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ヨークには世界最大と言われる National Railway Museum( 国立鉄道博物館 )がある。小生は特に熱烈な鉄道ファンというわけではないが、旅行にはよく鉄道を利用するので、幾分か世界各国の鉄道や駅舎に関心がある。<br /><br />そこで今回ヨークの街歩きを終えて最後に鉄道博物館へ出かけてみた。ヨーク駅のすぐ近くにあり、宿泊していたゲストハウスからも近くて、10分位で歩いて行くことが出来た。日本にも同じような施設( 埼玉県さいたま市の鉄道博物館や京都鉄道博物館 )があるのは知っているが、未だ訪れたことはない。<br /><br />国立鉄道博物館を訪れてみて、その規模の大きさに驚かされた。確かに世界最大と言われるだけあって、イギリスの鉄道に関する歴史を詳細に知ることが出来る。それだけでなく本物の列車がたくさん展示してあって、実際に乗ることも出来るようになっている。日本の新幹線車両も展示されていた。<br /><br />

イギリスを気ままに旅行 ⑩ ー ヨークの National Railway Museum ( 国立鉄道博物館 )見学 

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2014/06/22 - 2014/06/24

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Weiwojing

Weiwojingさん

ヨークには世界最大と言われる National Railway Museum( 国立鉄道博物館 )がある。小生は特に熱烈な鉄道ファンというわけではないが、旅行にはよく鉄道を利用するので、幾分か世界各国の鉄道や駅舎に関心がある。

そこで今回ヨークの街歩きを終えて最後に鉄道博物館へ出かけてみた。ヨーク駅のすぐ近くにあり、宿泊していたゲストハウスからも近くて、10分位で歩いて行くことが出来た。日本にも同じような施設( 埼玉県さいたま市の鉄道博物館や京都鉄道博物館 )があるのは知っているが、未だ訪れたことはない。

国立鉄道博物館を訪れてみて、その規模の大きさに驚かされた。確かに世界最大と言われるだけあって、イギリスの鉄道に関する歴史を詳細に知ることが出来る。それだけでなく本物の列車がたくさん展示してあって、実際に乗ることも出来るようになっている。日本の新幹線車両も展示されていた。

旅行の満足度
5.0

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  • <York Station (ヨーク駅 )><br /><br />ヨーク駅は規模がかなり大きく、この地方の交通の要地となっている。それだけ利用者が多いのかと思ったら、それほどでもないようであった。ここが表玄関である。

    <York Station (ヨーク駅 )>

    ヨーク駅は規模がかなり大きく、この地方の交通の要地となっている。それだけ利用者が多いのかと思ったら、それほどでもないようであった。ここが表玄関である。

  • 駅の出入り口はここにあり、直接タクシーで乗り着けられるようだ。

    駅の出入り口はここにあり、直接タクシーで乗り着けられるようだ。

  • 駅舎はかなり歴史があるようなので、鉄道博物館へ行く前に構内を少しぶらぶらしてみた。<br />

    駅舎はかなり歴史があるようなので、鉄道博物館へ行く前に構内を少しぶらぶらしてみた。

  • イギリスでは自転車の列車への持ち込みが可能で、このような光景をしばしば見かける。

    イギリスでは自転車の列車への持ち込みが可能で、このような光景をしばしば見かける。

  • ホームに作られている屋根の部分をよく見ると、美しいその装飾の様を見ることが出来る。

    ホームに作られている屋根の部分をよく見ると、美しいその装飾の様を見ることが出来る。

  • 鉄道博物館はヨーク駅の裏側にあり、駅構内を通って行くことが出来る。右側にある建物が博物館である。駅から歩いて5分もかからない。ただ周囲は寂れたような様子が濃厚で、倉庫が立ち並んでいるようなところだ。<br /><br />徐々に駅の方からこの博物館を目指してくる人の姿が多く見られたが、しかし、この写真を撮った時はまだ見学者の姿はほとんどない。まだ早いのだろうか。

    鉄道博物館はヨーク駅の裏側にあり、駅構内を通って行くことが出来る。右側にある建物が博物館である。駅から歩いて5分もかからない。ただ周囲は寂れたような様子が濃厚で、倉庫が立ち並んでいるようなところだ。

    徐々に駅の方からこの博物館を目指してくる人の姿が多く見られたが、しかし、この写真を撮った時はまだ見学者の姿はほとんどない。まだ早いのだろうか。

  • 開館30分位前に着いてしまった。この時点ではほんの数人しか待っている人はいなかったが、開館間際になるとすごい多くの人々がやって来て、やはりここはイギリス人にとっても鉄道マニアの聖地なのかと認識させられた。<br /><br />入場料は無料であるが、幾分か寄付をすると立派なパンフレットをプレゼントされる。

    開館30分位前に着いてしまった。この時点ではほんの数人しか待っている人はいなかったが、開館間際になるとすごい多くの人々がやって来て、やはりここはイギリス人にとっても鉄道マニアの聖地なのかと認識させられた。

    入場料は無料であるが、幾分か寄付をすると立派なパンフレットをプレゼントされる。

  • 「歓迎」を表す言葉が10種類の言語で書かれている。いくつお分かりでしょうか。

    「歓迎」を表す言葉が10種類の言語で書かれている。いくつお分かりでしょうか。

  • 入場料は無料だが、寄付をするとこのような分厚いパンフレットをプレゼントされます。

    入場料は無料だが、寄付をするとこのような分厚いパンフレットをプレゼントされます。

  • 博物館に入ると、先ず目に付いたのは STATION HALL の文字で、ここには駅の待合室を模したホールがある。

    博物館に入ると、先ず目に付いたのは STATION HALL の文字で、ここには駅の待合室を模したホールがある。

  • 古い写真がたくさん紹介されていたが、この写真が一番興味を覚えた。4人の男女が列車の入り口に立っている写真である。恐らくこれから旅行に出かけようとしているところで、浮き浮きとした心情が伝わってくる。

    古い写真がたくさん紹介されていたが、この写真が一番興味を覚えた。4人の男女が列車の入り口に立っている写真である。恐らくこれから旅行に出かけようとしているところで、浮き浮きとした心情が伝わってくる。

  • 展示されている列車はどれもピカピカに磨かれていて、今でも現役で走ることが出来そうなものばかりだ。<br /><br />これは London Brighton South Coast Trailway という会社が運行していた列車で、名前が GLADSTONE で、王室お召列車である。

    展示されている列車はどれもピカピカに磨かれていて、今でも現役で走ることが出来そうなものばかりだ。

    これは London Brighton South Coast Trailway という会社が運行していた列車で、名前が GLADSTONE で、王室お召列車である。

  • 上記の王室専用の列車で、列車の正面にこのような紋章が掲かげられている。

    上記の王室専用の列車で、列車の正面にこのような紋章が掲かげられている。

  • 王室専用車のドアノップ。

    王室専用車のドアノップ。

  • <Queen Mary&#39;s Saloon >

    <Queen Mary's Saloon >

  • もうひとつ王室専用車があった。

    もうひとつ王室専用車があった。

  • 食堂車の内部。

    食堂車の内部。

  • 列車の中のトイレも見ることが出来るが、興味を覚えたのは洗面器のような容器に水を入れ、ここで手を洗っていたと思われることだ。

    列車の中のトイレも見ることが出来るが、興味を覚えたのは洗面器のような容器に水を入れ、ここで手を洗っていたと思われることだ。

  • 郵便車とでも言うのだろうか。昔の列車にはこのような車両が併設されている。<br />

    郵便車とでも言うのだろうか。昔の列車にはこのような車両が併設されている。

  • 車内で郵便の仕分けが出来るようになっている。

    車内で郵便の仕分けが出来るようになっている。

  • PULLMAN という名前が車体に書かれているが、これはベルモント・ブリティシュ・プルマンなる会社が19世紀後半にロンドンとブライトン間に走らせていた豪華列車の名称である。<br /><br />アメリカ人 George Motimor Pullman ( ジョージ・モィマー・プルマン ) の名前から命名された。

    PULLMAN という名前が車体に書かれているが、これはベルモント・ブリティシュ・プルマンなる会社が19世紀後半にロンドンとブライトン間に走らせていた豪華列車の名称である。

    アメリカ人 George Motimor Pullman ( ジョージ・モィマー・プルマン ) の名前から命名された。

  • 展示の建物は2つあり、それぞれ天井も高く、巨大な旧車両基地施設を改造したものである。<br /><br />別な展示会場へ移動する。こちらにはイギリスの歴代の蒸気機関車、列車、外国の列車(日本の新幹線やユーロスター等)、列車で使われた部品・什器等の展示されている。

    展示の建物は2つあり、それぞれ天井も高く、巨大な旧車両基地施設を改造したものである。

    別な展示会場へ移動する。こちらにはイギリスの歴代の蒸気機関車、列車、外国の列車(日本の新幹線やユーロスター等)、列車で使われた部品・什器等の展示されている。

  • ここでまず目に付いたのは、日本の0系新幹線の先頭車両が展示されていることであった。内部も見学できるようになっている。

    ここでまず目に付いたのは、日本の0系新幹線の先頭車両が展示されていることであった。内部も見学できるようになっている。

  • 日本語の説明もあり、大いに興味を覚えた。

    日本語の説明もあり、大いに興味を覚えた。

  • 新幹線車両の内部であるが、多くの人が中を覗いたり、座席に腰を掛けてみたりして、興味深々のようであった。テレビも設置されていて、新幹線だけでなく日本人の生活や日本の風景なども紹介されていた。

    新幹線車両の内部であるが、多くの人が中を覗いたり、座席に腰を掛けてみたりして、興味深々のようであった。テレビも設置されていて、新幹線だけでなく日本人の生活や日本の風景なども紹介されていた。

  • 館内放送が入り、何か展示場の奥の方でイベントがあるようだ。たくさんの人が集まって来て、すぐ始まった。<br /><br />その場に行くと、この男性がいて、最初蝋人形が置かれいるのかと勘違いをしてしまった。人が集まると、この人がやおら立ち上がって話を始めた。<br />

    館内放送が入り、何か展示場の奥の方でイベントがあるようだ。たくさんの人が集まって来て、すぐ始まった。

    その場に行くと、この男性がいて、最初蝋人形が置かれいるのかと勘違いをしてしまった。人が集まると、この人がやおら立ち上がって話を始めた。

  • しばらくしてもう1人男性も登場し、2人で漫才の掛け合いのような調子で、イギリスの鉄道の歴史や鉄道員の仕事について寸劇を交えながら、話をし始めた。<br /><br />何か所も移動しながら、30分以上は続いただろうか。大変興味深く聞くことが出来た(ただし、100%理解できたわけではない)。

    しばらくしてもう1人男性も登場し、2人で漫才の掛け合いのような調子で、イギリスの鉄道の歴史や鉄道員の仕事について寸劇を交えながら、話をし始めた。

    何か所も移動しながら、30分以上は続いただろうか。大変興味深く聞くことが出来た(ただし、100%理解できたわけではない)。

  • 蒸気機関車もいくつか展示されていて、始めてみるものばかりである。

    蒸気機関車もいくつか展示されていて、始めてみるものばかりである。

  • <Mallard ( マラード号 )>

    <Mallard ( マラード号 )>

  • 食堂車で使われていた食器類である。

    食堂車で使われていた食器類である。

  • ユーロスターの列車が展示されている。

    ユーロスターの列車が展示されている。

  • 館内にはこのようなポスターが掲示されていて、イギリスにはもう一つ国立の鉄道博物館が Shildon というところにあるようだ。<br /><br />興味のある方はポスターに記されているURLをご覧になってみてください。<br /><br />

    館内にはこのようなポスターが掲示されていて、イギリスにはもう一つ国立の鉄道博物館が Shildon というところにあるようだ。

    興味のある方はポスターに記されているURLをご覧になってみてください。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • アルデバランさん 2014/09/10 23:49:48
    鉄道博物館、楽しすぎ!
    Tamegai様

    鉄道博物館、マニアじゃなくてもピカピカの色んな列車が展示されており楽しいですよね…
    産業革命、近代化の一翼を担った鉄道の歴史を学べるし、
    懐かしのわれらがシンカンセンにも座れるし…
    しかも、入場は無料。

    あら〜、最後から3番目の写真にマラード号が写ってる!
    さりげなくチラッと見せるなんて、芸が細かすぎです…
    私が行ったときはどこかに出張っていて、留守でした(大泣き

    アルデバラン

    Weiwojing

    Weiwojingさん からの返信 2014/09/11 20:01:06
    RE: 鉄道博物館、楽しすぎ!
    アルデバラン様

    メッセージをありがとうございます。鉄道に関してそれほどマ二アというほどではありませんが、よく鉄道は利用するので大きな関心はあります。日本でもて地方の珍しい鉄道に乗ったり、見たりするのは好きです。

    今回ヨークの鉄道博物館を訪ねて、イギリスが世界に先駆けてスタートした鉄道の歴史や様々な蒸気機関車や珍しい鉄道をみることが出来、新たに開眼したと言ってもよいでしょう。

    実はマラード号の写真は数枚撮ったのですが、どれもよくなく、掲載したチラッとしたものしかなく、従ってあえて説明は載せませんでした。アルデバランさんがこの博物館に行かれた時はこのマラード号はお留守だったのですね。

    あと少しイギリス旅行記が続きますが、懲りずにご覧いただけると嬉しく存じます。

    ありがとうございました。

    Tamegai

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