スペイン・アンダルシアの旅 #10 完結編 - マドリード街歩き

2005/05/07 - 2005/05/08

5月 7日（土）、8日（日）快晴　
スペイン・アンダルシアの旅、No.10 完結編、マドリード街歩きです。10年前の旅でしたが、歴史の長さに比べれば、昨日、行ってきたような感じでした。写真を見ながら、ここはどこだったか？といろいろ調べたので、スペインへの理解も深まりました。次回、行く機会があったら、もっと素敵な旅行になるかもしれません。　

さて、スペインの首都マドリードは、イベリア半島のほぼ中央、海抜655mのメセタ高原にあります。これはスイスの首都、ベルンよりも高く、ヨーロッパで一番標高の高い首都だそうです。大学の卒業旅行以来ですから、何十年振りのマドリードになります。

写真は「マドリード王宮とフェリペ４世騎馬像」です。

ディスカバー・マドリッド http://www.esmadrid.com/ja/

以下、SNTバカンスツアー「地中海のまばゆい光とスペイン・アンダルシアの旅 8日間」の日程です。

5月 2日（月）成田 10:20→14:45 ロンドン経由 16:30→バルセロナ 19:30
5月 3日（火）バルセロナ（市内観光）http://4travel.jp/travelogue/10958078　→アリカンテ
5月 4日（水）アリカンテ（市内観光）http://4travel.jp/travelogue/10958628　
→グラナダ、アルハンブラ宮殿 http://4travel.jp/travelogue/10960352
5月 5日（木）グラナダ→ミハス散策　http://4travel.jp/travelogue/10962957
→ロンダ観光　http://4travel.jp/travelogue/10963158
→セビリア（市内観光）　http://4travel.jp/travelogue/10965002
5月 6日（金）コルドバ（市内観光）　http://4travel.jp/travelogue/10966154
→ラ・マンチャ観光　http://4travel.jp/travelogue/10967754
→マドリッド
5月 7日（土）マドリード→トレド（市内観光）　http://4travel.jp/travelogue/10968795
→マドリード（市内観光）
5月 8日（日）マドリード 16:20 → 18:45 アムステルダム経由 20:15
5月 9日（月）成田着 14:30

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: エヌオーイー

5月 7日（土）
トレドからマドリードに戻り、車窓観光。写真は「トレド門」。

アルムデーナ大聖堂
バイレン通り沿いにあります。

アトーチャ駅
滞在ホテルは、ラファエル・アトーチャ。駅の近くです。

夜の21時過ぎです。まだ明るい。

5月 8日（日）
今日は、13:50、ホテル出発なので、それまで自由行動です。マドリード王宮からスタートしました。写真は、オリエンテ広場から見た王宮です。

マドリード王宮とフェリペ４世騎馬像
紺碧の空に白亜の建物が映えますね。プラド美術館と並ぶ、マドリードの見所の双璧の一つです。

フェリペ４世騎馬像

ゼラニウムの植栽。綺麗ですね。

アルムデーナ大聖堂
100年以上もかけて、1993年に完成したカトリックの大聖堂です。

アルムデーナ大聖堂

王宮とアルマス広場

アルムデーナ大聖堂

アルムデーナ大聖堂

これは何の建物だったか？

カサ・デ・ラ・ビリャ、市庁舎分室
バリェ侯爵の邸宅があった場所に、ビリャ広場に面して、フアン・ゴメス・デ・モラの設計で1693年に完成し、2007年まで市庁舎、現在は市の分庁舎として使われています。

街歩きに頼りになる案内板
次はマヨール広場へ向います。

マヨール広場とフェリペ3世の騎馬像
フェリペ3世が1619年に完成させた、4階建ての建物に囲まれた広場です。

マヨール広場
129m×94mの長方形の形をしていて、広場に面して237箇所のバルコニーを持つ建物に囲まれています。

マヨール広場
マドリード市民の憩いの場となっています。

マドリード市街

コムニカシオネス宮殿とシベーレス広場
2007年に、ビジャ広場から、ここにマドリード市庁舎が移ったそうです。旅行当時は中央郵便局として使われていました。

プラド通り

プラド通り

ゼラニウムの植栽

プラド通り

ウェスティン パレス ホテルで、ちょっと休憩。

プラド美術館
正面のベラスケス口が長蛇の列だったので、ムリーリョ口から入館。スムーズでした。

国立プラド美術館
http://www.spain.info/ja/que-quieres/arte/museos/madrid/museo_nacional_del_prado.html

ゴヤ「カルロス4世の家族」
スペイン絵画の宝、ゴヤ（1746〜1828）が、カルロス4世の宮廷画家時代に描いた傑作。中央に立つのが王妃で、他より1歩前に出ているのがカルロス4世とフェルナンド皇太子。

ゴヤ「着衣のマハ」
「裸のマハ」と同じ構図で描かれた作品。禁止されていた裸体画を隠すために後から描かれたともいわれ、「ジプシーの女」の名でゴドイの財産目録に記されていたそうです。

ベラスケス「ラス・メニーナス（女官たち）」
フェリペ4世の娘マルガリータ女王と二人の女官（メニーナス）が描かれているベラスケスの代表作で、ビリャヌエバ館1階にありました。左側に立つのがベラスケス自身で、奥の鏡には国王夫妻の姿が写り込んでいます。

https://www.museodelprado.es/jp//15/ficha-de-obra/obra/4/

エル・グレコの作品

プラド美術館

プラド美術館

ムリーリョの銅像
プラド美術館を出たところにあります。この後、ショッピングへ。

ソフィア王妃芸術センター（1992年 開館）は行きませんでしたが、スペインの現代アート、ピカソ、ダイ、ミロの三大巨匠の作品を一堂に集め、鑑賞できるようになっているようです。何十年も前、ピカソの代表作『ゲルニカ』をはじめ、プラド美術館に展示されている時に見たので、今回は割愛しました。

出発前に、ここのバールで軽く食べました。

バスで空港へ向います。

バスの車中で、ツアーに一人で参加されていたご婦人が、アトーチャ駅の近くで、バッグをひったくられた話を聞きました。幸い、一緒にいたツアーの男性の方が追いかけて、捕まえ、バッグを取り戻したので事なきを得ましたが、危ないですね。気をつけたいものです。

マドリードより、16:20 発のJL5322便で、アムステルダム経由、帰国の途につきます。情熱の国、スペインに、また来たいですね。これで「スペイン・アンダルシアの旅」は完結です。少しはお役に立ちましたでしょうか？ご訪問、ご投票、ありがとうございました。

次回、来る機会があったら、AVEを使って、移動時間を短縮し、適宜、レンタカーを組み合わせながら、スペインを旅行したいものです。観光バスは、移動に時間がかかる上、何より疲れました。ただ、2013年7月、AVEの列車脱線事故がありましたので、安全運転でお願いしたいものです。

Renfe 英語版 http://www.renfe.com/EN/viajeros/index.html

次回、新しく行きたいところは、マドリッドを基点に、セゴビア、アランフェス。それから、ポルトガルにも足を伸ばしてみたいですね。

世界遺産「セゴビア旧市街と水道橋」水道橋とアルカサル、セゴビア大聖堂
（マドリッドのチャマルティン駅から約30分、19本/日、又はバス、1時間20分）
世界遺産「アランフエスの文化的景観」王宮と庭園、王家の夏の保養地
（マドリッドのアトーチャ駅から約45分、2〜3本/毎時）

スペイン政府観光局　http://www.spain.info/ja/
スペインなんでも情報 リアルタイム　http://www.spainnews.com/index.html
スペインの旅行情報や観光スポット紹介 http://allabout.co.jp/gm/gt/330/
スペイン国鉄（RENFE） http://www.renfe.com/EN/viajeros/index.html