特急しなの９号　大阪発長野行き

2010/09/03 - 2010/09/03

１往復だけ大阪まで乗り入れていた「特急しなの」の展望グリーン車に、全区間乗り通してみました。
前回のダイヤ改正で大阪乗り入れはなくなってしまったので、貴重な記録となってしまいました。

当時はＪＲの本州３社をまたいでいる、唯一の昼間特急だったのですが。

エリア 長野市(長野)

大阪駅１１番ホーム。
普段は北陸方面への特急電車が出発しているホーム。

大阪駅 駅

ここに長野行き特急「しなの９号」が入線。
ＪＲ東海の車両である。

特急 しなの 乗り物

特急しなの、長野行き。
大阪駅でこれを見るのは１日１回だけ。

先頭車両、グリーン車。
なんで大枚はたいてこの車両に乗ったかというと、

この眺めの座席に座りたかったから（笑）
３８３系電車随一の特等席。

大阪駅を出発。左に阪急の建物が見える。

右には大阪環状線の２０１系。

大阪から米原まではＪＲ西日本の運転士である。

アップにすると、新大阪駅近くの宮原操車場から、尼崎方面をぐるっとまわって大阪駅に入線したことがわかる。

淀川にかかる鉄橋。これを渡ると新大阪駅。

京阪間の複々線区間を快走。

滋賀県に入り、草津駅から先は複線区間。

上り電車と頻繁にすれ違う

米原からはＪＲ東海の運転士に交代。

関ヶ原の山越え。

岐阜駅の手前の高架区間。

枇杷島駅の手前。新幹線が並走。

名古屋の街が近づいてくる。

名古屋駅構内。

名古屋駅に到着。
いわばここからがメインルートで、たくさんの客が乗車してくる。

名古屋駅 駅

名古屋駅を出発。名鉄特急のミュースカイが見える。

鶴舞駅付近の高架区間。

名古屋で運転士が交代している。名古屋から塩尻まで一気に乗務。

古虎渓のあたり。振り子を効かせてガンガン走る。

このあたりで、大阪駅で買った柿の葉寿司を食べる。本日の昼食。

多治見の手前。快調に振り子を効かせて走る。

中津川を過ぎる。だいぶ山間に入ってくる。

このあたりは基本的に木曽川と並行している。

木曽川 自然・景勝地

単線区間も長い。普通電車も少なく、運転密度がそんなに高くない区間。

上り電車とは駅ですれ違うことが多い。

上松駅の手前にある「寝覚の床」。
中央西線沿線の中でも特に有名な景色。

寝覚の床 自然・景勝地

塩尻が近づいてくると、再び複線区間になる。

山間区間を抜けて、盆地に入ってくる。

昔の塩尻駅の横を通って、

現在の塩尻駅に着く。

塩尻駅 駅

塩尻からは、ＪＲ東日本の運転士。個人的には見慣れた制服である。

我が家の近くも走っている「スーパーあずさ」とすれ違い。
ちょっとだけ親近感が出てくる。

松本駅を出発。左は大糸線の北松本駅。

明科から篠ノ井までは長い単線区間。

途中駅で上りしなの号とすれ違い。

スイッチバックの姨捨駅。

姨捨駅 駅

ここのあたりから見える「善光寺平」は、「日本三大車窓」の１つである。
その旨の車内放送もある。

その先にある、これもスイッチバックの桑ノ原信号場。

篠ノ井駅構内に差しかかる。ここから信越線。

篠ノ井駅 駅

篠ノ井からは、長野新幹線と並走した複線区間。

やがて長野駅が近づく。

終点、長野駅に到着。

大阪から長野までの全区間、座っていた座席。

所要時間、５時間弱。
現在の昼間特急では最長距離なんだそうで。

長野と言えば善光寺。

長野駅 (JR東日本) 駅

反対側（左側）には、直後に発車する名古屋行きのしなの号が停まっていた。

長野から、普通電車に乗って松本方面に戻った。
さっき通ったスイッチバックの姨捨駅で行き違いのため長時間停車。

姨捨駅 駅

ホームから見る日本三大車窓の１つ、善光寺平。

ホームの崖下を本線が下っている。

そこを、自分が乗った１時間あとを走る、しなの号長野行きが下っていった。

　　−完−