翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 (1)　白菫 温泉露天風呂付 プレミアムキング(59㎡)

2015/08/08 - 2015/08/09

そもそも観光にはあまり興味が無いため、京都に行ってもすることないしなあ…
でも新しく出来た翠嵐にはちょっと行ってみたいなあ…
と思っていましたが、大阪3泊の前座的な感じで泊まりに行くことにしました（ひどい理由）。

当初は柚葉 デラックスキングを予約していましたが、上のカテゴリの部屋が表示されたので変更することに。
もうどうせこれが最後かも知れないんだからちょっとでも良い部屋にしておこう、ということで（ひどい理由）。

オープン間もないこともあってか、口コミサイト等での評判はいまいち芳しくありませんが
今回泊まった感想としては殆ど気になるところもなくとても好印象でした。

京都駅に降りた瞬間、あまりの暑さに本当にびっくりしましたｗ
嵯峨嵐山駅に向かうために嵯峨野線へ。

201５年3月23日開業
39室

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は人力車を予約しました。（無料送迎サービス）
暑くて外に出る予定が無かったので、ちょっとだけでも京都っぽい体験をしておこうと。
もの凄く暑がりなのでタクシーにするかかなり迷ったんですよね。

でも日よけと高さのおかげか、想像していたよりは暑くなかったですよ(´▽｀)
赤いひざ掛けなんて耐えられるのかと思っていましたが問題ありませんでしたｗ
それにホテルに近付くにつれて明らかに涼しくなっていると感じました。川沿いなので。

あと、人目も意外と気にならないものですね。
もちろん場所が場所だけに乗っている人もちらほらいるからっていうのもありますが。

俥夫の岩崎さんも良い人で楽しい気分でホテルに着きました。

趣のある門
綺麗にはなっているけどホテル嵐亭の時の門をそのまま使っているんですね。
日本でラグジュアリーコレクションブランドをやるっていうとやっぱりこういう路線になりますよね。

門の入口で係の人に荷物を持ってもらいレセプションへ。
お茶とお菓子をいただきながらのチェックイン。
リゾートカテゴリーなのでレイトチェックアウトは出来ませんとのこと。
14時までは可能という話をちらっと見かけていたので、それを訊くとあいにく満室なので…
ということで12時チェックアウトになりました。

※写真は時系列ばらばらです。日中の写真はほぼチェックアウト日のもののため綺麗な状態ではありません。

部屋番号の下の絵柄はそれぞれの部屋の名前を表しています。
この部屋は白菫（しろすみれ）
59平米＋テラス6平米

一番奥の部屋です。
左上の小さなスペースはフィットネスの部屋。
狭いし2台マシンがあるだけだし無くても良いのにっていう感じでしたｗ

左側が保津川、下側が時雨殿
101 京月琴 プレミアム和室
102〜109 柚葉 デラックス（外廊下に入口があって庭は下側にあるタイプ）
110〜116 柚葉 デラックス（部屋の入口はホテル建物内、庭はホテル内側）
201 渡月 エグゼクティブスイート
202 暁露 エグゼクティブスイート
216 白菫 プレミアム
301 翠嵐 プレジデンシャルスイート
302 翠月 モデレート（月の音との違いはバルコニーが無い、シャワーブースが無い代わりに洗い場付のバスルーム）
316 玉兎 ガーデンテラススイート
その他は全て、月の音 スーペリア
になっています。

部屋に入るとこんな置物が。

これは夜の写真ですが、昼間の第一印象はなんか白い…でした。
明るくて綺麗だけど、悪くいうとあまり高級感が無くマンションみたいな感じ。
天井も低め（一般的なマンションと同じくらい）なこともあって、非日常感ならぬ日常感を感じる部屋です。
こんな風に書くとおちょくっているように思われるかも知れませんが居心地の良い部屋でした。

白い台はミニバー等です。
この部屋にはネスプレッソ（カプセル4個）が置いてありました。
ミネラルウォーターは黄桜の伏水。
ターンダウン時の補充はありませんでした。

ちょっと驚いたのは、いわゆるDon't Disturbボタンが無かったこと。
え…ビジホ？っていう感じですｗ

左が部屋の入口、右はウォークインクローゼット。

青い椅子（実際はもっとはっきりした青色です）と外の緑がこの部屋のアクセントになってますね。

一応書いておくとカーテンは手動。
ここのカーテンは手動で十分だと思いました。

この部屋の庭には出られません。
一応左右の窓は開きますが、子供でも出られないくらいにしか開かないようになってました。

宴会場「茜」の窓が少し見えます。

スパスイートとしても使用する部屋ということで水回りのスペースがとても広いんですが
この無駄な広さが案外良かったです。

なかなか広めのシャワーブース。
ハンドシャワーの水圧は普通。強くはありませんでした。
この部屋にはレインシャワーが付いていますが、デラックス以下の部屋はハンドシャワーだけみたい。
悪いけどなんかしょぼいですよね。全然ラグジュアリーじゃない。
ラグジュアリーコレクションのラグジュアリーとはそういう所じゃないとは分かっていますがｗ

シャワーブースからももちろん露天風呂に出られます。

スパスイートとしても使う部屋、だからだとは思いますがタオルがいっぱい。
バスアメニティはルメードゥ。セントレジスと同じです。個人的には割と好き。

なんだか最近便座の蓋を開け閉めするのが面倒になってきました。
新しいホテルなんだし…ラグジュアリー感が無い！

手を出しやすい価格設定。

部屋に入ってしばらくすると夕立が。
その後、雨があがったので茶寮八翠に。
SPGのゴールドアメニティでドリンク1杯無料券をもらったので。
ドリンクは何でも良いとのことだったので、メニューの中では一番高い
シャンパン2,500円をいただきましたｗ

八翠特製翡翠サンドは量が意外と多くてお腹いっぱいになりました。
二人でちょうど良いかも。プチフール付

店内には4組くらいのお客さん（宿泊客ではないお客さん）がいましたが、騒がしいということもなく
のんびりとした時間を過ごせました。

窓が曇っているのは夕立後のものすごい湿度による結露のためです。
客室の窓も朝まで結露してました。

食後にちょっと保津川沿いを散歩して戻ってきました。
ここ、立地が本当に良いなと思いました。
もう少しだけ涼しくなれば、夕方の散歩なんて最高なんじゃないかなっていう気がします。

右に見えているのは京月琴（プレミアム和室）の入口。
2階の窓は暁露のリビングとベッドルーム。

レセプションから宿泊棟へ。
見えているのは柚葉の入口。

反対に宿泊棟側からレセプションを見たところ。

ここの外廊下はなんか良い感じですよね。

ルームサービスメニュー

高くて少ない。
需要を考えるとこれくらいで良いのかも知れないですね。
でも、和朝食を選べないのはちょっと残念。

ソファとチェアの座り心地は両方とも良かったです。
あと、テレビのリモコンの反応が良かったｗ

以下は入浴後なのでもう綺麗な状態ではありませんが。

露天風呂の照明は調光、消灯可能でした。
明るくしていても夜に照明に蛾が群がるというようなことも無く安心しました(;´∀｀)

無駄と言えば無駄だけど広々として良い感じです。

この部屋の庭には照明が無いので夜は真っ暗。

結露した窓が…美しくないｗ

ターンダウンが済んだので夕飯に。
ちなみに、ターンダウンは足ふきタオルの交換とゴミ捨て、それにお菓子を二つ

炊き合わせ、刺身盛り合わせ、牛すき焼き重
いずれも美味しかったです。

本当はレストランでコースを食べようと思っていましたが、サンドイッチで思いの外お腹がいっぱいになって食べきる自信がなくなったので…。

朝食は和食が良かったので京 翠嵐へ。
食前のスムージー等は希望すれば全部飲めるみたいですね。

7時半ごろに行きましたが、しばらく貸し切り状態。
庭を見ながらのんびりだらだら食べていたせいか結構満足しました。

後になって二組来ましたが、満室状態でもこういう感じなんですね。

壁紙の感じ

部屋の露天風呂からは一応空が見えます。
想像していたよりもちゃんと露天風呂感がありました。
ちなみに、嵐山温泉は源泉の温度が低く加温しているらしいんですが、
個人的にはぬるめが好きなので事前に35度に設定しておいてもらいました。

上をのぞくとこんな感じ

大人が3人横に並んで入れるくらいの長さがあり、想像していたより大きかったですね。
中は石になっていて肌触りが良いです。
嵐山温泉は低張性弱アルカリ性ということです。

大の虫嫌いということで心配していた虫ですが、殆ど気にならないレベルでした。
網は一度も使わなかったので。小さい虫はもしかしたらいたかもしれないですけど。
虫さんも空気を読んでくれているのか、竹垣の方には割と虫が飛んでいるのに
こちら側には全然飛んで来ませんでしたｗ

シンプルなスイッチ

このナイトテーブル、一見引き出しになってそうですがただの台ですｗ

この部屋、気に入りました(´▽｀)

最後はこの乱れた部屋の写真でｗ

12時にレセプションに向かうと、同じようにチェックアウトをしに行くゲストが6組ほど。
立って待っているゲストは順にレストランの方へ案内され、ちょっと待ってからそこでチェックアウト。
チェックアウトを済ませた後はそのまま門まで荷物を持ってもらい、タクシーが出るまでずっと待っていてくれました。
（ちなみに、この後タクシーでセントレジス大阪に行きましたがなんと1万円とちょっと。恐るべしMKタクシーｗ）

設備面では最新の高級ホテルと比べるとなんかちょっと微妙だな
と感じる点はありましたが、スタッフの対応はみんな並以上だしロケーションは抜群だし、
あと…なんだか客層が良い気がしましたｗ


というわけで、想像していたよりもずっと良いホテルで満足しました。
静かに穏やかな時間を過ごすにはぴったり。
「SPGカテゴリー6の最新ラグジュアリーホテル」なーんていう期待を思って行くとがっかりするかも知れませんが、ちょっとそういうのとは方向性が違うだなと思って行けばきっと良い印象を持てると思います。たぶん(^。^)

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2016/04/03 14:13:00

  翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都

  こんにちは、だい様
  
  全国各地のラグジュアリーホテルにいろいろ滞在されていて
  すごく楽しませていただき、
  参考にさせて頂きました〜
  
  そんな中で、翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都。
  今かなり気になっているのですが・・・
  以前、エントランスの前を通りがかり、
  その雰囲気の良さに泊まってみたいなぁ〜〜と。
  でも、口コミを見るにイマイチで、どうしようかな？？と
  二の足を踏んでました。
  
  確かに、相対的にラグジュアリーが全面に出ているわけでもなく、
  軽い感じもしますね。
  ただ、そう思って滞在すると、面白味が増しそうな(^^♪
  
  ありがとうございました。
  また遊びに来ますね。
  今後ともよろしくお願い致します。
  
  　　たらよろ

  だいさん からの返信 2016/04/09 08:40:43

  RE: 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都

  たらよろさん
  
  はじめまして。コメントどうもありがとうございます。
  
  そうですね、低評価な口コミが割と多いホテルですが
  残念なことに読んでみると納得できてしまうことも多いので
  是非行ってみてください！
  と手放しにおすすめ出来ないのが悲しいところです。
  
  特に、たらよろさんご夫妻のように京都に何度も行かれているであろう方には微妙なのでは
  なーんて思ってしまいました( ^)o(^ )
  
  とはいえ個人的にはなかなかのんびり出来て良かったので…
  是非行ってみてくださいね！
  
  それでは(´▽｀)