夏！ラベンダー色に染まる北の大地～☆^▽^☆♪

2014/06/29 - 2014/06/30

夏の北海道を象徴する風物詩のひとつであるラベンダー♪
６月下旬から８月上旬にかけて、北海道とりわけ富良野・美瑛地方は一面ラベンダー色に染まります。

高温多湿が苦手な植物ということで、きっと北海道の気候が適したのでしょうか、日本では北海道の富良野地方のラベンダー畑が全国的に有名です。

余り知られていませんが、北海道のラベンダー栽培の発祥地は実は札幌市南区とか。札幌の南沢というところで栽培を始め、その開発者から委託されたのが上富良野なのだそうです。
まだ訪ねたことはないのですが、今でも札幌の幌見峠頂上に見事なラベンダー畑があるそうです。
是非一度訪ねてみたいものです。

今まさにラベンダー開花真っ盛りなこの時期に、富良野地方のラベンダー畑の情報を綴ってみました。
今年（2014）はラベンダーにはちょっと早かったようなので、写真の都合で2013.7.8と2010.7.21に撮影した写真も併せてご紹介しています。

ラベンダー（Lavender）
シソ科の背丈の低い常緑樹で、そもそも原産は地中海沿岸とされます。
鎮痛や精神安定、防虫、殺菌などに効果があるとされ、ローマ人達が古くから入浴や洗濯の際にラベンダーを湯や水に入れることを好んだのだそうです。


＊何かしらの情報をもとに投稿しておりますが、記述が違っている場合もございます。お出かけの際は、念のため改めてご自身で今一度お調べになってみてください。

エリア 富良野(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＡＮＡで東京／羽田空港を出発　　　　　　　　　　　2014.6.29　　
　　　　１２：５０旭川空港着

さっそくレンタカーを借りて国道237号線で美瑛、富良野方面を目指します。

麦畑が色づき始めています。

「ぜるぶの丘」（美瑛）　　　　　　　2014.6.29

旭岳や十勝岳連峰などの迫力ある大自然を背景に、ラベンダー・ひまわりなどの花畑を眺めることができます。
「ぜるぶ」とは「かぜ」「かおる」「あそぶ」の各後ろの三文字をとって名付けたのだそうです。
「さわやかな風薫る丘でみんなで楽しく遊ぶ」をテーマにしています。

ぜるぶの丘 自然・景勝地

惜しいことに、ラベンダーはまだ咲き始めでしたが、山々の見えるこの眺めは最高でした♪

ぜるぶの丘の展望台からはケンとメリーの木を眺めることができます。

国道沿いに更に車を進めていくと左手に「かんのファーム」（上富良野）です。

ルピナスが早くも終わりかけていました。

かんのファーム 自然・景勝地

かんのファーム
フランスギクでしょうか、満開です！！

今回の「かんのファーム」のラベンダーはまだまだ咲き出してもいませんでした。

この写真は2010.7.21撮影のものです。

今年も半月後くらいには、こんな風にきれいに咲いたことでしょう。

かんのファームの先を右へ曲がると、「ジェットコースターの路」です。

なかなか迫力があって好きな場所です♪

　　　　　　　　　　　　　　　2013.7.8 観光バスから

ジェットコースターの路 自然・景勝地

ここは乗用車よりもバスから眺めるのが迫力あっていいですね?(*^ワ^*)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013.7.8 観光バスから
　　　　　　　　

「四季彩の丘」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013.7.8

今回は時間の都合で寄れなかったので、去年の写真でご紹介します。

四季彩の丘 公園・植物園

「展望花畑 四季彩の丘」（美瑛）　2013.7.8

パノラマロードの小高い丘にある花畑です。
7ヘクタール（東京ドーム3個分）もの広さを有し、季節によってはラベンダーやルピナス、コスモス、ヒマワリなど年間約30種類の草花が、丘全体にカラフルなじゅうたんのように咲き誇り、今や美瑛を代表する花畑です。

園内には農産物直売所やお土産販売所、レストランなどがあり、トラクターバスで園内を巡る四季彩ノロッコ号、白樺に囲まれた花畑を一周できる貸しバギー、花畑の好きな場所に移動できる4人乗りのカートといったアトラクションもあります。

「四季彩の丘」　　　　　　　　　　2013.7.8
この施設は入園料がかかります。

「四季彩の丘」　　　　　　　　　　　　　2013.7.8

ファーム富田の一番奥のトラディショナルラベンダー畑です。　　2014.6.29

ここもやや早め・・・
まだ蕾が小さいので、遠目に色が薄いですね??＾＾；

ファーム富田 公園・植物園

もう一度、ファーム富田の一番奥のトラディショナルラベンダー畑

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2014.6.29
この畑が静かで大好きです。

ファーム富田　　　　　　　　　　　　　2014.6.29
トラディショナルラベンダー畑の下の通りを挟んで、いろいろなお店が並んでいます。
向こうには大雪や十勝岳連峰が見えます。

ファーム富田　　　　　　　　　　　　　2014.6.29　
ファーム内にはこうしたお洒落なお店が幾つもあります。

ラベンダーのポプリを作るところです。

　　　　　　　ファーム富田にて　　写真撮影日：2013.7.８

園内には、ラベンダーのほかに、いろいろな色鮮やかな花が咲いて、訪れる人を楽しませてくれます。
手前のピンクの花は八重のハマナスです。


写真撮影日：2013.7.8

こちらもファーム富田です。

お土産や食べ物、飲み物を売るための建物が幾つも建っています。

写真撮影日：2013.7.8

淡い色のラベンダーもあります。


　　　　　　　　　　　ファーム富田にて　写真撮影日：2013.7.8

ラベンダー観光園の草分けであるファーム富田は、花畑にいろいろな趣向が凝らされていること、お土産屋さん、食べ物屋さんなどがあること、入場料がない、駐車料がないなどもあってか、富良野で一番混み合うスポットとなっています。


　　　　　　　　　　　ファーム富田にて　写真撮影日：2013.7.8

ファーム富田にて　
　　　　　　　　　　　　　　　　　写真撮影日：2013.7.8

ファーム富田のフラワーマスコット「ラベさん」　　2014.6.29

記念撮影に大忙しです。

可愛いですね♪

ファーム富田　　　　　　　　　　　2014.6.29
飲み物もラベンダー色！！

バイクもラベンダー色！！

中富良野町営「ラベンダー園」　　　　　　　　2014.6.29　

リフトのあるラベンダー園です。

ファーム富田の並びにありますが、シーズンたけなわでも混み合うということはありません。
ラベンダーの上を空中散歩できるスポットで、山頂から見渡す景色も素晴らしい、大好きな場所です。

北星山ラベンダー園 公園・植物園

町営ラベンダー園のリフト乗り場。　　　　　2014.6.29

おとな1回（往復）３００円

リフトの乗り降りは、係の人がふたりがかりで補助してくれます。

慣れない方には、ありがたいサービスです。

中富良野町営「ラベンダー園」　　　　　　　　2014.6.29　

ラベンダーの上を進んでいくと、ほんの数分で山頂駅です。
やはり、ここも開花状態が今ひとつでした。

なんとも残念・・・

中富良野町営「ラベンダー園」　　　　　　　　2014.6.29　
花の細かい種類のようで、遠目には「咲いていないのかしら？」と思いましたが、近くでよく見るとたくさん咲き出しているのが分ります。

ということで、またまた以前の写真です。

この時は、かなり咲き進んでいて、よくみると花が咲いて枯れているものもありました。
ラベンダーのポプリを作るには、花が開かないうちに摘むのがいいそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真撮影日：2010.7.21

なかふらのラベンダー園

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真撮影日：2010.7.21

なかふらのラベンダー園

山頂からの眺めです。

広々と見晴らせて、とても気持ちがいいです。

　　　　　　　　　 　写真撮影日：2010.7.21

「風のガーデン」　　　　　　　　2013.7.8

富良野プリンスホテル併設の有料施設です。

おとな　７００円

ここにはラベンダーはありませんが、せっかくなので、話のタネに寄ってみました。

　　　　　　　　　　

「風のガーデン」　　　　　　　　　2013.7.8
入ってすぐのところはウッドデッキのようになっていて、売店がありました。
　　　　　　　　　　　　　　

「風のガーデン」　　　　　　　　　2013.7.8

とても暑い日でした。

ほとんど風もなく木陰の無いガーデンは暑くて暑くて・・・
　　　　　　　　　　　　　

「風のガーデン」　　　　 　2013.7.8

上の写真のアーチにはハニーサックル （スイカズラ科）という花が咲いていました。

日の出公園（上富良野）　　　　2014.6.29　　

上富良野八景になっている公園です。

今年（2014）は全面的に植え替えたと言うことで、花畑は隙間だらけ・・・

ラベンダーは２，３年後に見事になるでしょうということでした。

日の出公園 公園・植物園

日の出公園（上富良野）　　　　　2014.6.29　　　

日の出公園（上富良野）　　　　　2014.6.29　　

線路を挟んだ向うの丘陵地を眺めています。

そこでまた、以前の写真登場です。

３６０度の展望台からの眺めは絶景です。

日の出公園にて　　　2010.7.21

以前の写真から

ビールのホップのアーチが涼しげです。

日の出公園にて　2010.7.21

日の出公園にて　　　2010.7.21

日の出公園にて　　　2010.7.21

この時期は、北海道のあちらこちらでラベンダーが咲き乱れます。

札幌市／国営滝野すずらん丘陵公園　2008.7.2　　

苫小牧市／イコロの森では真っ白いラベンダーを咲かせています。

　　　　　　　　　　　　　　　　2010.7.18

苫小牧市／イコロの森には、もちろん青紫のラベンダーも咲いています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.7.18

苫小牧市／イコロの森　　　　　　2010.7.18

そろそろ今夜の宿の白金温泉へ向かう時間です。　　　

青い池　　　　　　　　　　2014.6.29　　

日の出公園から道道353号線を通って、日新ダムの横を通って行きます。
道道966号線に出て右折。
ややもして「青い池」です。

実はここを同行の友人たちに見せたくて宿を白銀温泉にしました。

池を右手に見る遊歩道。きれいに並んだ白樺が涼しげです。

「青い池」　　　　　　　2014.6.29　　

JR美瑛駅から約17km、白金温泉から2.5km
冬期間は積雪の為、閉鎖されています。

美瑛町には雄大な十勝岳連峰を背景に山の恵みを受けて誕生した神秘的な場所が多く存在しますが、ここ「青い池」もその1つです。

昭和63年12月の十勝岳噴火後、火山砂防工事のため、えん提を建設し、そこに川の水がたまり偶発的に誕生した池です。
当時は立ち入りが禁止された区域内で、知る人ぞ知る隠れた存在でしたが、見学が可能となった平成22年から瞬く間に口コミで広がりました。

青く見えるのは、十勝岳中腹を源とする硫黄沢川からアルミニウムを含んだ水が流れ出ており、それと白髭の滝の麓を流れる美瑛川の水とが混ざることで、目に見えないコロイドが生成されているためと言われています。

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

青い池　　　　　　　2014.6.29　　
この日は良く晴れていたので、池越しに十勝岳が見えました。

十勝岳を真正面に見ながら道道９６６号線を白銀温泉方面へと向かいます。

「白髭の滝」　　　　　　　2014.6.29　　

美瑛川の白金小函にある湧水の滝
渓谷の断崖の岩の隙間から細く数多く流れ落ちる青みがかった水が白い髭にみえることから命名されたとされます。
幅約40メートルある滝は温泉街中心に程近い美瑛川に架かるブルーリバー橋から一望できます。

白ひげの滝 自然・景勝地

滝の直ぐ上には白金温泉バス停とホテル群がありますが、そんなことを感じさせないほど、自然の醍醐味豊かな滝です。

かなりの水量です！！

今夜の宿、大雪山白銀観光ホテルに到着。　　　　2014.6.29　　

この辺りには、ほかに数件の宿泊施設があります。

白金温泉 大雪山白金観光ホテル 宿・ホテル

白金温泉観光ホテルの客室からは、
残雪の大雪山連峰が一望できました。

ホテルでの夕食。山海の幸がもりだくさん。
食堂で戴きます。

そして翌朝はバイキング。
出発が速いので少し早めに開けて頂きました。

翌朝、6月30日　朝８：００ホテル出発

旭川駅９：１６発　スーパー宗谷1号にて稚内へ。

そして翌7月1日、稚内港から利尻島へ。

　　　　　　「利尻・礼文再訪記」全５巻
　　　　　　「利尻・礼文再訪記」番外編
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の始まりです。
　　　　
　　　　　　　合わせてご覧頂けたら嬉しいです☆^▽^☆

ご訪問ありがとうございました。

旭川駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• ダメちゃんさん 2014/08/05 07:43:02

  ラベンダーさんへ

  おはようございます。
  最近は雨空ばかりで、不快指数が非常に高いダメちゃんです(苦笑)
  
  利尻・礼文に行かれる前に「富良野・美瑛」にも立ち寄られたのですね〜
  夏の北海道を代表する観光スポットですね。
  ファーム富田の花畑も素敵ですが、日の出公園も懐かしい場所です。
  ラベンダーさんの見ごろを楽しむには、かなりの情報収集が必要ですね。
  
  北海道のラベンダー栽培の発祥地は札幌市南区ですかぁ〜
  私も一度は幌見峠のラベンダー畑も観たいものです。
  
  「青い池」もまだ行ったことがないので、自分の目で見たいものですが、団体の観光客も多いようですね。
  白銀温泉あたりに泊まって、早朝にでも出かけたいものです。
  
  今回も夏を感じるステキな旅行記を楽しませていただきました･･･感謝(^^)

  紅映さん からの返信 2014/08/05 16:17:25

  RE: ラベンダーさんへ

  ダメちゃんさん、こんにちは。
  
  いつもありがとうございます。
  
  今回はお連れする方のリクエストにお応えして、欲張りな旅行になりました。
  
  本当は、帰りに富良野のつもりでしたが、利尻・礼文の宿が思うように取れなくて、こういう結果になりました。
  
  かといって、お花は、その年の気候にも依りますので、ベストな日程は、所詮無理なのでしょうね。
  
  札幌のラベンダーは今年は無理でしょうから、来年にでもと思いますが、余り先の話は当てになりませんね・・・
  
  青い池は、今回で２度目ですが、夕方とあって観光バスがいなかったです。
  それでも人は結構いましたけど・・・。
  
  今回は駐車場が整備されていて、道路からすぐのところは大型バス用、２、３００メートル奥の、池に近いほうに自家用車用のが出来ていました。
  
  それだけ来るっていうことでしょうけど
  
  それはともかくとして、水没した木々が、そのうち枯れて倒れてしまうのではないかしら？とも思うのですが、そうしたら景観が変わるでしょうね。
  
  是非お早めに行ってみてください、すてきですから。
  
  ありがとうございました。