さわやかな秋晴れのヒガンバナ日和の巾着田と埼玉こども動物自然公園（２）巾着田・後編：木立の中の真紅のヒガンバナ・カーペット

2014/09/23 - 2014/09/23

巾着田のヒガンバナ詣は今回で９回目にもなります。
めざせ２桁！

以前は、どうせなら緑の部分が少なく、真っ赤っ赤なカーペットぶりであればあるほど良いと思っていました。
木立に遮られ、光が当たるところと日影とでまだらになるのを残念に思ったこともあります。

いやはや、そんなことはなかったです！
確かに真っ赤っ赤も見たいですし、そんな写真も欲しいです。
しかし、これまでの８回の巾着田のヒガンバナ詣の間に、それがすでに叶ってしまっているから@
であれば、緑混じりも、赤と黒のまだらも、逆に新鮮でいいなと思えました。
９回目なんですもの、むしろヒガンバナと巾着田のヒガンバナ・カーペットのいろな姿を写真に収めたいと思いました。

そんな気持ちの余裕も、被写体のヒガンバナが全体的にこの上なくすばらしい見頃だったのと、すばらしい秋晴れに恵まれたおかげでした。

＜９回目となる巾着田のヒガンバナ詣と埼玉こども動物自然公園をはしごした行楽日和の秋分の日の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）巾着田・前編：真紅のルビーのようなヒガンバナの光と影
■（２）巾着田・後編：木立の中の真紅のヒガンバナ・カーペット
□（３）埼玉こども動物自然公園：チリ共和国に行く前のレッサーパンダのコウタくんとリリィちゃんに会いたくて

＜タイムメモ＞
07:35頃　家を出る
08:34　高麗駅到着
09:30〜12:00　巾着田の有料エリア（早咲き群生地）
12:00〜12:20　物産エリア物色
12:20〜13:00　巾着田の有料エリア（遅咲き群生地）
13:28　高麗駅発（ゆば専門店に寄れず）
14:46　高坂駅着
14:55発　鳩山ニュータウン行きバスに乗る
15:00頃　埼玉こども動物自然公園に到着
15:10〜15:30　みそだれ焼き肉＆とん汁休憩
15:40〜15:45　マーラ
15:50〜17:00　レッサーパンダ
17:10すぎ　埼玉こども動物公園を出る

巾着田公式サイト
http://kinchakuda.com/

＜これまでの巾着田の彼岸花旅行記＞
2013年９月28日
「秋晴れに真っ赤に輝く巾着田のヒガンバナとレッサーパンダの赤ちゃんを、望遠レンズでなんとかチャレンジ（１）プロローグ〜写真を撮りながら向かわずにはいられない、巾着田の有料エリアまでの道すがら」
http://4travel.jp/travelogue/10817566
「秋晴れに真っ赤に輝く巾着田のヒガンバナとレッサーパンダの赤ちゃんを、望遠レンズでなんとかチャレンジ（２）望遠レンズで不便でラクして真っ赤なヒガンバナ絨毯を」
http://4travel.jp/travelogue/10817570

2012年10月８日
「一部見頃過ぎていても十分すぎるほどだった巾着田のヒガンバナ詣（前編）プロローグ〜いつもの通り有料エリアに着く前に魅了されっぱなし＆マクロレンズでちょっとだけ他」
http://4travel.jp/travelogue/10715593
「一部見頃過ぎていても十分すぎるほどだった巾着田のヒガンバナ詣（後編）秋の愁いを含んだ日差しの中で、やわらかく輝いていた巾着田」
http://4travel.jp/travelogue/10715829

2011年10月１日
「しっとり曇天下の真っ赤な巾着田（1）満開のヒガンバナを道々でも鑑賞しながら」
http://4travel.jp/travelogue/10608311
「しっとり曇天下の真っ赤な巾着田（3）赤い曼珠沙華カーペットと白い曼珠沙華を求めて」
http://4travel.jp/travelogue/10608762/

2010年９月26日
「やっとヒガンバナが見頃を迎えた巾着田へ（1）高麗駅から道々の楽しみと意外に見応えあった遅咲き地点」
http://4travel.jp/travelogue/10504526/
「やっとヒガンバナが見頃を迎えた巾着田へ（3）ピジョンブラッド・ルビーのような輝きを放って」
http://4travel.jp/travelogue/10504529/

2009年９月21日
「やばいくらいキリがなかった巾着田のヒガンバナ撮影（1）プロローグとインターバルと未練のエンディング」
http://4travel.jp/travelogue/10378694/
「やばいくらいキリがなかった巾着田のヒガンバナ撮影（2）レッドカーペットに前ぼけ後ろぼけ@」
http://4travel.jp/travelogue/10378695/

2008年９月25日
「ついに本命の巾着田へ（1）曼珠沙華公園への行き帰り」
http://4travel.jp/travelogue/10275184/
「ついに本命の巾着田へ（2）今年も曼珠沙華のレッドカーペットをめざして」
http://4travel.jp/travelogue/10275190/

2007年９月25日
「今年も巾着田で曼珠沙華を撮ろう！───その１：たどり着くまでに満腹気分」
http://4travel.jp/travelogue/10184215/
「今年も巾着田で曼珠沙華を撮ろう！───その３：記憶を凌駕するレッドカーペット@（完）」
http://4travel.jp/travelogue/10184483/

2006年９月23日
「そろそろ秋の花ですね@その３：巾着に饅頭？　じゃなくて、巾着田に曼珠沙華だよん」
http://4travel.jp/travelogue/10093298

エリア 日高・鶴ヶ島・坂戸(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

巾着田の真っ赤なヒガンバナ散策路

巾着田の有料エリアのうち早咲き地点のつづきです。
テーマは引き続き「光」をめざしました。

光に満ちたエリア

高麗川沿いの方です。

キツネノカミソリやナツズイセンみたいな咲きかけ

シンクロナイズする咲きかけっ子たち

ひっそりと輝く白花ヒガンバナ

みんな白い子が珍しくって@

つやつや光るヒガンバナ

緑の中で気持ち良さそう

ヒガンバナを見つめる虫の視点……！？

まるで森の中のヒガンバナのよう

ただし、ヒガンバナは人里に好んで咲くようなので、深い森や林の中に咲くということはあまりなさそうです。

真っ赤な迷路のように

ヒガンバナの光と影

真っ赤に光る天の川

大木の元に集まって

赤いリボンの舞

人出の賑わいに負けない巾着田の真っ赤ぶり@

いつものように巾着田の真っ赤なカーペットぶりの写真も撮らなくっちゃね。

シルエットのヒガンバナ・その１

黒と緑と赤のカーペット

命の輝き

背景のぎっしりのヒガンバナが黒く沈み込んでしまうこんな撮り方もいいのでは、と思いました。

大船に乗った気分@

逆にこれはうんとハイキーで撮ってみました。

ルビーとエメラルドの輝きのある景色

真っ赤なの見事なカーペット

真紅と影と光の当たった緑が入り乱れ

まるで赤い沼地のよう

シルエットのヒガンバナ・その２

光をもたらす白花ヒガンバナ

赤い海の中からひょっこり顔を出す

まわりに仲間があまりにたくさんいてびっくりする

ヒガンバナに木もれ日を感じて・その１

ヒガンバナに木もれ日を感じて・その２

ヒガンバナに木もれ日を感じて・その３

ヒガンバナのおしべに浮かぶ光の半円

密談中

高麗川に架かるドレミファ橋のある景色

こんないい天気の日の水遊びは楽しいね！

光る高麗川とドレミファ橋を眺める

ここで12時。
無料エリアを含めて朝９時から撮影を開始してぶっ続けで３時間。
そろそろ気力がダウンしてきたので、曼珠沙華まつり会場の店舗めぐりで気分転換をすることにしました。

買い物をした天然はちみつ屋さん

味見した上で１つ購入

スーパーで買った安物と違って、とてもなめらかで美味しかったです。
味の差は微妙だったので、エゴノキからできたエゴ蜜を１瓶買いました。
よく使われているのはアカシアで、１番美味しく、１番高かったです。

狭山茶のい〜い香りがした店でブルーベリーアイスを購入

狭山茶を扱う専門店なら自宅近くにあるので。
それにブルーベリーアイスはあまり食べたことがないのです。

とっても美味でした@

店構えの写真を撮るのは忘れてしまいました。

他に少しランチになるものを食べたいと思ったのですが、巾着田のヒガンバナが見頃で、ちょうどランチ時なので、そういう店の前はどこも行列ができていたので、今回はやめておきました。
ここでゆっくりランチをとる代わりに、このあと行く埼玉こども動物自然公園の方に時間をかけたいと思ったせいでもあります。

広場の奥の遅咲きエリア

遅咲きといっても、もう十分咲きそろっていました。
まつり会場に近い方は、ヒガンバナが少しまばらなのですが、この緑まじりもなかなか良いと思えました。

楽しく集う真っ赤な仲間たち

すぱらしいカーペットぶりの写真がゲットしやすい遅咲きエリア

遅咲きエリアは、早咲きエリアより川に向かって少し勾配がある坂になっています。
そして早咲きエリアで満足して帰ってしまう人たちもいるので、相対的に人出が少ないのです。
なので、少し見上げた視点でカーペットぶりが撮影しやすいのです。

光あるところに影あり

ストロベリー色のカーペット

ふんわりふわふわカーペット

ヒガンバナの背比べ

明るくて天真爛漫なイメージで

しっとりと大人の魅力で迫る

群生地のみんながうらやましい、ひとりぼっちのヒガンバナ

やわらかな起伏がリズムを生む

あいあい橋が見えてきた@

もうすぐゴールです。

すっと立つ木立を囲んで

木造のあいあい橋とヒガンバナ

木造のあいあい橋とヒガンバナ

木立の中のヒガンバナ

天空に向かって

赤い川に架かるあいあい橋

これも表紙候補でした。

あいあい橋には登りませんでした。
見下ろした景色を見たことがあるのと、そろそろ次の目的地・埼玉こども動物自然公園に向かって戻りたくなったので。

あいあい橋のふもとの土手には白花の群生地あり

ただ、きれいに撮るにはむずかしい地点でした。

あいあい橋のたもとの白花ヒガンバナ

このあとは、写真を撮らずに、ヒガンバナの群生ぶりを目で愛でながら、巾着田を後にしました。
のんびりしようと思えばいくらでものんびりできる巾着田ですが、どうせなら埼玉こども動物自然公園をはしごしたいと思ったのです。

「さわやかな秋晴れのヒガンバナ日和の巾着田と埼玉こども動物自然公園（３）埼玉こども動物自然公園：チリ共和国に行く前のレッサーパンダのコウタくんとリリィちゃんに会いたくて」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/10933660

この旅行記へのコメント （2）

• こあひるさん 2014/09/29 19:28:19

  やっぱりすごいよ！

  まみさん、こんばんは〜！
  
  今年も巾着田にお出かけですね！
  
  今年は、どのエリアも見事に咲いていて、タイミングも天気もばっちりよかったように見えます。
  
  一面真っ赤で、茎すら見えないほどみっしりの彼岸花は何とも圧巻・・・！
  
  なかなか他ではお目にかかれませんね。今年もたっぷり楽しませて頂きました。白い彼岸花も見ることができるのもいいですね！
  
  こあひる

  まみさん からの返信 2014/09/30 21:04:08

  RE: やっぱりすごいよ！

  こあひるさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
  
  はい、今年も巾着田に出来ました！
  公共交通手段は遠回りをしてやや不便ですが、かかる時間からすると自宅から近いですし、やはり見事ですよ、ここ@
  他も回りたいという思いはあるのですが、動物園めぐりでも忙しいので、近所と巾着田でヒガンバナ散策は満足です。
  ちょうどよいタイミングに行けたこともあり。
  茎も見えないほどみっしり真っ赤っ赤は、少し視点を低くすると得られます。いやーほんと、すてきでした@@
  こあひるさんも仙台の秋を満喫してらっしゃいますね。船岡城址公園の彼岸花はちょっと遅かったようですが、仙台の方も今年は秋の花の開花が早いのかしら。
  コルチカム＝イヌサフランとのコラボステキでした。
  仙台は、やっぱり動物園めあてかな〜。朝から晩まで動物園にいると、他がまわれない。。今年は八木山動物園でレッサーパンダの赤ちゃんが生まれたので、きっと再訪すると思います（代わりに１頭天国に召されてしまったという情報あり。。泣。）。