レンタカー、鉄道、バスでいくドイツ・オーストリア・チェコ⑫（ベルリン・西編）

2016/10/11 - 2016/10/14

旧東ベルリンは独特な建物や雰囲気がありますが、西もなかなかどうして、古い地下鉄駅など、見ごたえのあるものもありました。

ブランデンブルグ門、国会議事堂,虐殺されたユダヤ人のための記念碑など、戦争が関連した観光が中心となりました。


それ以外には　CADEWEデパートが楽しかったです。普段なかなか見られない高級ブランドが台の上にディスプレイされていて、簡単に目の前で手にとることが出来る楽しみは　ここならでは。

上の階は日本のデパートを髣髴させます。

海外生活も長いので、昔デパートに通っていた日々を懐かしみながら見学しました。

フランクフルトからレンタカーにて
＊ハイデルベルグ
＊ヴュルツブルグ
＊ローテンブルグ
＊ディンケルスビュール
＊ノードリンゲン
＊フュッセン
＊ミュンヘン

ミュンヘンからは鉄道で
＊ザルツブルグ
＊ウィーン

ウィーンからは高速バスで
＊プラハ
＊ドレスデン
＊ベルリン

周遊しました。

①フランクフルト編
http://4travel.jp/travelogue/11180766

②ハイデルベルグ・ヴュルツブルグ編
http://4travel.jp/travelogue/11180777

③ローテンブルグ編
http://4travel.jp/travelogue/11180793

④ディーンケルスビュール・ノードリンゲン編
http://4travel.jp/travelogue/11180798

⑤フュッセン編
http://4travel.jp/travelogue/11180804

⑥ミュンヘン編
http://4travel.jp/travelogue/11180809

⑦ザルツブルグ編
http://4travel.jp/travelogue/11180823

⑧ウィーン編
http://4travel.jp/travelogue/11180829

⑨プラハ編
http://4travel.jp/travelogue/11180841

⑩ドレスデン編
http://4travel.jp/travelogue/11180845

⑪ベルリンのお洒落地区ハッケーシャーマルクト編
http://4travel.jp/travelogue/11180851

⑫西ベルリン編
http://4travel.jp/travelogue/11180855

⑬東ベルリン編
http://4travel.jp/travelogue/11180857

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

zoo駅で下車。


戦争の痛みを未だ抱えていることを感じさせられる、爆撃を受けた教会の一部分。
ドイツに居るといやがおうにも戦争の傷に対面させられます。

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

最近オープンしたという、ベルリンの人気スポット。

大きなガラス窓から、動物園のサル山が見えます。
子どもが大喜びしていました。

ビキニ ベルリン ショッピングセンター

小さな屋台的なお店が並んでいます。

ビキニ ベルリン ショッピングセンター

ビキニ ベルリン ショッピングセンター

買い物通りの散策を楽しんだ後、地下鉄駅へ。ここは古い地下鉄駅のよう。

ヴィッテンベルクプラッツ駅 駅

ヴィッテンベルクプラッツ駅 駅

広場でやっていたマーケットの財布屋で。


ドイツではどこの町でも、レストランでお会計するとき、店員がこの財布を持ってきます。おつりをその場でさっと渡せるようにと　理にかなったやり方です。
客にお金をもらってレジに持って帰りそれからまた同じ場所に戻るって時間と労力の無駄ですものね。

ポツダマーズプラッツ駅で下車。

ポツダム広場 広場・公園

駅前に東西分断の壁がおかれていました。　

ソニーセンター。

有名だから行ったものの、何もせず後を去る・・・

ちょうどこの時期、ライトアップイベントが行われていたようです

ヴィッテンベルクプラッツ駅 駅

黄色と赤のコントラストがスタイリッシュすぎます。

ヴィッテンベルクプラッツ駅 駅

この電車のキッチュさと言ったら！
窓に施されたブランデンブルグ門の模様・・・笑えるほどかわいい。

チェックポイントチャーリー。

チェックポイントチャーリー 散歩・街歩き

夕方から国会議事堂の見学ツアーに参加しました。４５分。長く感じました。

しかし、国会議事堂の内部を国民に開放して、ドイツを知ってもらおうという姿勢は立派です。


我々は外国人ツアーでしたが、ドイツ人向けのツアーもあって、その人たちはトートバッグをもらっていました。ガイドの話ももっと長かったようです。

ここ国会議事堂はベルリン市街戦の際、ロシア軍に壮絶な攻撃を受けました。結局のっとられてしまいましたが、その際にロシア軍たちが書いた落書きが　ホールに残されています。主には兵士たちの名前、出身地、メッセージなどだそうです。

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

ここは主にパレードなどがあるときに使われるとか。

階段一つとっても芸術品のような美しい建築

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

ここはちょうど東西分断の壁があったところで、壁に埋め込んで忘れないようにしているとか。

地下通路・・・。美術館のよう。

９９年までの議会で選ばれた議員たちの名前が残された小部屋。
箱に一人ひとり、議員の名前が書いてあります。

アドルフォヒトラーの名前も。


これを気に入らない人が彼の箱を破壊したりすることも多々あるそうですが、そのたびに修復して元通りに直すのだとか。

過去は消せない・・・。

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

礼拝堂。十字架が台の上にのっていますが、これを取り除けば、どんな宗教にも使えるようになっているのだとか。


戦後のドイツは　極力差別という言葉に敏感になっています。

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

釘をたくさん打ち付けた作品は　美術館で見ました。
印象的でよく覚えています。

議会が行われる場所。

議員はなんと６００人以上もいる。（正確な数字は覚えていません）

ドーム部分。

古い部分とこのモダンなドームがよくマッチして、ドイツというものをうまく表現していると思った。

国会議事堂を見学した跡、徒歩でブランデンブルグ門へ。

もう暗くなっていましたが観光客が多くいました。

ブランデンブルク門 建造物

向こうに近代的な建物の数々が見えます
。
その一等地に大きなスペースをとって
、虐殺されたユダヤ人を葬る記念碑を作り、そこには明かり一つない暗闇だということが、ドイツの背負っていく過去を忘れないという覚悟が見えます。

虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑 (ホロコースト記念碑) モニュメント・記念碑

さて、ベルリンの壁を見に来ました。向こうに見えるのが赤いレンガで造られた橋。

オーバーバウム橋 建造物

実際は　グラフィティにたくさん落書きのされた、あまり心地のよい場所ではありませんでした。残念。
いろいろ立派だったけれど、これはちょっとよくないなと思いました。

落書きされても仕方ないような治安の悪そうなところに放置されているといった印象でした。残念。

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