券と宿がセットになった、おがまるパックを利用しています。
民宿3泊付きで68000円でした。

これが、搭乗券引換所です。
これを窓口に出して、搭乗券をもらいます。
寝台はその時に決まります。

小笠原海運おがまるパック
民宿ささもと3泊プラン‥68000円。

乗るぜ！おがさわら丸。

東京～父島.24時間の航海に挑みます。
揺れるなよ。

竹芝桟橋 名所・史跡

10:20
さあ、乗りますぞ。
ワクワクしてきました。

搭乗券を船員さんに見せて、四次元コードにピッと読み取らせます。

案内所で、個室のキーを受け取る上級船室利用の富裕層の方々を横目に、今夜の城に向かいます。

451号室は‥
あっ、ここですね。

2等寝台(エコノミーベッド)です。

階段式の2段ベッドで、大部屋雑魚寝の2等和室と比較してプライバシーが守られる構造となっています。
下から2番目のグレードで、3代目のおがさわら丸に初採用されました。

おがまるパック利用だと、このクラスが標準となります。

下段。
ここが私の城です。
なんだか秘密基地みたいですね。

中はこんな感じ‥
ひきこもるにはちょうどよい空間です。
寝台灯とコンセントがあります。
下に敷いているのはシーツではありません。
布団カバーです。
間違えて敷いてしまいました。

上段です。
こちらは開放的ですね。

それでは、恒例の船内視察を始めましょう。

おがさわら丸は2デッキから7デッキが船客区画となっています。
乗船すると、4デッキです。
まずは、エントランスホールがあります。

小笠原らしくクジラの尻尾をモチーフにしたオブジェがあり、ここから下が海と言うコンセプトだそうです。
下層階に降りてみましょう。

船客区画で一番船底に近い2デッキです。

2等和室(エコノミー)があります。

2等和室(エコノミー)です。

私が乗った12月11日は、町田総合高校の修学旅行生が乗っていまして、2デッキは女子生徒の貸切でした。
よって、私のような中年男性が入る事ができません。
パンフレットの写真でご了承願います。

運賃(通常期)‥23210円。

※おがさわら丸案内資料より引用。

3デッキです。

こちらも2等和室(エコノミー)が配置されています。

先代のおがさわら丸の2等船室は、大広間に枕とマットが仕切りもなく並べられていましたが、本船は部屋が小分けされ、更に頭部に仕切りが設置されて、居住性が向上しました。
女性専用ルームもあります。

同じ3デッキの、こちらは船尾部分にあるミニサロン南島です。
アルコール類・ジュース・おつまみ・カップ麺の自販機があります。
サロンと言うより立ち飲みコーナーと言った方がいいかも‥

給湯器と冷水器は船内各所にあります。

4デッキに戻って来ました。

船客を迎え入れるのはこのデッキてす。
案内所やレストラン、2等寝台船室などが配置されています。
では、ひとつひとつ視察してみましょう。

案内所です。

水槽風の趣向を凝らした作りです。
船内でのお困りごとやご相談をお受けしています。

島の子供が描いた｢おがまる｣。

おがさわら丸はおがまると呼ばれています。
島の子供達にも大人気です。

救命消防設備配置図および脱出経路図。

大きくて広い船内です。
これは重要です。
緊急時に備えてよく読んでおきましょう。

キッズルームです。

24時間の長い船旅でも子供達はここでおおはしゃぎ。
おもいっきり遊びましょう。

隣に授乳室もあります。

4デッキ船尾部に2等寝台(エコノミーベッド)の船室があります。
私の城はこのエリアです。

運賃(通常期)‥26450円

※おがさわら丸案内資料より引用。

手荷物保管室。

大きなスーツケース等はここに保管できます。
安全上、通路にスーツケース等.荷物を置く事は禁止されております。

洗面室です。
トイレとは別室になります。

シャワー室です。

おがさわら丸には残念ながら大浴場がありません。
シャワー室が船内各所に配置されています。

トイレです。

清潔なトイレです。
船旅の重要アイテムG○RO流しも設置されています。

神新汽船の｢フェリーあぜりあ｣にそっくりな内装です。
それもそのはず‥
東海汽船｢橘丸｣・神新汽船｢フェリーあぜりあ｣・小笠原海運｢おがさわら丸｣→東海汽船グループの新造船は同じ船舶デザイナー様が手がけたそうです。

個室にはウォッシュレットもちゃんとついています。

船旅の友‥G○RO袋は船内のいたる所にぶら下がっています。

身体の不自由なお客様の為にの広くてゆとりある化粧室です。
3代目のおがさわら丸はバリアフリーの充実化が施されました。

ペットルームです。

ペットちゃんはこちらへお願いします。

自販機コーナーです。

ビールはアサヒ・サッポロ・キリンの3銘柄とエビス・ハイネケン・バドワイザーオリオンビールなどとり揃えています。
350ml缶各240円～、500ml缶各310円～ありマス。

缶チューハイ350ml缶‥160円。
トリスハイボール350ml缶‥200円。

ジュース類.130円～

カップ麺(カップヌードル・カップスター・明星チャルメラ.etc)‥各180円。

フライドポテト‥400円。
ホットドッグ‥400円。
ハンバーガーセット‥400円。
焼きそば‥400円。
焼きおにぎり‥400円。
たこ焼き‥400円。
炒飯風ごはん‥400円。
チキン&ポテト‥400円。

乾き物おつまみ‥100円～

貴重品ロッカーです。
指紋認証でロックします。
相部屋の場合、ここに預けておれば心配いりません。

エレベーターもあります。
足腰が弱くても安心ですね。

冷蔵のコインロッカー
生鮮品はこちらで保管できます。
1回500円です。

船舶用衛星公衆電話。

外洋に出ると携帯はほとんど圏外です。
緊急時の連絡などに重宝しますね。

ちょっとしたパブリックスペースがあり、カラフルな椅子が並んでいます。

4デッキと5デッキにはカラフルなタイルカーペットが敷かれています。
小笠原の生態系をパッチで表現したそうです。

レストラン Chichi-jimaです。

4デッキ前方に位置し134席とゆとりある席数を確保しました。

どんなメニューがあるのでしょうか？
ちょっと、見てみましょう。

おススメ‥
おが丸 塩ステーキセット‥1480円
島塩ラーメン‥780円

和風ハンバーグセット‥1180円
鯖の味噌煮セット‥980円
ぜいたく生姜焼きセット‥1280円
ハンバーグ＆エビフライセット‥1480円
三元豚ロースカツセット‥1280円
若鶏のジューシー唐揚げセット‥1100円
広島産カキフライセット‥1400円
ごろごろチキン丼‥980円
海老天丼‥1100円
豚丼‥980円
海鮮丼(数量限定品)‥1080円
宮城産穴子天丼(数量限定)‥1100円
いくら丼‥1200円
おでん・もつ煮‥500円
ざるそば･うどん‥650円
わかめそば･うどん‥680円
かき揚げそば･うどん‥750円
ビーフカレー‥800円
ヒレカツカレー‥1100円
ラーメン(しょうゆor味噌)‥780円
チャーシューメン‥980円
スパゲティミートソース‥850円

色々ありますね。
全部載せると大変なので一部抜粋しました。

2代目おがさわら丸は流行りの螺旋階段でしたが、3代目の階段は船客の動線を考慮した直線基調の配置を採用しました。
では、5デッキに昇りましょう。

5デッキです。

特2等寝台(プレミアムベッド)の船室をメインとして、1等室(スタンダード)と共に窓側に配置されています。
インサイドには2等寝台(エコノミーベッド)を配置し、女性専用室もご用意しました。

特2等寝台(プレミアムベッド)です。

階段式2段ベッドですが、上段と下段でフロアが別れて1フロア2名となっています。
各ベッドにはテレビが配備され、お二人で利用の場合は各フロアを仕切るカーテンで更なるプライバシーが実現します。
女性専用室もございます。

運賃(通常期)‥35100円。

※おがさわら丸案内資料より引用。

6デッキです。

船内売店.ショップドルフィンと、個室の1等室(スタンダード)と特1等室(デラックス)が配置されています。

1等室(スタンダード)です。

テレビとリビング風チェアが置かれたスタンダードなツインルームです。
相部屋にはならず、1名でも個室料金6000円追加で利用できます。

運賃(通常期)‥48600円。

※おがさわら丸案内資料より引用。

ショップドルフィンです。

コンビニスタイルの売店です。
交通系電子マネーが使えます。
何があるのかな？
ちょっと、覗いてみましょう。

近年、フェリーで見かける冷凍レンジ食品が置かれていました。

スパゲティナポリタン
キーマカレーライス
助六寿司
‥各600円です。

おっ！
近年、コンビニでよく見られる挽きたてコーヒーがあるじゃないですか。
後で買いに来ようっと。

おがさわら丸グッズが置いてありました。
これは買わないと‥

安い奴ばかり買いました。

上.おがさわら丸ピンバッジ‥690円
右.ははじま丸ピンバッジ‥350円
左.第28共勝丸ピンバッジ‥350円

第28共勝丸と言うのは、東京～小笠原を結ぶ貨物船です。
まさか、こんな物まであるなんて‥
買っちゃいました。

船客区画最上階の7デッキです。

展望ラウンジ Haha-jimaと、特1等室(デラックス)、船室最上級クラスの特等室(スイート)が配置されています。

船室案内は小笠原の生物によるイラストで、見やすく分けられています。

この先は、上級船室が並ぶエリアです。
私のような下級船客が入る事は許されないので‥

引き続き、パンフレットの写真で、ご了承願います。

特1等室(デラックス)です。
テレビ･1等以下にはない風呂･トイレ･冷蔵庫･空気清浄器が備えられたツインルームです。
ソファベッドもあるので、3人でも利用可能で、3人目の運賃から15000円割引となります。
ちなみにお1人の場合は、個室貸切料18000円追加でご利用頂けます。

運賃(通常期)‥62670円。

※おがさわら丸案内資料より引用。

おがさわら丸最上級クラス‥
特等室(スイート)です。

キングサイズダブルベッド1台･風呂･トイレ･テレビ･冷蔵庫･空気清浄器･専用テラスが客室にあります。
又、高性能マッサージ機･フリードリンクがある特等船客専用ラウンジがご利用頂けます。

ダブルベッドのお部屋なんですね。
男二人の時は、どうするんだろ。
やだな。

運賃(通常期)‥69170円。
1名利用個室貸切料金‥18000円。

特等1人利用だと87170円！
私が利用している2等寝台(エコノミーベッド)との差額は、60720円也。
高嶺の花だよ、こりゃ。

※おがさわら丸案内資料より引用。

7デッキ後方にある、展望ラウンジ Haha-jimaです。

こちらは全等級のお客様が利用可能です。
船窓からは小笠原航路ならではの大パノラマがご堪能頂けます。

展望ラウンジ Haha-jimaには軽食･喫茶のコーナーもあります。

本日の日替わりのラウンジごはんは‥
ミートソースのラザニア‥580円
タラコと椎茸のスパゲティ‥580円
鶏雑炊‥680円

そして、日替わりおつまみは‥
自家製ピクルス‥420円
牛すじデミソース煮込み‥680円

軽食･おつまみ･デザート･飲み物･お酒類に、島ラムや島パッションを使ったカクテルなどメニューは豊富です。

ちなみに喫茶コーナー名物は、アップルパイ(1カット380円)です。
船内で焼きあげた、おがさわら丸ならではの逸品です。

今日のお三時はアップルパイに決定だな。

7デッキの外部甲板には、心地よい潮風を浴びながらご歓談ができるベンチがあります。

※出航後に撮影。

新しくなった｢おがさわら丸｣は船内施設が充実していますね。
これで、恒例の船内視察を終了します。

バーン！
バババババンバババーン♪
出航前の銅鑼の合図です。

出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

11:00
時間時刻です。
ロープが外されました。

ゴゴゴゴォー

おがさわら丸が岸壁から離れていきます。

ボォォー！
汽笛が鳴り、小笠原へ24時間の航海が始まりました。

今日の船客数は460名。
ちなみに船客定員は894名です。
そのうち244名は町田総合高校の修学旅行生と関係者の方々です。
修学旅行で小笠原なんて羨ましいですね。

出航の儀が終ると、次のイベント‥
レインボーブリッジをくぐります。

11:15
レインボーブリッジとお台場。
そう言えば、11月にレインボーブリッジの上からと、水上バスから｢おがさわら丸｣を眺めたんだよな。
今は立場が逆です。

大都会･東京よ。
さらばじゃ。

東京から父島までは約1000キロ！
所要時間は24時間です。

東京竹芝.11:00
↓
洲崎.14:10
↓
伊豆大島.14:50
↓
三宅島.16:10
↓
御蔵島.16:30
↓
八丈島.18:50
↓
青ヶ島.20:05
↓
ベヨネーズ列岩
↓
鳥島.1:20
↓
北之島.9:00
↓
婿島列島
↓
西島.10:30
↓
父島二見.11:00

※おがさわら丸案内資料より引用。

昼食です。

さっき、ほかほか亭で買った、のり弁。
一番安い奴だけど、経済的で美味しい！

のり弁当(大盛)‥390円
白身魚フライ
ちくわ天ぷら
きんぴら牛蒡
海苔米飯
漬物

オリオンビール‥240円

11:55
東京湾アクアトンネルの排気口‥風の塔です。
この位置から見るなんて、滅多にありません。

おがさわら丸のファンネル。
青と赤のツートンカラーです。

屋上デッキにはベンチがあります。

空が超青いよ。
快晴です。

オリオンビール。
沖縄航路ではありません。
向かっているのは小笠原ですよ。

横浜沖を航行中。
ランドマークタワーの後ろに丹沢山塊がそびえます。

横浜市磯子沖。

んっ！
あっ、あれは‥

ジャパンマリンユナイデット磯子工場です。
大洗～苫小牧に就航する商船三井フェリーの新造船‥｢さんふらわあさっぽろ｣と｢さんふらわあふらの｣を建造中です。
新しい｢さんふらわあ｣は、平成29年5月と8月に就航予定です。

これは、取材に行かなくては。

まだ3時じゃないけど、お茶にしましょう。

売店の挽きたてコーヒーと、船内で焼いたアップルパイにしたざます。
船上のお茶は最高ざます。
オホホ‥

アイスコーヒー‥180円
アップルパイ‥380円

13:17
船舶の現在地は、船内モニターで確認できます。
竹芝から2時間が過ぎました。
おがさわら丸は浦賀水道を抜け、三浦半島久里浜沖を航行中です。

房総半島を眺めます。

んっ？
あっ、あれは‥

ズームしてみましょう。

東京湾フェリー.かなや丸(3581t)ですね。
三浦半島久里浜と房総半島金谷を40分で結んでいます。

三浦半島の最南端。
城ヶ島が見えてきました。

13:38
東京湾を出ます。
いよいよ、外洋に出ますよ。

う～みはひろいなぁ～♪
大きいなぁ～♪

思わず、歌っちゃいそうです。

海がきらきらして綺麗だよ。

14:33
おがさわら丸船内イベント‥

船内レクチャーが始まりました。
小笠原の事を色々とレクチャーしてくれます。
小笠原村観光協会の職員様が先生です。
私は小笠原初心者です。
よく聞いておきましょう。

15:05
30分ほどでレクチャーは終了しました。

さて、今、どこにいるのかな？
モニターを見ると、伊豆諸島.大島と利島の中間海域を航行中のようです。

ちょっと、昼寝をしましょう。

16:17
ふわぁぁ～
1時間くらいだけど、よく寝ました。

そろそろ夕日の時間と、デッキに出ると‥
ビンゴ！でした。

右側は三宅島。
左側は御蔵島です。

御蔵島の浮かぶシルエット。
うん、美しい。

御蔵島の影からお日さまが顔を出してきましたよ。

それでは、洋上から眺める夕日をご覧下さい。

16:28
御蔵島と夕日が最高に綺麗だよ。

お日さまが沈むよ。

おしまい。

パチパチパチパチ‥

夕日が見られてラッキーでした。
これだから船旅はやめられません。

携帯は圏外になりました。
やる事がないので、ゴロゴロしてぼんやりします。
これも船旅の醍醐味。

18:37
八丈島沖を航行中です。

すっかり暗くなってしまいました。
夜の航海のはじまりです。

19:55
お腹すきましたね。
船内レストランで夕食にしましょう。

ごろごろチキン丼にしました。
酢豚のような味つけで旨いです。

ごろごろチキン丼‥980円。
氷結グレープフルーツ‥160円

20:05
伊豆諸島の南端‥青ヶ島沖を通過。
この先は635キロ先の父島まで、有人島はありません。

20:10
夜8時から15分間、船長様の計らいで、星がよく見えるようにと屋上デッキの照明が落とされました。
今日は月明かりが強くて、満天の星空ではありませんでしてたが、綺麗な夜空でした。

船員様が懐中電灯を持って階段に立ち、船客の安全を守っています。
船員様、ありがとうございます。

21:00
竹芝で見たヤフーの波情報だと、明日の小笠原海域は3mほどの波があるようです。
もしかしたら、船が揺れるかもしれません。
ちょっと早いですが、明日に備えて寝ましょう。

おやすみなさい。

つづく。

この旅行記へのコメント （5）

• BTSさん 2017/02/27 11:54:26

  船旅は最高ですね〜（御礼）

  オーヤシクタンさまへ
  
  こんにちは〜
  
  この度は、エールを頂戴しありがとうございます。
  オーヤシクタンさんの経験豊富なアドバイスのおかげで20時間の船旅を無事に乗り切ることができました。重ねてお礼を申し上げます。
  
  当日は浦賀水道を通過し太平洋に出た途端に大きな揺れでした。
  トイレや喫煙ルームへ行く際にはドリフの世界でした。（笑）
  あの大きな船でも揺れるのですから小さ目の船でしたら多分船酔いしていたことでしょう。
  
  時化は朝方までありましたので24時間営業の大浴場も22時には閉鎖となり、翌日は9時から
  入浴できました。
  
  さて、オーヤシクタンさんの旅行記ですが、オジサンも船旅を経験したので、いつもと違う視点で拝見させていただきました。
  
  まずは、リベンジおめでとうございます！
  修学旅行生と一緒だったんですね〜船内はかなり賑やかだったのではないでしょうか。
  
  日中の出航は良いですね〜海を眺めながらいただくのり弁は一味違うことでしょう。
  船内にレストランやラウンジがあるのは良いですね〜お金は多少掛かりますが時間を潰すことができますね〜
  
  ただ残念なのが、大浴場が無いことですね。
  お酒が好きな人はシャワーよりも湯船に浸かり汗を流して飲みたいところでしょう。
  
  夕陽がメチャ綺麗です〜これは船旅ではないと味わえませんよね〜
  
  オーヤシクタンさんは、2等寝台の下段で寝られましたが、上段にも他の客がいたのでしょうか〜オーシャンフェリーもこのタイプでした。
  上段に人が居ると音（イビキや寝返り）などが気になりますか〜オジサンは、イビキと寝相が悪いので今回は個室にしましたが、今後のご参考までに教えてください。
  
  BTS

  オーヤシクタンさん からの返信 2017/02/28 19:24:52

  Re: 船旅は最高ですね～（御礼）

  BTS様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  時化の船旅‥
  大変お疲れ様でございました。
  まともに立っている事もできなかったと言う事は、波高が5mはあったのではないかと思います。
  初の長距離航海で、思わぬ洗礼を受ける羽目になってしまいましたが、あの揺れで酔わなければ、もう日本沿海の長距離フェリーはどこでも大丈夫です。
  
  さて、昔、庶民の船旅と言ったら、大部屋雑魚寝の2等船室が基本でした。
  東九オーシャンフェリーにも、昨年5月まで就航していた｢おーしゃんうえすと｣には、ザ！2等がありましたが、新造船にはありません。
  あれがひとつの風物詩でもあったのですが、大部屋で満員だと落ち着いて寝ることは難しいですね。
  さらに船が揺れたら、それはもう地獄です。
  近年、就航する新造船は、階段で昇降する二段ベッドが主流になりつつあります。
  小笠原海運と東九オーシャンフェリーの2等寝台は似た構造ですが、上段の造りが小笠原海運は開放的に対して、オーシャン東九フェリーは壁になっていますね。
  壁の奥に頭を入れるので、イビキ等はあまり気にならないかもしれませんが、仕切りがカーテンなので、多少の音は漏れるかもしれません。
  おがさわら丸では、いびきをかいている方はみられませんでした。
  私が乗船した時は、行きも帰りも向かいの寝台には船客がいましたが、上段はいませんでした。
  おがさわら丸はひとりだと個室が高いんです。
  太平洋フェリーや新日本海フェリーは閑散期はひとりでも個室の貸切料金が不用なので、少し余裕があるなら個室はおトクだと思います。
  
  配信手順を間違えて、一気に母島までの収録分を配信しました。
  青春きっぷを買いました。
  どこに行こうか思案中です。
  
  オーヤシクタン。

  BTSさん からの返信 2017/02/28 22:32:27

  RE: Re: 船旅は最高ですね?（御礼）

  
  オーヤシクタンさまへ
  
  こんばんは〜
  
  お疲れのところご返答いただきありがとうございます。
  
  ＞太平洋フェリーや新日本海フェリーは閑散期はひとりでも個室の貸切料金が不用なので、
  ＞少し余裕があるなら個室はおトクだと思います。
  
  情報ありがとうございます。
  これ狙い目ですね〜
  
  青春18きっぷを購入されたんですね〜オジサンも買わないと…
  
  おやすみなさい
  
  BTS

• とのっちさん 2017/02/20 21:11:04

  水平線すばらしい！

  オーヤシクタンさま
  
  こんばんは。
  
  水平線にギラリと輝く昼間の太陽、御蔵島の夕日…この絶景はＢＴＳさまはじめフォートラのみなさま方、船旅に引き込まれますよ！今日の午前中九州は大荒れでした。太平洋に影響がでていないといいのですが…
  
  竹芝はすばらしい晴れ空です。買い出しもルンルン気分でしょうね。搭乗券なんて飛行機みたい…と思うのですが、空の港から乗って機長はキャプテン、空の方が海をパクっっているのでしょう。「行くぜ、父島。」ではなく「乗るぜ、おがさわら丸。」の表現は、船に乗るためだけに小笠原を目指す魂胆が見え見えですが、その心意気が大好きです（笑）。
  
  二等寝台は今から２０年ほど前に、祖父祖母の実家がある喜界島に行くのに乗ったっきりです。帰りは台風で乗変かけたため雑魚寝でした。寝台のイメージは２段ベッドの開放寝台なのですが、“ソロ”に近いですね。新造船でもＧ〇ＲＯ流しが完備されているあたり、外洋船の厳しさを感じます。ただでさえ暴れる高校生を船の中に丸一日ぶちこんどくのはすごい修学旅行です。電波遮断されるのは生徒たちにとっていい経験だとは思うのですが、確実に体調不良者出るし、壁の１〜２枚突き破るだろうし、デッキから海中に何かしら落とすだろうし…船酔いしなくても吐きそうです。
  
  船の中で２食食べてゆっくり寝てもまだ半分もいってないのですね！日本は広いです。その日本の広さを教えてくれるのが船旅なのかなと思います。続きも期待しています。
  
  とのっち

  オーヤシクタンさん からの返信 2017/02/21 08:41:12

  Re: 水平線すばらしい！

  とのっち様、おはようございます。
  オーヤシクタンでございます。
  
  お待たせいたしました。
  ようやく、小笠原の旅行記にたどり着きました。
  高校修学旅行で小笠原‥
  行きは賑やかな船内になりました。
  先の話をしますと、帰りは低気圧の影響で船が揺れたので、大半の生徒が船酔いにやられていました。
  引率の先生方は大変ですよね。
  
  先代のおがさわら丸の2等船室は大広間に枕と毛布が並べられているだけの、ザ！2等でしたが、寝台車両のソロに近い2等寝台は最近のフェリーで多く採用されるようになりました。
  
  喜界島‥
  鹿児島からフェリーが出ていますね。
  2000tクラスの沖縄航路と比べると小さな船ですが、昨年、新造船が就航しました。
  乗ってみたい船のひとつです。
  
  私の乗船記をお読みになって、船で四国に向かったBTS様‥
  今は揺れが治まっていると思いますが、昨夜は大荒れでした。
  メールしたら、東京湾内でも揺れているとの事でしたので、外洋に出てからは大きい揺れに耐える羽目になったと思います。
  大丈夫だったか？
  いきなり洗礼を受けてしまって、恐縮です。
  
  オーヤシクタン。