2014/06/11 - 2014/06/13
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Weiwojingさん
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ロンドンでの仕事や用事を大体終えることができたので、後は2週間ほど地方を旅することにした。先ずはイギリス南部 Kent州 の Canterbury ( カンタベリー ) へ向かう。ここは前から訪ねたいと思っていた古い町で、ロンドンのような大都市とは異なる落ち着きを持っているところだ。
ロンドンから列車で2時間もしないでカンタベリーに到着。ここには カンタベリー大聖堂があり、Geoffrey Chaucer ( ジェフリー・チョウサ ー、1343頃 ~1400 )の 『 Cantebury Tales 』( 『カンタベリー物語』 )にあるように、中世期から多くの人々がイギリス全土から巡礼に訪れたところである。勿論、今でもそうである。全国から、否、世界中から集まっていると言っても良いだろう。
本シリーズは今後10編ほど続く予定である。これからも見ていただければ、幸甚に存じます。
■ 「イギリスを気ままに旅行 ② ー イギリス人も憧れる Rey ( ライ ) へ」
http://4travel.jp/travelogue/10917304
■ 「イギリスを気ままに旅行 ③ ー Bath (バース) とは Roman Bath のことなり」
http://4travel.jp/travelogue/10919391
■ 「イギリスを気ままに旅行 ④ ー 念願のコッツウォルズ訪問( 美しい花々が咲き乱れる Burton-on-the-Water 篇 )
http://4travel.jp/travelogue/10919399
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑤ ー 念願のコッツウォルズ訪問 ( William Morris がお気に入りだった Bibury篇 )
http://4travel.jp/travelogue/10
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑥ ー Oxford (牛津)は大学と学生の街、学問の府、近代建築の街」
http://4travel.jp/travelogue/10920439
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑦ ー ウインストン・チャーチルの生家 Blenhaim Place ( ブレナム宮殿 )訪問記」
http://4travel.jp/travelogue/10920828
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑧ ー William Skakespeare の生誕の地 Stradford-upon-Avon で、沙翁劇を見る」
http://4travel.jp/travelogue/10922919
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑨ ー 北部イングランドの古都 York ( ヨーク ) 逍遥」
http://4travel.jp/travelogue/10924929
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑩ ー ヨーク の National Railway Musuem ( 国立鉄
道博物館 ) 見学」
http://4travel.jp/travelogue/10925867
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑪ ー イギリス第2の国教会・York Minster ( ヨーク大聖堂 ) を訪ねて」
http://4travel.jp/travelogue/10927695
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑫ ー 古さと新しさを併せ持つ都市 Cambridge ( 剣橋 )を訪ねて」
http://4travel.jp/travelogue/10927374
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑬ ー Norwich ( ノーリッジ )は教会と古い街並が美しい古都」
http://4travel.jp/travelogue/10929929
■ 「イギリスを気ままに旅行 ⑭ ー 再びロンドンに戻り、最後の3日間はあわただしく過ごす」
http://4travel.jp/travelogue/10931109
- 旅行の満足度
- 4.5
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カンタベリーへはロンドン St. Pancras Station から出発した。
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乗車した列車の車内には乗客は小生を含めて4、5人しか乗っておらず、閑散としていた。ロンドンでの喧噪を思うと、まるで別世界のようで、これからの旅行が楽しくなりそうだ。
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2時間もかからずにカンタベリーに到着した。カンタベリーには2つ駅があり、小生が利用した列車は Canterbury West Station の方に着き、まずはここからタクシーでホテルに向かった。
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ここはカンタベリーの中心ともいうところで、中央の建物がカンタベリー大聖堂の入り口、その右側の白い建物が今回小生が泊ったホテルである。ホテルは Cathedral Gate Hotel といい、かなり歴史があるようである。
カンタベリーは中世紀から巡礼者で賑わつた所で、小生が泊まつたホテルも歴史のある古いホテルで、外見は近代的な装いをしているが、中に入ると木造で、廊下を歩いているとギシギシ音がするような建物である。 -
小生が利用したホテルの室内。簡素ながら十分な設備を待ち、満足のいく滞在を得ることが出来た。
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ここはホテルの朝食専用のレストランで、2日間ここで朝食を食べた。
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朝食時の様子であるが、このホテルはブッフェ形式ではなく、メニューから選んでオーダーするようになっている。小生の場合その方が好きである。
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ホテルの部屋からカンタベリー大聖堂の雄姿が見える。
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早速カンタベリー大聖堂へ出掛けた。ホテルの隣がこの入口なので、カンタベリー滞在中は何度も出入りした。
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聖堂内では案内ツアーがあり、そんな長い時間ではないので参加してみた。見どころや歴史的に重要なところなどを案内説明していただき、再度見学する上での参考になった。
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カンタベリー大司教であったトマス・ベケット( 1118〜1170 ) は、イングランド王ヘンリー2世との対立から刺客によって1170年に暗殺された。その暗殺の場所が聖堂内に残されている。
1173年、ローマ教皇マレクサンデル3世はトマスを列聖し、以後多くの巡礼者が訪れるようになった。 -
足元を見ると、“Thomas”と書かれた文字に気が付く。この場所で彼が暗殺されたのである。
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会堂内から回廊の方へ出てみた。中央に芝生のある大きな庭があり、その周りに回廊がある。
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回廊を歩いていると、大きなホールがあった。名前は Chapter House とある。正面のステンドグラスが素晴らしい。
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ステンドグラスが太陽の光を受けて、眩いばかりに輝いている。
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カンタベリーは古い街なので、いたるところで歴史があることを感じる。例えば、商店の看板がそうである。
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この Seven Stars という看板の店はレストランで、今回はここで食事をする機会はなかったが、歴史のある店のようだ。建物がそれを語っている。ハーフティンバーの造りが見事である。
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Canterburry Beaney( カンタベリー・とビーニー )いうビクトリア王朝様式の美しい建物が High Street に残されていて、現在は観光案内所や図書館、博物館として使われている。
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カンタベリーの街では古い伝統的な建物をよく見かけるが、ただ小さなものが多い。
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この建物を見ると、1階より2階が、さらに2階より3階の軒が前に出ている。イギリスの古い都市を訪れると、このような建物をよく目にする。
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カンタベリー初日のランチは、「チキンシーザーサラダ」だ。それにパンを添えていただいた。イギリスの食事は分量が多く、このサラダも2人前ほどあり、もうこれだけで十分である。
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こちらは翌日の夕飯で食べたものである。
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中国人が経営するショップがあった。中をのぞいてみると、経営者の中国人と同国人の客が数人いた。
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ラーメン類が置かれた棚に香港製「出前一丁」のインスタントラーメンが売られていた。
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街を歩いていたら、tamago という名前の日本料理店があるのに気が付いた。最近は地方都市にもかなり日本料理店がある。しかし、経営者は日本人ではなくイギリス人か時には韓国人や中国人の場合もある。
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女性が二人 Tatto と書かれた店から出てきた。背中を見ると、2人共 Tatto をしているが、右側の女性はたった今終ったばかりのようで、薄い紙みたいなものが貼つてある。少し時間をおいて剥がすのかもしれない。
勿論2人共 tatto を彫ったのではなく、デザインされた薄い紙のようなものを張り付けたもので、紙を剥がすと、鮮やかなTatto が肌に浮かび上がってくる。しかし、これは1週間くらいしか持たない。最近よく見かけるのはこの種の Tatto である。 -
スタウァ川( Creat Stour ) が街中を流れていて、のどかな風景を作り出している。しばらくこのあたりを散歩してみた。
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ボートクルジングもあり、小さな船で遊覧できるようになっている。
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街中古い建物がたくさん目に付く。この建物は Lloyd's Bank で、建物自体は数百年は経っているものと思われる。
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路地裏の風景もなかなか面白い。
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街のはずれに小さな St.Midred's Church という教会がある。あいにく訪れた時は閉まっていて会堂の中には入ることがで出来なかった。
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森の中にひっそりと佇む St. Martin's Church ( 聖マーティン教会 )の入り口。
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聖マーティン教会の全景であるが、教会そのものは大きくない。
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礼拝堂の内部を見させていただいた。
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ハーフティンバーの美しい木組みの家が保存されていて、これは1500年から500年以上も続いている The Old Weavers' House である。
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人通りの多いところでチャリー・チャプリンに扮した男性が微動たりともせず、何時間も立っている。
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この時期どこへ行っても美しい花が咲き乱れていて、6月はイギリス中で様々な花を楽しむことが出来る。
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街はずれに St. Augustine's Abbey ( 聖オーガスティン大聖堂 )があった。訪れる人は少ないが、なかなか興味のある修道院遺跡である。
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遺蹟の岩の隙間に可憐な花が、誰に見られることもなく咲いている。
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