2016/01/25 - 2016/01/26
1005位(同エリア1432件中)
WT信さん
船で別府港に着き、最初に目に飛び込んでくる山は鶴見岳で、その奥に湯布院のシンボル由布岳は有り、別府の北浜から由布岳の南を通る曲がりくねった坂道を登ると、眼下に"行きたい温泉の人気度"で1~2位を争う湯布院の街が一望できる狭霧台と云う峠に着く。
街の中心を流れる由布川に沿って”由布院玉の湯”等温泉街が連なるが、温泉地によく見られる赤提灯は全く見られない。
その上流は人気スポット、真水と温泉が混じり合う金鱗湖。
金鱗湖の湖畔にレストトランやカフェもある”亀の井別荘”が建つ。
元カメラマンで「由布院玉の湯」の主人溝口薫平氏や、元映画監督助手で「亀の井別荘」の主人中谷健太郎氏を中心に勧められた街興し運動は、NHKの「プロジェクトX」で取り上げられ、湯布院温泉人気は一気に全国版となる。
そんな街興し運動の中で当時は若手の一人だった、湯布院の老舗の岩男病院の総領・岩男淳一郎氏は病院の運営と治療に携わりながら、”劇団立見席”を立ち上げ、毎年新たな自作・演出の芝居の東京公演を30年に亘り続けておられ、湯布院発の文化の風を発信して居られる。
その活動が湯布院を主な舞台とする、2005年NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説「風のハルカ」を生む切っ掛けとなる。
「風のハルカ」には”劇団立見席”の淳一郎座長を始めとする劇団のメンバーが総動員されていた。
湯布院寸描>古稀旅行
http://4travel.jp/travelogue/10120451
九州横断・温故知新の旅:湯布院
http://4travel.jp/travelogue/10215241
豊後の国周遊旅情①湯布院回遊
http://4travel.jp/travelogue/10556263
喜寿記念の旅02現代の芝居を湯布院から発信する劇団立見席の人々との邂逅
http://4travel.jp/travelogue/10818440
天気の良い寒い冬の早朝の狭霧台から見る景観は、湯布院の町全体が一面真っ白の雲海の下に沈む絶景。
狭霧台の峠を湯布院の街に降りず、西南に向かえば九州本土の最高峰九重連山が待ち受ける。
大学生なった最初の夏、高校時代の同級生4人で九重連山の5つの山(実際は8つある)を、踏破し、さらには祖母・傾を縦走し、仲間の一人の故郷人吉に下り、日本三大急流の一つ球磨川で汗を流した。
九重連山の北の裾のに、その頃には無かった「九重“夢”大吊橋(長さ390m)」がオープンした(平成18年(2006)10月)。
九州横断・温故知新の旅:九重周辺
http://4travel.jp/travelogue/10215253
それまでは大吊橋と云えば「八瀬の吊り橋」だった。
「九重“夢”大吊橋」は立派だが、”吊り橋”を言葉通りイメージするには「八瀬の吊り橋」の方が相応しい。
広さ日本一十津川村'07冬
http://4travel.jp/travelogue/10132975
支考の「梟日記」に、”玖珠のかたにたひたつみちすからいとねふたし”とあり、支考は宇佐から玖珠(九重・久住)に向かったと思われる。
しかし「梟日記」の中で次に地名が出てくるのは熊本にある場所ないしは地名で、阿蘇を立ち寄ったかは不明。
(堀切実著の「俳諧芭蕉と俳魔支考」によれば、支考は日田から5日間掛けて阿蘇の山越えして熊本に向かったと書かれている。)
ここでは九重から少し南西に向うと黒川温泉がある。
今や湯布院も凌駕せんばかりに人気が高まっていると聞く。
九州横断・温故知新の旅:黒川温泉
http://4travel.jp/travelogue/10215261
この黒川温泉で一休みし、日田を経由し久留米に出るルートを九州北部横断ルートとして推奨することにした。
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http://4travel.jp/travelogue/11108963
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