2015/01/10 - 2015/01/10
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morino296さん
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鎌倉・本覚寺の本えびす(十日えびす)に行ってきました。
鎌倉駅から直ぐ近くの本覚寺では、1月1日から3日までは「初えびす」、1月10日には「本えびす」が行われます。
福娘たちが、「商売繁盛 お祈り申し上げま~す」といって福笹を授けてくれます。
本えびすを楽しんだ後は、大船からバスで今泉不動へ行きました。
今泉不動(称名寺)、白山神社、常楽寺、多門院と、いずれも初めて訪ねましたが、またいろいろ知ることが出来ました。
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鎌倉 本覚寺
JR鎌倉駅から徒歩数分にある、東身延と呼ばれる日蓮宗の寺で開山は日出。 -
本覚寺の境内
本えびすとあって大勢の人で賑わいます。
現在、本堂は大改修中で、仮本堂が使われています。
弾圧を受けながら布教活動をしていた日出は、鎌倉公方の足利持氏に捕らえられてしまったが、持氏の枕元に夷神が現れ、「日出を殺すな」 と告げたため、無罪放免となり、その後、持氏の力を借りて本覚寺を建立したと伝えられます。 -
本覚寺 夷堂
鎌倉七福神のえびすさんがお祀りされています。
11時から祈祷会が始まり、多くの人がお詣りに並んでいます。
夷堂は、源頼朝が御所の鬼門にあたる方向の鎮守として祀ったのが始まりとされます。
文永11年(1274)、佐渡流罪を許されて鎌倉に戻った日蓮は、夷堂を拠点として活動し、その後、日出が日蓮ゆかりの地に本覚寺を建てた時に、夷堂も本覚寺の中に移されたそうです。 -
本覚寺 夷堂にお詣りするために並ぶ人の列
明治の神仏分離令により、夷堂は移転して蛭子神社に合祀されていましたが、昭和56年(1981)に、本覚寺の現在の場所に再建されたもの。 -
本覚寺 夷堂に立つ福娘
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本覚寺 境内を埋め尽くす人
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本覚寺 福笹の授与所
福笹は、3千円、5千円、1万円の3種類があるそうですが、3千円は早々に売り切れてしまいました。 -
本覚寺 福笹授与所の福娘たち
カメラを構えると笑って応えてくれました。 -
本覚寺 福笹授与所の福娘たち
福笹にお宝の飾りを付けてくれます。 -
本覚寺 夷堂 11:23頃
11時から始まった祈祷会を終え退出するお坊さん。 -
本覚寺 祈祷会を終えてお坊さんと一緒に退出する福娘
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本覚寺 夷堂での祈祷会を終え退出するお坊さん
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本覚寺 お神酒・甘酒の授与所
心付けでお神酒や甘酒が振る舞われます。
頂いたお神酒は。「金紋 奥の松」(福島県のお酒)でした。 -
本覚寺 にぎり福
にぎり福は、愛・健・財・学・福を握り込んだ握り福として昔から愛されてきたお守りで、毎朝、握ると願い事が叶うそうです。 -
本覚寺の握り福
手作りの握り福は、ひとつひとつ表情が違うので、皆さん気に入る福を選んで求めていました。 -
本覚寺の握り福
「健」の赤い握り福をひとつ頂きました。 -
本覚寺 仮本堂の前で写真撮影に応える福娘
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本覚寺 写真撮影に応える福娘
緊張していたのでしょうか?
もう少し笑顔が欲しかったですね。 -
本覚寺 福笹の授与所
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本覚寺 福笹の授与所
こちらにも福笹を求める人が並びます。 -
本覚寺 福笹の授与所
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本覚寺 福笹の授与所
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本覚寺 福笹の授与所
福笹を授与する福娘たち。 -
本覚寺 福笹の授与所
福娘たちが、「商売繁盛、家内安全、お祈り申し上げます」と合唱しながら福笹を授与してくれます。
合唱してもらいたい願い事は希望を伝えてお願いします。 -
本覚寺 福笹の授与所
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本覚寺 12:15頃
1時間余り、本えびすを楽しませてもらいました。
正午から新春福餅つきがあったはずなのですが、見逃して失礼してしまいました。 -
鎌倉駅 13:08頃
お昼は、近くの「ちよだ鮨」でお寿司を買って、生涯学習センターのロビーで頂きました。(混雑する鎌倉へ来た時は、このパターンが手っ取り早いのでよく利用しています。)
まだ時間も早いので、この後は、混雑する鎌倉を避けて、ちょっと外れた所へ向かいます。 -
横須賀線で鎌倉から大船まで移動、鎌倉湖循環バスで今泉不動で下車(乗車時間約20分)。 13:45頃到着
この近くには、鎌倉の紅葉の名所の一つ散在ヶ池(鎌倉湖)があります。 -
バス停から徒歩約5分で称名寺(今泉不動)の入り口です。
右は、ゴルフ場(鎌倉カントリー、鎌倉パブリック)の入り口。
(ここは、大船からバス出来ましたが、鎌倉の建長寺の裏手にあたり、天園ハイキングコースを越えて歩いてくることも出来ます。) -
鎌倉 称名寺(今泉不動) 入口に並ぶ六地蔵
金沢文庫にある称名寺と同じ名前ですが、別の寺です。 -
鎌倉 称名寺の本堂
浄土宗の寺院、本尊は阿弥陀如来。通称は今泉不動。
弘仁9年(818)、空海の創建と伝えられる。
元禄6年(1693)に増上寺の末となり、「今泉山称名寺」という寺名となったそうです。(Wikipedia参照) -
鎌倉 称名寺の境内
本堂の奥に進みます。 -
鎌倉 称名寺 石板に彫られた不動明王がお出迎えです。
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鎌倉 称名寺 石板に彫られた不動明王
なんとなく可愛い表情に見えるのですが。 -
鎌倉 称名寺 弁天堂
お不動さんが立つ左手にありますが、弁天様の姿は見られません。 -
鎌倉 称名寺 不動堂への石段
苔むす石段で、上りよりも下りが怖かったです。 -
鎌倉 称名寺 石段の途中の石仏
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鎌倉 称名寺 不動堂
鎌倉幕府の歴代将軍が信仰したという不動明王が祀られています。 -
鎌倉 称名寺 不動堂の不動明王
格子戸から覗かせていただきましたが、ガラスが汚れていて良く見えませんでした。 -
鎌倉 称名寺 不動堂の前に置かれた陰陽石
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鎌倉 称名寺 不動堂の裏に並ぶ三十六童子
狭い石段を登ることが出来ますが滑りそうで危ないです。 -
鎌倉 称名寺 三十六童子
足元に気を付けながら近くまで行きます。 -
鎌倉 称名寺 三十六童子
いろいろな表情をされていて。 -
鎌倉 称名寺 三十六童子
なかなか良い姿です。 -
鎌倉 称名寺 三十六童子
相当傷みが激しかったようで、少し前に修理されていたようです。 -
鎌倉 称名寺 不動堂の裏に祀られる大日如来像
三十六童子に護られています。
急な石段で通行止となっているので近くまでは行けませんでした。 -
鎌倉 称名寺 三十六童子
36体全部の姿を撮りたかったのですが、狭い場所で無理でした。 -
鎌倉 称名寺 三十六童子
皆さん、有難うございます。 -
鎌倉 称名寺 陰陽の滝
不動堂から石段を下りる途中から見えた滝。
写真では、大きさが分かり難いですが3、4mでしょうか。 -
鎌倉 称名寺 陰陽の滝へ下りる左手の岩場
こちらにも石仏がありますが、近づけないのでよく分かりません。 -
鎌倉 称名寺 陰陽の滝
これが男滝のようです。
弘法大師の伝説が残された滝で、かつては、この滝に打たれる人も多くいたそうです。 -
鎌倉 称名寺 陰陽の滝の間に安置されているお不動明王
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鎌倉 称名寺 陰陽の滝
左手にあるこれが女滝のようです。
(高さは1mくらいでしょうか。)
称名寺では、お墓参りのひと家族に出逢っただけでした。
ここまで足を延ばす人は流石に少ないようです。
ここから、大船駅に向かって歩いてみることにしました。 -
鎌倉・今泉 白山神社・今泉寺の参道
今泉不動から隣のバス停白山神社前まで歩くと約10分ほど。
白山神社と今泉寺の案内があります。 -
鎌倉・今泉 白山神社の鳥居
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鎌倉・今泉 白山神社の参道にある庚申塔
市指定有形文化財に指定されている庚申塔は寛文12年の銘があります。 -
鎌倉・今泉 白山神社
源頼朝が京都の鞍馬寺を訪れた際に賜った毘沙門天像(行基作)を勧請した毘沙門堂がそのはじまりとされています。
珍しい注連縄が目に留まったので調べてみると、
毎年1月8日に行われる「大注連祭」では、毘沙門天の使いとされる百足(ムカデ)を模した6mほどの大注連縄(大百足)が奉納され、農作と日々の安寧が祈願されるそうで、真新しい大注連縄を見ることが出来ました。 -
鎌倉・大船 常楽寺の裏山にある木曽義高の墓
白山神社から大船の常楽寺までスマホのナビを頼りに歩いてくると、常楽寺の裏山に辿り着きました。(徒歩35分ほど) -
鎌倉・大船 常楽寺の裏山にある姫宮の墓
北条泰時の娘の墓 -
鎌倉・大船 常楽寺の裏山にある粟船稲荷
ここが目的地なのか不安に思いながら山道を下りると常楽寺の横に出ることが出来ました。
常楽寺の山門から入っていれば、この裏山に登ることはなかったので、結果的には良かったです。 -
常楽寺 山門(市文化財)
17世紀ごろ建立された茅葺の四脚門。 -
常楽寺 境内には千両・万両などで溢れています。
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常楽寺 境内のイチョウの木
開山禅師御手植えのイチョウ、大正時代に台風や関東大震災で傾いていたものが、昭和13年夏の暴風で倒れてしまったそうです。
それを檀家信者や有志の援助によって復旧したものだそうです。 -
常楽寺 境内のイチョウの木
木の根元には重ね餅が供えられていました。 -
常楽寺 仏殿(県指定文化財)
元禄4年(1691)建立。
臨済宗建長寺派の寺院。
1237年、鎌倉幕府三代目の執権北条泰時が妻の母の供養のために建立した粟船御堂が始まりで、常楽寺の名は泰時の法名「常楽寺殿」からとられたものといわれます。
時頼によって宋の禅僧、蘭渓道隆が鎌倉に招かれ、常楽寺の住持となり中国風の禅宗を広め、その後、建長寺が創建されたことから、「常楽は建長の根本なり」と重視されつづけたそうです。 -
常楽寺 仏殿
本尊の阿弥陀如来像、脇侍の観音・勢至菩薩の三尊仏が安置されています。 -
常楽寺 仏殿
天井には、狩野雪信が描いた龍の図があります。 -
常楽寺 文殊堂
仏殿の左手にある文殊堂には、蘭渓道隆ゆかりの文殊菩薩坐像が安置されているそうです。
鎌倉最古といわれる梵鐘(国重文)は、鎌倉三名鐘の一つといわれ、現在は、鎌倉国宝館に預けられています。
15:55頃、常楽寺を失礼して帰ろうとしたのですが、500mほどの所に多聞院があるとのことで、行ってみることにしました。 -
鎌倉・大船 多聞院
真言宗大覚寺派。 -
多門院 本堂
本尊の毘沙門天(別名「多聞天」)が寺号の由来。
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多門院 門前の石仏
刻銘がほとんど読み取れませんでした。
ここから、大船駅まで歩くと、25分ほど掛かりそうなので、常楽寺バス停からバスに乗りました。 -
大船駅から見上げる観音様 16:20頃
この日は、本覚寺の本えびすへ出掛けたのですが、その後の方が時間を掛けてしまいました。
今泉不動、白山神社、常楽寺、多門院は、いずれも初めて訪ねましたが、またいろいろ知ることが出来ました。
(おしまい)
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