2014/02/18 - 2014/02/18
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ぶどう畑さん
2014.2.18(火)ニース・サレヤ市場、カンヌ
この日の観光をグラースに決め、その前にサレヤ広場へ。
開いたばかりの市場で、欲しかったラヴェンダーのハチミツと、オリーブを買うことができました!
アパートにいったん戻って、ニース駅に向かうと、グラース行きだと思っていた電車は1時間後。どうしよう…。
(旅行期間:2014年2月14日〜2月23日)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6時、起床。パックのご飯でお粥を作る。電子レンジがないため、お粥にしたのは苦肉の策。
9時少し前、アパートを出発。サレヤ広場をめざし、ギャルリー・ラファイエット前からトラムに乗る。
(大バツだったマセナ通りのレストラン) -
広場に行く目的は、市でラヴェンダーのハチミツとオリーブを買いたいがため。
明日は、14時半開始のフラワーパレードまで観光したいし、明後日には朝の飛行機でフランクフルトに移動してしまう。
14時頃で終わる市に行くには、今日しかない。
それで、市場で買物したらいったんアパートに戻って荷物を置いて、それからグラースに行くことにした。 -
オペラの停留所で下車し、
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カテドラルの角を右折。
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裁判所前の前を通って向かったサレヤ市場は、時間的にも早いせいか、買い物客の姿は少ない。
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市場をまず奥へと向かう。
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それぞれ店の場所は変わっておらず、一番奥にスパイス屋さんがあった。
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欲しいのはコショウなのだが、えらく高い…。
でも、ここで買いたかった。9ユーロ払ってコショウを買う。 -
2001年9月、初めてサレヤ市場を訪れた時は、裁判所脇の広場にも店が出て、とてもにぎやかだった。
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ピータ・メイルの“プロヴァンスの12ヶ月”に出てくる市場って、こんな感じなのかしら?胸躍った。
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そんなサレヤ市場をとても楽しみにしていたのに、あの時のようにウキウキできない自分に気づく。
観光客向けの部分が見えるようになることは、いいのか悪いのか…。 -
目的のオリーブ屋さんも、以前と変わらず同じ場所だった。けれど店主は、あの時の人のよさそうなオジサンではなかった。
「ジュ・プ・グテ?」オリーブを味見。市場で買い物できるようになりたいと習い始めたフランス語は、これを言うのが精一杯。あれから何年経っている…?
味見の結果、オーソドックスに緑のオリーブ、黒いオリーブ、緑とあずき色が混じった実が小さいオリーブ、3種類を買う。 -
さて、ラヴェンダーのハチミツは…、チーズ屋さんの店先にあった!
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エクス・キューゼ・モア、お話はずんでるとこスミマセン、
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コレください。
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たくさんの種類のジャムを売る店でも立ち止まる。やっぱりレモンのジャム、欲しいなぁ。
自家製と聞いて、さっそく購入。 -
これで目的達成!
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花屋の並ぶ一角を通って帰ろう。
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花屋の店先には、春を告げるミモザや
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スミレの花束。
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ニースを感じる。
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オペラの停留所まで来て、その下に有料トイレを発見。
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サレヤ広場と同じく0.5ユーロ。利用できるのは、10時〜18時のようだ。
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9:40、すぐにやってきたトラムに乗り、マセナで下車。
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今日は気温が上がりそう。アパートに戻ったついでに、ダウンコートを脱いで、停留所に引き返す。
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10:20、ニース駅到着。
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時刻表を見たら、グラース行きは11:41…???
どうしよう、1時間以上あるじゃない。バスで行こうか?でも、時間かかるし…。
その時、10時台の電車がカンヌ行きだったことを思い出した。そうだ、カンヌを1時間、観光すればいいんだ!
10:38のカンヌ・ラ・ボッカ行きに乗り込んだ。 -
過去2回のニース滞在で、近郊のめぼしいところは観光済み。
今回、再訪の候補に挙げていたのは、グラース、ヴィル・フランシュ・シュルメール、エズの3ヶ所。
ところが雪で到着が遅れ、観光の予定が狂う。
丸一日観光できるのは、火曜日のこの日だけ。どこかはあきらめなければならず、ミモザツアーの後の2日間の予定を決めかねていた。 -
ヴィル・フランシュでは、湾の写真を撮りがてら、海辺のレストランでランチしたいと思っていた。ヴィル・フランシュは近いから、パレードの前に行くことはできる。
鷹巣村“エズ”は、オフシーズンで寂れた感じは否めないかもしれないが、半日観光は可能。 -
グラースは電車で1時間ちょっとかかり、ニース発のツアーで香水博物館を見学しただけ。
となると、やっぱりグラースだな!以前はバスしか走っておらず、グラース行きの電車に乗ってみたかった。
何より、グラースからミモザ山が見えることを期待していた。 -
海沿いの景色を眺めながら、11:20、カンヌに到着。
以前は、驚くほど田舎の駅だったけれど、洗練された雰囲気の待合スペースができていた。 -
駅前からまっすぐ行くと、洒落た店の並ぶアンティーブ通りにぶつかった。
ノートルダム・ド・ボンボヤージ教会の脇まで来て、道の先に見える建物が、カンヌ映画祭の行われる“パレ・デ・フェスティバル”であることに気づく。 -
こんなに駅から近かったっけ?あの時は、高級ホテルが並ぶほうに行ってしまったからか、もっと距離があるように感じた。
それなら、旧市街の丘の上にある教会まで行けるかな?
いやいや、ちょっと慌ただしそうだし、この辺りをブラブラして、屋内市場を覗いてみよう。 -
11年前にすでに時代遅れと感じたパレ・デ・フェスティバルは、改築もされず、そのままの姿。
パレ デ フェスティヴァル 建造物
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建物の周りにある映画スターの手形の中に、
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リュック・ベッソンと
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ジョディ・フォスターを見つけて写真に撮る。
前にも撮ったようなと思ったけれど。 -
(カンヌのプチトラン)
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パレ・デ・フェスティバルの隣は、たくさんのヨットやプレジャーボートが係留されている旧港。
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その桟橋は新しくなっていた。
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丘の上の教会を眺めつつ、旧港に面した広場を進む。
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風が吹くと、ハーバーから一斉にカラン、コロンという音が聞こえてくる。
ヨットの支柱に綱が当たるのか、南国風の風鈴のようにも聞こえ、動画にしようと思い立った。 -
ところが、この旅行のために新しく買ったカメラは操作がわからず、録れたのは写真だけ…。
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では、市場へ行こう!
市庁舎前の公園から、細い路地へと入る。 -
路地を抜けた所に、前にも訪れた屋内市場があった。
マルシェ フォーヴィル 市場
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そこは、生活の匂いがする場所。
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魚コーナーの台はほとんど空になり、大きなアンコウが残っていた。
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生花コーナーにはミモザの花。嬉しくなる。
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オリーブはツヤツヤ。
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チーズも種類の多いこと!
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ずらりと並ぶジャムやハチミツ見て、サレヤ市場で買ったことをちょっと後悔。
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新鮮な野菜もいっぱい!
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アーティチョークを市場のあちこちで見かけた。
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ニョッキやラビオリなども売られているし、こういうのを買って料理するのも楽しそう。
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カンヌ、なんかいいなぁ!
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さてさて、そろそろ時間。グラース行きは12:22だ。
12時過ぎ、市場を出る。 -
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駅への途中で、ひき肉を詰めた南仏料理のファルシを売っている店を見かける。
観光の拠点とするにはニースのほうが便利だけれど、カンヌの良さ、考え直そう。なんて、早くも次回の検討。 -
ホームでグラース行きを待つうち、向かいの壁に壁画にカンヌの四季が描かれているのに気づく。
映画祭が行われたり、高級ホテルが並んでいたり、華やかなイメージがあるけれど、そこにはニースよりずっと素朴なカンヌの景色が描かれていた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- dankeさん 2014/12/13 22:40:35
- さすが見るところが違う
- ぶどう畑さん、
こちらの旅行記にもお邪魔しています。2001年にも訪れていて、ニースは3回目ですか!あぁなるほどぶどう畑さんには街のうつりかわりも見えるのですね。特に間をあけるほど、印象って比べやすいような気がします。ちなみに市場でこしょうはあの小さな袋に入れてもらうのですか?9ユーロは確かに激高。パリのギャラリーラファイエットの食品コーナーで、オーストリアの塩の量り売りが8ユーロで高いなぁ、と思ったくらいですから、ニースの市場のそのコショウの値段は観光客価格?私がコルマールの常設市場で感じた「うーん」感に似たものをぶどう畑さんも感じられたような気がしました。
でもカンヌの市場では思いがけなく楽しめたようですね。確かに映画祭や夏はカンヌも混むけど、通年にしたらニースの方が数倍観光客とそのうち宿泊客も多いのでしょうね。フランスではパリを勿論含めたイル・ドゥ・フランスの次に観光客が多いのは南仏で、この二大観光客地域がフランスに来る観光客の半分くらいを占めると聞きました。動画の撮り方、わかりましたか?でもきっとそのカランコロンの音と景色は、ぶどう畑さんの思い出に残っていくのでしょうね。
素朴な語り口の自然な旅行記をこれからも待っていますね。
- ぶどう畑さん からの返信 2014/12/14 16:38:28
- 何度も投票をありがとうございます!
- dankeさん
コショウは量り売りもしてもらえますが、小さいビニール袋に入っていたのを買いました。
その前日、旧市街で見かけたコショウは10ユーロで、これが相場なのかなぁと。
知り合いが「フランスのコショウは美味しいらしいよ」と言っていたので、サレヤ市場で買う!と意気込んでました。
振り上げたこぶしを収めるところがなく買ったものの、高すぎた…。
動画はこのあと、ボタンがあるのに気づきました。
ハーバーのカランコロンは私の思い出の中だけですが、その後は記録として残せてます。(^^)
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