2016/10/02 - 2016/10/05
6593位(同エリア8720件中)
武闘派2さん
偶々見かけた新聞広告に惹かれて、札幌への旅に出かけました。
旅程は、3泊4日です。宿泊は、札幌のホテルに3連泊。ということでのんびり北の国の雰囲気を味わいました。
初日は、羽田発朝7時の飛行機ですから、のんびりという感じとは程遠く、5時には家を出ました。というのも我が家から羽田へは車で40分程度の距離ですが、羽田の予約制の駐車場が満車だったので、万一車を止めるのに時間がかかっても大丈夫なように余裕をもって出発したわけです。
結果としては、駐車場はガラガラでしたので、空港でのんびりしましたが、いつも感じますが、事前予約制の駐車場はもう少し何とかならないものでしょうかね?
予約しようとすると、大体いつも満車状態で困ります。
ともあれ、無事機上でのんびり。
今回の旅行は、フライ&ホテルで予約をしました。
ホテルは、ホテルオークラ札幌です。
旅行雑誌やらネットでの評判は今一でしたが、昔からのオークラファンなので、国内でも外地でもオークラがあれば利用します。経済的に許せばですが・・・
今回の、プランは手軽に利用できる範囲でしたので、当然チョイスしました。同じ旅行社で現地でのレンタカーも手配してもらいましたが、こちらも割安で確保できましたので、今回の旅行は食事以外は格安で済みました。
ということで、初日です。
飛行機は、ほぼ予定通り8:30には札幌空港に到着、待つこと少々で送迎バスに揺られてレンタカーの営業所へ。
手続き完了して、いざ出発したのが9:30頃だったっと思います。北海道は、20数年前に一度来たきり、しかもその時は千歳空港についた足で競馬馬の育成牧場へ行き、その日のうちに函館に移動したうえ、函館に入港した「にっぽん丸」に乗船し東京へ帰るという日程でしたので、ほとんど初北海道です。
札幌まで移動し、初日はラーメン横丁で昼食を済ませ、早めにホテルにチェックイン。
そこら辺を、ぶらぶらした後、晩飯は蟹です。当然タラバガニをメインで、「もういらない」というほど食べました。
面白かったのは、「脚1本焼き」というもので、30㎝以上の太さも半端でない脚が美味しそうに炭火で焼かれて出てきました。
他にも、酢蟹、唐揚げ、お造り等々タラバガニを食べまくりました。
ということで、初日は横に歩きながらホテルに戻り、ゆっくり眠ることができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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千歳空港から札幌市内へ向かう高速道路のパーキングエリアです。
なんということもない絵ですが、季節感、清々しさが北海道を感じさせてくれました。輪厚パーキングエリア 道の駅
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昼食は有名?なラーメン横丁にしました。
この看板の下の横町に10数軒程度のラーメン店が並んでいますが、過半は休みということで、営業していたのは4軒くらいでした。
来街者のほうも、我々が行ったときにすでに店の中にいた数組のほかは、アジアからの観光客らしいこれも数名が幾組か店を覗いているくらいで閑散とした心寂しさを漂わせていました。「天鳳」という店で、女房は「辛味噌ラーメン」私は「バターコーンラーメン」を食べましたが「こんなものかな」という程度の味でした。元祖さっぽろラーメン横丁 名所・史跡
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札幌初めての観光客としては時計台へも行きます。
よく観光写真で見かける場所で、人には「行ってみると通りの横にぽつんと立っていてがっかりする」と聞かされていました。
実は、市内に入るときに車を運転しながら前を通りましたが、それほどがっかりするというものでもなく、それなりに風情があるのではないかと思いました。
そばに行ってみると、ベスト撮影スポットのような台が設えてあったりしてある意味興ざめでしたが、折角の施設の売り込み方に問題があるのではないかと感じました。札幌市時計台 名所・史跡
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時計台の内部、2階部分です。
講堂として使われていたものだそうですが、現在でも演奏会やら講演会などに利用されているのだそうで、趣のある空間でした。
塔上の時計を動かす仕組みもわかりやすく説明されていて、簡単な作動模型も置いてあり、興味深く見ることができました。
入り口でいただいたパンフレットによると「原形のまま正確に作動している日本で最も古い塔時計」ということで、いまでも人力により巻き上げられる錘により時を刻み刻を告げているのだそうで、昔我が家にあった錘で動く鳩時計を思い出しました。札幌市時計台 名所・史跡
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翌日は少々雨模様でしたが、富良野まで遠征してみました。
ホテルでゆっくり和朝食を摂り、出かけたのが10時過ぎくらいでした。
ホテルの名の入った傘を借りて行きましたが、往復の車移動の間は所々雨だったものの富良野をうろうろしているときも札幌に帰ってからも雨は降らずまずまずの天候でした。
レンタカーで、一部山道も含んで往復約5時間で、ちょっと無理かなと思いながらもトライしてみました。
前夜の天気予報では、一時雷雨も交じる大雨と言っていたので、雨脚が激しくなったら引き返すつもりでしたが、途中の山間部も適度な雨で却って気持ちの良いドライブでした。
帰路の山間部が、一時期ワイパーが良く効かないくらいの大雨でしたが、ほんの一時で、後は長閑な山道でした。
富良野では、時に目的があるわけでもなく、有名なラベンダーの時期でもないので適当に大空と広い大地の雰囲気を味わってきました。
立ち寄ったのは、ここチーズ工房と、後にご報告する「ふらのや」の2か所です。
チーズ工房は、街からちょっと離れた雰囲気の良い処にありました。
チーズの製作工程を覗き、何種類かのチーズを購入しましたが、ここもあまり人が多くなく気持ちよく過ごすことができました。富良野チーズ工房 名所・史跡
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上の写真とほぼ同じ場所で反対側をバックに撮るとこんな感じです。
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この日の昼飯は、昨日札幌市内を歩いているときに、地元の人の会話を小耳にはさんだ「ふらのや」にしました。
スープカレーというのがおいしいのだそうで、昨晩女房がホテルに帰ってから「そういえばさっきの道歩いているときに小耳にはさんだ、ふらのやって言う店雑誌にも出ていた」というのでここにしてみました。
他にこれといったところも知らないので、直行してみましたが、12時少し前だったせいか大混雑で、取り敢えずチーズ工房を先にして、再度挑戦してみたというわけです。ふらのや グルメ・レストラン
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1時近い時間帯でしたが、まだまだ混んでいました。
ちょうど我々が着いたときに、タクシーで乗り付けてきたカップルがいましたが、我々のほうが早く店に入りました。後から来たカップルは、女房の後ろ側に座りましたが、取り敢えずこれで満席になりました。
食べるものはカレーですから、回転は速いようですが、この後も結構何組もが来て、待っていたりしました。
因みに、後ろ側のカップルは、香港から来た方々のようでした。借り上げタクシーのようで、今晩は札幌泊と話してましたから結構な強行軍のようです。 -
左側の大きなガラスの内側が本来の店のスペースのようです。
我々が座ったところは、いうなれば広縁といった感じです。
天井が傾斜しているところを見ていただければ、概ね位置関係がお分かりになるだろうと思います。
とはいえ、半端感はなく、快適に食事ができるスペースでした。 -
メニューの一部です。
これは、ルーカレーですがこの左ページにほぼ同じ内容でスープカレーがあります。
昼ですから、これとは別にランチメニューもあり若干割安になっているようです。
私は、「道産野菜」のルーカレー女房は同じもののスープカレーを食べました。 -
手前が、私が食べた道産野菜のルーカレー、奥のが女房が食べたスープカレーです。
具材は、偶々なのか微妙に違っていましたが、味はどちらも美味しく満足できるものでした。
大きな違いは、ルーカレーがターメリック飯の上にかけた形で提供されるのに対してスープカレーは別盛りになっていること。
ルーカレーも結構緩めのるーでしたから、食感的には大同小異。
とても美味しいカレーでした。
本当は、鶏肉入りにしたかったのですが、骨付きは好きでないので断念しました。
ということで2日目の昼食も大変満足できるものでした。 -
富良野から、悪天候下少々強行軍で札幌に戻り、ホテルで一休みした後は、晩飯です。
私、本来は食事についてあれこれ写真を撮って載せるのは如何なものかという主義でしたので、初日の蟹三昧は写真なしでしたが、昼の富良野に続きここでは写真付きでご報告します。
というのも、ご覧のような上等な席に案内してくれた店のお姉さんに敬意を表したかったからです。
オークラから歩いて5~6分程度のところです。
大通公園と、地下を南北線が走っている大きな通りの交差点の角のビルの4階にある店です。「炙屋 大通ビッセ店」という店で、海鮮物の炙り料理と寿司が看板のようです。
ということで、昨日は食べられなかったキンキの開きを中心に、刺身その他あれこれ食べました。
いずれもおいしく食べられましたが何よりの御馳走はこの景色かもしれません。炙屋 大通ビッセ店 グルメ・レストラン
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料理の紹介がメインではありませんので、とびとびです。
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蟹は昨日しこたま食べましたので、今日は「サラダ」だけにしました。
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キンキの開きです。
東京でも美味しいものが食べられますが、北海道に来たらぜひ食べたっかったもののひとつです。 -
食事をしている間に、表はすっかり暗くなりました。
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私は、そこそこ酒を飲んでましたので、必要ありませんが、女房の締めの寿司です。ちょっとつまみ食いしましたが、結構おいしい寿司でした。
費用の話をすると、興ざめっぽくなりますが、旅行記には欠かせないかと思いますので、ここでご紹介します。
初日の昼飯は、約1,000円/人、晩飯の蟹は、私の酒も入れて約11,000円/人、ふらのやが約1,100円/人、今日の晩飯が酒若干を含み約10,000円/人、この後の小樽での昼食の寿司が約10,000円/人、最後の晩飯はホテルの桃花林という支那料理で紹興酒を含み約13,000円/人、最終日の昼飯が白老の肉屋で約4,000円/人、晩飯が千歳空港内の寿司屋で約6,500円/人(酒は飲みませんでした)という感じでした。 -
北海道も3日目になりました。
今日は小樽です。
散々喧伝された小樽運河やらレトロな街並みやらいろいろと楽しめます。
小樽では、運河クルーズと寿司が目的でしたが、クルーズのほうは少々冷たい風が強かったので取りやめにして、昼食に美味しい寿司を鱈腹食べた後街歩きを楽しみました。
確かに運河周辺も素敵でしたし、レトロな街並みも趣がありました。
惜しむらくは、折角の設えなのに如何にもとってつけたような土産物屋みたいな店が多くその分は興ざめでした。
松本の「中町通り」も街並みの整備は進んでいて良い雰囲気なのに、出ている店で「これ!」と思わせるものは僅かで古い街並みの整備も大変な事業であることを実感できます。街並みだけでなく、そこに暮らす雰囲気全体を上手に整備する方法があると良いのですが・・・おたる瑠璃工房 お土産屋・直売所・特産品
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「街が発展から取り残されたために、古い建物が残ったのが幸いした。」と何かで読みましたが、確かに昔の賑わいはないのでしょうし、今の賑わいは昔のそれとは性質の違うものだと思います。
とはいえ、このような石積みの建物や、旧○○銀行、煉瓦倉庫等々現代の我々にとっては興味深い街並みが残っている気持ちの良い街でした。
気持ちが良いといえば、例によって食べた物の写真はありませんが「すし田」という寿司屋さんも寿司が美味しかったのは言うまでもありませんが、店の雰囲気も握ってくれた方(後でHPを見たら店長さんのようでした)もとても感じが良く、観光地にありがちなイメージとは全く違っていました。すし田 グルメ・レストラン
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少々体も冷えてきたので、車に戻って余市へ向かいました。
途中、道が海岸に出たところでは、寄せる波の強さに、小樽市内で冷たい風が結構強かったことを改めて納得しました。
余市は、ご存じニッカウヰスキーです。
閉館時間まであまり余裕がなかったので、醸造博物館の一部を見学して引き返しましたが、敷地も広く雰囲気も良く、もう少し近場だったら改めて来てみたいと思う場所でした。
ドラマ以来、ニッカは大人気だそうで、彼方此方でウイスキーの品薄状態が続いているようですが、私の学生時代は宣伝の上手さもあって殆どがサントリーファンでした。その頃から大勢に流されるのが好きではなかった(多少変わり者?)こともあり、味が本当に判ったのかどうかは兎も角、私自身はニッカ党でした。
そんな、40年以上前を懐かしく思い出しながら、北国の蒸留所の雰囲気を味わってきました。ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡
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旅も最終日です。
同じホテルに3泊すると結構のんびりと旅を楽しめます。
恒例だった年末年始のグアム・サイパンクルーズを除くと、一か所に3泊したのは、初めての海外旅行でパリに5泊して以来です。
今日の帰京便は、20時ですので、時間はたっぷりあります。
札幌から飛行場を通り越して白老に来ました。
「ポロトコタン」というアイヌ民族博物館です。
旅行前の予定では、登別や洞爺湖も行って見るつもりでしたが、颱風の影響で西の方では飛行機の欠航が相次いでいるとの情報もあり、早めに空港に行くことにして手軽なところだけにしたわけです。
この施設は、博物館そのものは色々と興味深い展示等があったものの、屋外展示というか村の設えそのものは貧弱なもので、食事をするところも小さな売店とも食堂ともつかないものが一軒あるだけでしたので、早々に退散しました。
写真にあるように、雰囲気はそれなりに醸し出しているので、まあこんなものでしょう。
博物館を後にして、昼飯所を探して走っていたら、肉が美味しそうだということが看板やらなにやらに書いてあったので、一軒の肉屋に入りました。
とはいえ、焼肉屋では芸がないので、ステーキハウス風の店を探しましたが、結局入った店は自分で焼くスタイルでした。アイヌ民族博物館しらおいポロトコタン【閉館】 美術館・博物館
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結構上質の肉で味は良かったので「ちゃんとした料理人が焼いてくれたら良かったね」と話しながら、空港へ向かいました。
航空会社のHPで確認したら、千歳から羽田への便は何れも颱風の影響を受けないようでしたので、ちょっと寄り道をすることにして、途中のICで高速を降りて支笏湖へ向かいました。
初めて訪れる地方なのでナビが頼りですが、走る周りの風景は、湖が近くにあるという感じではなく、なんだか原野の真ん中という感じでした。
距離とか所要時間とか見ながら半信半疑で車を走らせているとだんだんそれらしい雰囲気が出てきました。
というより、道はだんだん狭くなり、逆に心配になっているとT字路になりました。
突き当りに「→支笏湖」との看板がある場所では、我々と同類と思しき車が一台「このまま行って良いものかどうか」悩んでいる感じでしたが、こちらは構わずスルーして進みました。
道幅は、あまり広くなく所々に大型車行き交いのための退避スペースがあるような道でしたが、周辺の林は高原の雰囲気で楽しく走ることができました。
最後のところで、整備されたダートが若干ありましたが、急に幅広の道に出ると間もなく支笏湖でした。
昔々「紅スズランの伝説」という女性デュオの歌があったのを思い出しながら湖の傍を散策しました。
こ洒落た喫茶店のようなものがあったので行ってみたら、テイクアウトでしたが美味しそうなケーキと飲み物がありました。
店のお姉さんに聞いたら「外のテラスでどうぞ」と言われたので食べましたが結構風が冷たく早々に済ませました。
後で確認できたことですが、すぐ裏側に気持ちの良いホテルがあり、そこの売店だったようです。
もう少し気を付けて観察すれば、のんびりとコーヒーハウスで楽しめたのにちょっと残念でした。
とはいえ、楽しい北海道の旅でした。支笏湖 自然・景勝地
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