2005/05/06 - 2005/05/06
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comestaiさん
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5月 6日(金)、快晴
スペイン・アンダルシアの旅、No.7、コルドバです。コルドバは紀元前のローマの植民地時代からアンダルシアの中心でした。「花のコルドバ」と呼ばれているように、五月の花祭りはとりわけ見事なようです。
写真は「花の小路とメスキータの鐘楼」で、メスキータの北の旧市街の一角、フーデリア(旧ユダヤ人街)にあります。絵葉書のような写真で、赤のゼラニウムのポットが白壁の壁面に飾られていて、とても素敵でした。
NHK世界遺産 | 世界遺産ライブラリー [コルドバ歴史地区]
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards018.html
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards631.html
以下、SNTバカンスツアー「地中海のまばゆい光とスペイン・アンダルシアの旅 8日間」の日程です。
5月 2日(月)成田 10:20→14:45 ロンドン経由 16:30→バルセロナ 19:30
5月 3日(火)バルセロナ(市内観光)http://4travel.jp/travelogue/10958078 →アリカンテ
5月 4日(水)アリカンテ(市内観光)http://4travel.jp/travelogue/10958628
→グラナダ、アルハンブラ宮殿 http://4travel.jp/travelogue/10960352
5月 5日(木)グラナダ→ミハス散策 http://4travel.jp/travelogue/10962957
→ロンダ観光 http://4travel.jp/travelogue/10963158
→セビリア(市内観光) http://4travel.jp/travelogue/10965002
5月 6日(金)コルドバ(市内観光)→ラ・マンチャ観光→マドリッド
5月 7日(土)マドリッド→トレド(市内観光)→マドリッド(市内観光)
5月 8日(日)マドリッド 16:20 → 18:45 アムステルダム経由 20:15
5月 9日(月)成田着 14:30
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- エヌオーイー
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今日は、セビリア郊外のサンルカール・ラ・マヨールのホテルを出発し、観光バスでコルドバへ向かいます。
アンダルシア地方では、5月後半〜7月前半にかけて、ヒマワリを見ることができるそうで、特にコルドバ近辺にはヒマワリ畑が多いそうです。5月の前半、ゴールデンウィークだったので、見ることはできませんでした。 -
メスキータ
世界遺産「コルドバ歴史地区」のハイライトに到着しました。メスキータとはスペイン語でモスク(イスラム教寺院)のことだそうです。
写真は「アルミナル塔(ミナレット)」。イスラム文化とキリスト教が混じり合ったメスキータのシンボルです。 -
アルミナル塔(ミナレット)
セビリアの青空は「セビリアンブルー」でしたが、コルドバの青空は?
それにしても、アンダルシアの空は青かった! -
椰子の木も、アンダルシアの青空に映えていますね。5月なのに初夏といった感じ、まさに南国の空ですね!
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オレンジの中庭、Patio de las Naranjos
中庭に入るには、免罪の門の他3ヶ所の門から入ることができます。入ったのは、デアネス門だったと思います。メスキータは外壁の装飾も必見だそうです。
□サン・ミゲル門:アーチの装飾が美しく、門の上が交差型、両側が多弁型アーチ
□サン・エステバン門:現存するメスキータ最古の門で、上部の軒がコルドバ流 -
メスキータの回廊
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免罪の門
オレンジの中庭から撮った一枚。メスキータ北側にある門で、改装でキリスト教建築の装飾が施されたそうです。
中庭に入ったところにチケット売り場がありますが、ツアーなので既に手配済みでした。 -
棕櫚(シュロ)の門、Puerta de las Palmas
免罪の門の対面は棕櫚の門。モスク内部へはレコンキスタ後の教会への改修の際、唯一埋められずに残った門です。 -
棕櫚(シュロ)の門
今回はツアーでしたが、個人で行く場合、朝8時半〜10時まで(日曜は11時〜13時)は聖堂でミサが行われているので、その間に入ればメスキータを無料で見学でき、ミサが終わる10時過ぎには、聖堂も見ることができるようです。 -
棕櫚(シュロ)の門
メスキータは、後ウマイヤ朝の創始者アブドアルラマン1世の命で、785年、キリスト教の聖堂があった場所に建設を開始。その後、増改築が繰り返され世界最大規模を誇るモスクになったそうです。 -
メスキータ・円柱の森、Arco de las Basque
中は薄暗く、アーチがほの暗い空間に浮かび上がってみえます。入口から入ってすぐの場所は、アブドアルラマン1世が最初に建てたところです。 -
2層の馬蹄形のアーチは、セゴビアのローマ水道橋からヒントを得て、二重アーチで支えることで天井を高くすることができました。
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赤と白のアーチは、赤の部分は軽いレンガで、白の部分は重い石でできており、交互にはめることで、バランスを保っているそうです。
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礼拝堂
聖歌隊席の裏側部分。光が差し込んでいます。 -
ビジャ・ビシオーサ礼拝堂
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ビジャ・ビシオーサ礼拝堂
格子状の天井がメスキータの中では独特ですね。 -
「円柱の森」のアーチ群
現在のモスクは10世紀後半に完成し、23,400?、幅128m、奥行き175mで、25,000人の信者を収容できたそうです。 -
柱の向こうはミフラーブ
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ミフラーブの天井ドーム
暗くてよく写っていません。あー、残念!
深い八角形に刻まれ、天井前面はホタテ貝の形をした大理石で飾られていて、アルカサル・ムデハル様式の美が結集しているとの事です。 -
ミフラーブ
メスキータ内部の南面にあります。モスクのキブラ壁(カアバの方向を示す礼拝堂内部正面の壁)に設置された窪み状の設備だそうです。 -
ミフラーブ
イスラムの聖地であるメッカの方向を指し示している。 -
「円柱の森」のアーチ群
柱やアーチが林立し、まさに森のようです。 -
「円柱の森」のアーチ群
カテドラルの建築の際、モスクにあった1,012本の柱のうち、中央の156本が取り除かれ、856本が残ったそうです。 -
「円柱の森」のアーチ群
メスキータで最も有名なのは、この馬蹄形アーチの連続する大空間です。 -
メスキータ拡張の歴史
1. アブドアル・ラマン1世の建造(8世紀)
2. アブドアル・ラマン2世による拡張(9世紀)
3. アル・ハカム2世による拡張(10世紀)
4. アル・マンソールによる拡張(10世紀)
5. カテドラル(16世紀) -
これは何の柱だったか?
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サンタテレサ礼拝堂(参事会会議室)の天井ドーム
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宝物堂
サンタテレサ礼拝堂の左手を入ると、大聖堂の礼拝や司教が使う宝物が展示されています。 -
装飾が綺麗です。
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宗教画
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宗教画
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光が差し込むキリスト教の礼拝堂
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中央祭壇
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主祭壇
祭壇飾りには地元産の紅大理石が使われています。 -
中央祭壇の天井ドーム
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中央祭壇の天井ドーム
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マヨール礼拝堂、Altar Mayor
キリスト教徒によって建てられた絢爛豪華な祭壇飾りがあり、バロックの巨匠、バロミーノの絵画が飾られています。 -
主祭壇の上部
ここの天井の装飾も見事です。 -
天井の装飾も立派です。
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中央祭壇
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聖歌隊席
マホガニー材で彫られた109の椅子があります。 -
立派なパイプオルガン
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「円柱の森」のアーチ群
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オレンジの中庭とミナレット
メスキータ内部の見学を終えて、中庭に出てきました。 -
メスキータの観光を終えて、旧ユダヤ人街へ
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花の小道
メスキータから徒歩3分。メスキータの北西に広がる旧ユダヤ人街にあります。 -
花の小路
迷路のように入り組む細い路地の両側に、美しい花が飾られた白壁の家が並び、とても素敵です。 -
花の小路
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イチオシ
かわいらしい花の小路は、旧ユダヤ人街の人気撮影スポットとなっています。
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花の小路
こんな細道にお花が一杯! -
花の小路
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花の小路
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カルデナル・エレロ通り
旧ユダヤ人街の散策を終えて、メスキータの北側に戻りました。 -
再び、オレンジの中庭に入って、メスキータの外観を撮影
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オレンジの中庭とメスキータ外観
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ミナレット
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手前は「サンタ・マリアの泉」
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手前は「サン・セバスチャン病院」
観光案内所とお土産屋があり、前を観光馬車が行き交っています。
奥は「エピスコパル宮殿」
この宮殿は、もともとは15世紀にカリフの宮殿跡に建てられた司教館で、1745年に改造され、現在は司教博物館になっているようです。 -
メスキータの外壁
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白壁の家もお花で綺麗ですね。
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何枚も撮ってしまいます。
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観光馬車
乗る機会はありませんでしたが、いつか馬車でゆっくり観光したいものです。 -
サン・ラファエルの勝利の像
門の近くで、メスキータとローマ橋との中間地点にあり、「サン・ラファエルの勝利の像」が、細長い円柱の上に飾られています。 -
サン・ラファエルの勝利の像
18世紀のフランス人彫刻家ミゲール・ベルディギエルの作品だそうです。 -
プエンテ(橋)門
この凱旋門はローマ橋の手前にあり、16世紀にフェリペ2世の命によって建てられました。典型的なルネサンス様式で、同じ場所にローマ時代には「ローマ門」、ムーア時代には「イスラムの門」があったそうです。 -
プエンテ門越しにローマ橋を撮る。
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プエンテ門
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ローマ橋の袂
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ローマ橋
グアダルキビル川に架かっています。道路の向こうで撮れば良かった。 -
写真右にちょっと見えるのが、アルボラフィアの水車
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アルカサル
メスキータから徒歩10分。イサベル1世とフェルナンド2世がグラナダ攻略におけるレコンキスタの指揮を執った城だそうです。残念ながら、ここには入りませんでした。 -
アルカサル
航海に出るコロンブスが女王に謁見した場所でもあるそうです。 -
アルカサルの庭園の塀
この中には広大な敷地に広がる庭園があるようです。また、次回の個人旅行で! -
お洒落な門だったので、一枚。
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グアダルキビル川に架かるローマ橋
ローマ時代の貴重な遺構の一つで、現在の橋はイスラム教徒が整備した橋に、レコンキスタ後に修復を加えたものだそうです。橋の長さは331m、幅は9m、石造りで、16のアーチで支えられ、中央には守護天使ラファエルの像があります。
グアダルキビル川は、アラビア語で「偉大なる川」を意味する「ワディ・アル・カヴィール」が語源だそうです。 -
カラオーラの塔
ローマ橋の橋詰を守った要塞です。
☆☆☆ 屋上からはグアダルキビル川の向こう側に広がるコルドバ市街が見渡せ、眺めが良いようです。絶好の撮影スポットと思います。 -
コルドバの街を後に。。。今度、来る機会があったら、マドリードのアトーチャ駅から、1時間に1〜2本のセビリア行きAVE(新幹線)で来たいですね。約1時間50分で来れるようです。また、来るね! RENFE のサイト→ http://www.renfe.com/EN/viajeros/
次はラ・マンチャを目指します。
スペイン・アンダルシアの旅 #8 - ドン・キホーテの舞台、ラ・マンチャ
http://4travel.jp/travelogue/10967754
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