2014/08/02 - 2014/08/03
83位(同エリア1915件中)
たっくん&ゆうすけさん
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富山・岩瀬地区?飛騨古川(泊)?乗鞍スカイライン・畳平?高山の旅行記(ブログ)です。宿泊は飛騨古川の「八ツ三館」。一泊二日で、山海の恵みに舌鼓を打ち、湯浴みしては汗を流し、古きものを訪ね、大自然の懐に抱かれて花を愛でる、そういう旅でした。
富山市岩瀬の磯料理・松月
http://syougetsu.com/
飛騨古川の料亭旅館・八ツ三館
https://www.823kan.com/
畳平(中部山岳国立公園・乗鞍地域)のお花畑
https://norikuradake.jp/
を中心に紹介しています。
中部山岳国立公園は飛騨山脈(北アルプス)の山域からなる国立公園で、乗鞍岳はその一番南に位置しています。さらに南にある御嶽山は、中部山岳国立公園には含まれず、通常は、飛騨山脈にも属さない独立峰と考えられています。ただし、焼岳や乗鞍岳と御嶽山を含む「乗鞍火山帯」という概念はありました。乗鞍岳は、有史以来、噴火の記録のない活火山です。御嶽山も1979年に突如噴火するまでは、噴火の記録がありませんでした。
大阪からのJRの運賃と特急料金は、新幹線以外の特急列車でグリーン車を利用して、ひとり27,720円(普通車指定席を利用した場合は、21,380円)。
運賃は、湖西線の起点となる東海道本線の山科駅で経路が重複することになるため、
大阪市内~富山~飛騨古川~名古屋~山科: 10,480円
山科~大阪: 840円
の合計。
特急料金は、
大阪~富山: 6,700円 (普通車指定席で3,310円)
富山~飛騨古川: 2,460円 (同 1,900円)
高山~名古屋: 3,830円 (同 1,440円、乗継割引)
名古屋~新大阪: 3,410円
また、飛騨古川~高山間は、実際にはJRを利用せず、飛騨古川~乗鞍スカイライン・畳平~平湯温泉~高山と、山都タクシーをチャーターしました(5時間で3万3千円)。
https://santotaxi.com/
表紙の写真は、乗鞍スカイライン・畳平(標高2702m)のお花畑に咲くクロユリ。北陸新幹線が開業すると、東京方面からも富山?名古屋への周遊旅行がしやすくなります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2014年8月2日(土)、08:40発のサンダーバード7号で、悠佑と富山に向けて出発。大阪駅構内のいかりスーパーで「蛸めし弁当」とカットすいかを買って乗る。
富山までは3時間17分の列車の旅。途中、金沢で車両切り離しのため、約8分間停車する。金沢までは車内販売もある。 -
【富山市岩瀬の料亭・松月】
JR富山駅の北口から、岩瀬地区にある料亭・松月へ向かう。タクシーで2千円強。
http://syougetsu.com/
ポートラム(富山ライトレール)を利用する場合は、富山駅北から東岩瀬駅まで約22分、200円、日中は15分間隔で運行している。なお,富山ライトレールは,2020年に富山地方鉄道に吸収合併された。松月 グルメ・レストラン
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松月の玄関を入ったところ。「松風月光」の扁額。
松月 グルメ・レストラン
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大きな庭に面した個室のテーブル席に案内される。
松月 グルメ・レストラン
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7千円のコースを予約しておいた。
松月 グルメ・レストラン
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(写真左上)バイ貝(だと思う)の旨煮。
(写真右上)お吸い物。白エビの真薯の椀種に、蓴菜(じゅんさい)、木の芽。
(写真左下)カニの甲羅揚げ。悠佑はキノコが入っていて旨かったと言う。俺はイマイチだった。
(写真右下)カニと胡瓜の酢のもの。松月 グルメ・レストラン
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「お造り」
子持ちの甘エビなど。新鮮な青い卵が鮮やか。松月 グルメ・レストラン
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イチオシ
ガラスの器も涼しげな「白エビの刺身」
70匹ほどの白エビを手剥きしたお造り。おろし生姜が添えられている。
よく混ぜて、醤油を全体に絡ませてから食べるように言われた。
まさに「海の貴婦人」、甘く、とろけてしまいそうな逸品。
悠佑が1人前、追加を所望した(700円、税サ別)。松月 グルメ・レストラン
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香ばしい「白エビの唐揚げ」
松月 グルメ・レストラン
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白エビのすり身の「福団子」(写真は二人前)。
1個につき、白エビを200匹は使っているという。
軽く炙って、タレをつけて食する。松月 グルメ・レストラン
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豪快な「大名椀」
でかいお椀で運ばれてくるので、びっくりするが、
薄味の味噌汁に、鯛が丸ごと一匹と紅白の小餅が入っている。
水の物はスイカ。松月 グルメ・レストラン
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御馳走さまでした。
お勘定は、ひとり7千円のコースに、白エビの造りの追加が700円、ビール2本で1,600円、これに税金・サービス料(12%)を加えて、計19,716円也。
白エビのお造りを味わうだけでも十分に来る価値のある料亭だ。
写真は、「松月」入口の七夕飾り。「待っていました!! 北陸新幹線」という短冊もww松月 グルメ・レストラン
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【富山市岩瀬の町並み】
磯料理「松月」から北前船廻船問屋森家へ向かう角にある「今枝福助堂」の三角どらやき。このあたりの名物のようだ。
森家の斜め向かい側にある「菓子舗 大塚屋」でも、三角どらやきを売っていた。今枝福助堂 グルメ・レストラン
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岩瀬の家並み。森家のある通り。電線は地中化されている。
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「御休処 政太郎」
岩瀬で食事ができる場所としては、森家から南に下ったところにある「そば処 丹生庵(にうあん)」も知られている。 -
北前船廻船問屋「森家」(1)
神通川の河口に位置する富山市岩瀬地区は、石川県加賀市の橋立地区などと同じく、北前船の廻船問屋の住宅のある街並みを今日に伝えている。廻船問屋とは、今風に言えば、商船を保有する海運業者のことである。北前船の場合、船主自らが各地の特産品を商い、財を成す者も多かった。北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡
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北前船廻船問屋「森家」(2)
森家は、大正時代までは、家のすぐ裏手が神通川の船着き場であった。そのため、通りに面した玄関から、裏の船着き場まで「トオリニワ(通り庭)」と呼ばれる土間の廊下が続き、その土間廊下に沿って、母屋、台所、中庭、土蔵が並ぶ造りになっている。
商取引の場であった母屋のオイには炉が切られており、吹き抜けの天井には梁が井型に組まれ、天窓が設けられている。昔は天窓には油紙を張っていたという。北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡
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北前船廻船問屋「森家」(3)
母屋のチャシツ。
説明役のおじさんが色々と解説してくれるのだが、ちょー滑舌が悪く?、半分ぐらいしかヒアリングができないww
しかも、どーでもよいとこは良くわかるのだが、肝心なキーワードが聞き取れないため、さっぱりわからんw
チャシツの奥の金庫?の写真も撮れと言われて撮ったが、どういう金庫なんだか…ww北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡
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北前船廻船問屋「森家」(4)
母屋のマエザシキ(右手前)から見たブツマ、ザシキ、サヤノマ。
左側はそれぞれのヒカエノマ。奥は中庭。
悠佑は、なぜ大原總一郎の写真があるのか聞き取れず、不満そうw
(倉敷レーヨン富山工場を作った氏は、森家を買い取って宿舎としていたらしい)北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡
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北前船廻船問屋「森家」(5)
全国各地の石を集めて敷いた中庭。
昔の豪商が、よくやったことのひとつである。北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡
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北前船廻船問屋「森家」(6)
北土蔵。
森家は、平成6年に「旧森家住宅」として、主屋と北土蔵、南土蔵が国の重要文化財に指定された。建物はいずれも1878(明治11)年に再建されたものである。北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡
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岩瀬新川町の佐藤釣具店と、店頭の「生えさ自販機」。
釣り餌の自販機なんて、初めて見たよ。 -
ポートラム(富山ライトレール)の東岩瀬駅。JR富山港線は平成18年に廃止され、同年、富山ライトレールに引き継がれた。
(写真左上)ポートラムの車両
(写真右上)東岩瀬駅の旧駅舎
(写真左下)東岩瀬駅と御蔵町踏切
(写真右下)東岩瀬駅の歴史 -
【ひだ18号で飛騨古川へ】
富山15:10発のワイドビューひだ18号で、飛騨古川に向かう。16:24に飛騨古川に到着するまで、グリーン車はずっと悠佑と二人で貸切状態だった。 -
富山から岐阜に至る高山本線は、全線が単線で、電化されていない。停車駅ではない駅での対向列車の待ち合わせも多い。
途中の停車駅・猪谷で、JR西日本の乗務員がJR東海の乗務員と交替する。猪谷駅 駅
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【飛騨古川の町並み】
生掛け和蝋燭の「三嶋和ろうそく店」。
愛媛県は内子町の「大森和蝋燭屋」を思い出す…三嶋和ろうそく店 専門店
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清酒「白真弓(しろまゆみ)」の蒲酒造場(かばしゅぞうじょう)。
https://www.yancha.com/
軒先に掛けられた球状の「酒林(さかばやし)」は杉の葉を束ねたもの。
11月下旬頃、新酒ができると青い新しいものに取り替えられる。蒲酒造場 グルメ・レストラン
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(写真左上) 飛騨地方最大の木造建築「本光寺」
(写真左下) 鯉が泳ぐ瀬戸川。冬の間、鯉は越冬池に引っ越す。このきれいな用水も、高度成長期には著しく汚れていたという。
(写真右) 瀬戸川と白壁土蔵街瀬戸川と白壁土蔵街 名所・史跡
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【飛騨古川の料亭旅館・八ツ三館】
https://www.823kan.com/
光月楼「聚楽の間」利用、夕食にA5等級の飛騨牛ステーキ100gと天然鮎の塩焼きを付けることをお願いして、宿泊代は入湯税等オール込みで、ひとり47,610円、二人で95,220円。
同じ条件で招月楼または観月楼の部屋だと、二人で6万7千円弱になる計算。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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まずは年季のはいったハイカラな応接室「鹿鳴」で、
料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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冷たいおしぼりと、抹茶のサービス。
料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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光月楼・聚楽の間(1)
八ツ三館の光月楼には、三室の半露天風呂付き特別室がある。
「聚楽の間」と「池月」が1階に、「清華」は光月楼の2階に位置する。
写真は「聚楽の間」に入ってすぐの4畳半のいろりの間(手前)と、6畳の次の間(奥)。どちらの部屋からも、左側の主室(居間)に出入りできる。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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光月楼・聚楽の間(2)
15畳の主室(居間)。
手前左側が、6畳の次の間、奥左側が4畳半のいろりの間。
右手奥は寝室。この寝室とそれより奥は、もとは別の客室であったものを一室につなげたようだ。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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光月楼・聚楽の間(3)
主室の屏風絵(部分)料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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光月楼・聚楽の間(4)
15畳の主室と縁側、庭。
ミニバーの値段は、缶ビール500円、瓶ビール(中瓶)630円、飛騨の湧水/お茶190円、ミックス/林檎ジュース260円、洋酒のミニボトル各種1,080円。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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光月楼・聚楽の間(5)
主室の奥の10畳の寝室、さらにその奥が6畳の着替え室になっていて、バスローブやタオル類が置かれている。
手拭はひとり3枚ずつ、バスタオルは2枚ずつ、また、食事用の浴衣と就寝用の浴衣に足袋が用意されていた。大浴場には、部屋のタオルを持って行く必要はない。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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光月楼・聚楽の間(6)
開放的な洗面所。椅子があるのはよいが、洗面ボウルは小さくて、やや使い勝手が悪い。
アメニティはシンプル。洗顔用の石鹸があるとよいと思った。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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光月楼・聚楽の間(7)
聚楽の間の露天風呂。朝は窓を開けて入浴した。地下水の沸かし湯だが、温度を自由に調節できるのがよい。ぬるめの湯が好きなので、ずっと38℃に設定していた。
浴槽は大人三人でも入れる広さ。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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イチオシ
招月楼(八ツ三館本館)の玄関(1)
1979年公開の映画『あゝ野麦峠』の撮影にも使われた。現在は玄関としては使用されていない。
八ツ三館本館は、「再現することが容易でないもの」として、平成19年に国の登録有形文化財に指定されている。1905(明治38)年の再建。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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招月楼(八ツ三館本館)の玄関(2)
招月楼の2階には、五室の客室がある。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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観月楼の1階の廊下
1階には、電動マッサージ器の使えるリラクゼーションルームや、『あゝ野麦峠』が上映されるシアタールームが設けられている。
観月楼の2階と3階には、十二室の客室がある。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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イチオシ
八ツ三館の夕食(1)
まずは趣のあるバーで、柚子の食前酒のサービス。
夕食時の飲み物代は、オール込みで、
チリ産のスパークリングワインのハーフボトルが、1,600円
白のハウスワインのフルボトルが、3,000円
赤のハウスワインのグラスが2杯で、1,600円
合計 6,200円。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(2)
食事処に移動すると、和ろうそくの演出と主人の口上がある。
(写真左上) 先付
ホワイトアスパラ豆腐
岩梨 千石豆 パプリカ
エシャレット醤油漬 美味出汁
(写真下) 八寸
穴子押寿司 隠元鴨巻
冬瓜と飛騨地鶏の旨煮
里芋田楽
海老旨煮と白瓜山椒浸し
(写真右上) お椀
枝豆冷し豆乳仕立て
蓴菜 蓮芋 青柚子
ホワイトアスパラの豆腐が珍しく、冷えたお椀も殊のほか美味かった。
こういうお椀もあるのかと唸るしかない。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(3)
造り
鱸 間八 バイ貝 とり貝料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(4)
焼物
天然鮎塩焼
二十日大根紫蘇酢漬
朝、獲れたばかりの鮎。頭からまるごと食べられる。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(5)
強肴
飛騨牛A5等級ステーキ
登録農家 山勇畜産
識別番号 0858981186
悠佑はレアで、俺はミディアム・レアでお願いしたが、どうみても火が通り過ぎていたのは頗る残念。肉自体は、塩だけでも十分おいしくいただけた。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(6)
お凌ぎ
栃の実うどん
長芋 ズッキーニ 海藻ビーズ
こういう一品にも料理人のセンスが光る。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(7)
揚物
鱧 手長海老 伏見とうがらし料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(8)
酢物
飛騨とらふぐ梅肉和え
河ふぐおぼろ和え
セロリ 胡瓜 ラディッシュ 梅ゼリー
海のない飛騨で、とらふぐの養殖に成功したそう。
河ふぐとはナマズのこと。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(9)
御飯
小柱御飯 飛騨産ひとめぼれ
汁
もずく 白玉麩
香の物
飛騨漬物料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の夕食(10)
水の物
冷ししるこ 西瓜 ミルク羹苺ソース
朝、昼、晩と3食、スイカが被ったw料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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部屋に届けられていた夜食。
洗練されているかと言えば、必ずしもそうではないけれど、
素朴なもてなしに心温まる、類稀なる日本旅館であることに、疑いを挟む余地はないだろう。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の朝食(1)
一般的な旅館の朝食と言うよりは、飛騨地方らしい朝ごはん(在郷料理)。
右側のタジン鍋は、豆腐とパプリカ、ブロッコリーの蒸しもの。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の朝食(2)
焼きながら食べる朴葉味噌。朝食の開始時刻に合わせて炊いてくださる釜の御飯との相性も抜群。
このあと干物も炙れるように、金網が2枚敷かれている。料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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八ツ三館の朝食(3)
朝からしっかりデザートも。仲居さんは「胡麻プリンです」と言ってたけど、見た目も味も普通のプリンw料亭旅館 八ツ三館 宿・ホテル
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【乗鞍スカイライン・畳平】
https://norikuradake.jp/
8月3日(日)、飛騨古川(八ツ三館)?乗鞍スカイライン・畳平?平湯温泉?高山と、山都タクシーをチャーター(5時間で3万3千円)。乗鞍岳方面の天候が優れない時には、行き先を上高地に変更することも、時間的に可能である。
https://santotaxi.com/
乗鞍スカイラインの畳平は標高2702m、車で行ける日本最高所であり、森林限界を超えている。畳平からは剣ケ峰(3026m)を主峰とする乗鞍岳に登ることができる。山頂からは、御嶽山や日本アルプスの山々を見渡せるという。一番手頃なのは、魔王岳(2763m)で、畳平からは片道15分。なお、乗鞍岳というのは、これらの峰々の総称であり、その名は、高山方面からは馬の鞍のように見えることに由来する。畳平 自然・景勝地
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マイカー規制のため、乗鞍スカイラインへは現在、バスかタクシーでしか乗り入れることができない。規制がなかった頃は、畳平の駐車場待ちの渋滞のせいで、周囲のハイマツが枯れたという。
畳平の気温は10℃程度か。あいにくガスが出ていて、視界はあまりよくない。魔王岳に登るのはやめて、高山植物のお花畑を散策することにした。畳平 自然・景勝地
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畳平・お花畑の高山植物(1)
イワツメクサ(岩爪草、ナデシコ科)
花期7~9月。5弁の花であるが、真ん中に深い切れ込みが入っているため、10弁あるようにも見える。畳平 自然・景勝地
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畳平・お花畑の高山植物(2)
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花、キンポウゲ科)
花期7~8月。葉は大きく3つに裂けている。畳平 自然・景勝地
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畳平・お花畑の高山植物(3)
ハクサンイチゲ(白山一華、キンポウゲ科)
花期6~8月。石川県白山で発見された。畳平 自然・景勝地
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畳平・お花畑の高山植物(4)
ヨツバシオガマ(四葉塩竃、ハマウツボ科)
花期7~8月。かつてはゴマノハグサ科に分類されていた。畳平 自然・景勝地
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イチオシ
畳平・お花畑の高山植物(5)
クロユリ(黒百合、ユリ科)
7~8月に暗紫色の花をつける。香りは悪臭って、どんな臭い?
畳平から、再び乗鞍スカイラインを通り平湯温泉へ行き、「ひらゆの森」で入浴した後、高山に向った。
http://www.hirayunomori.co.jp/畳平 自然・景勝地
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【高山の郷里・中華そば】
高山駅前、駅から歩いてすぐの「郷里(ごうり)中華そば」。
ちぢれ細麺に、魚介のダシが効いた醤油ベースのスープ。味は濃い目だけど油っぽくはない、素朴な飛騨(高山)ラーメン。
14時過ぎに入店したので、日曜日とはいえ空いていた。郷里 グルメ・レストラン
-
写真は、味付煮卵中華そば(800円、税込)。
悠佑は、月見中華そばの大盛(750円+100円)を注文。醤油の味が濃すぎると言う。
14:39高山発のワイドビューひだ14号で帰路につく。ひだ14号は3両増結のため、高山で約7分間停車する。名古屋で新幹線に乗り継ぎ、帰阪した。
なお悠佑は、翌朝10時に「ももクロ重大発表!」の情報を得て、名古屋から夜行バスで東京に向かったw郷里 グルメ・レストラン
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