2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第12日目:サンクトペテルブルグ】(4)エルミタージュ美術館:絢爛豪華な「聖ゲオルギー(大玉座)の間」や必見の「ラフェアロの間」から大急ぎでかいつまんで覗いた印象派絵画やピカソ&中央郵便局に向かうついでに気付いたサンクトペテルブルグの博物館エリア
2013/07/17 - 2013/07/17
487位(同エリア1805件中)
まみさん
2013/07/17水 サンクトペテルブルグ観光2日目
・エルミタージュ美術館(正味6時間)
・中央郵便局へ
【サンクトペテルブルグ泊:ゴーゴリ・ホテル】
エルミタージュ美術館で約7時間、正味6時間!!
疲れましたー!! !!
しかも、昼飯抜きなだけでなく、水抜き。
というのも、水持参は不可だからです。
カフェは一階に二ヶ所しかない上に、片方はアイスクリームスタンド。
カフェは団体が1つでもカウンターに並ぶと、あっという間に大渋滞!
7時間の間に、カプチーノ休憩とアイスクリーム休憩しかとれませんでした。
もうそろそろ引き上げる頃合いだ、と荷物を引き取りにクロークに戻ったとき、もうすぐ閉館時間の18時なのにこれから入館する人たちもいて、へんだな、と思ったことから、水曜日の本日は、エルミタージュ美術館は21時までやっていることが判明しました。
だったら、絵画部門をあんなに急いで回らなくてもよかったのに!
と思ったけれど、一日の大半、飲まず食わずだったので、6時間が限界でした。
それにしても、自分でそのつもりがあったとはいえ、絵画部門はほとんど駆け足で、それ以外をじっくり見るという、エルミタージュ美術館めぐりにしてはマイナー志向となりました。
13年前にも一度訪れているせいもあります。でも、徹底的にマイナー志向になれなかったのは、再訪が13年ぶりで、もはや過去の私は別人も同然だから。
でも、ダヴィンチやラファエロのところは、それほどサイズの大きくない絵が重厚なガラス張りのケースの中に入っていて、その前を団体が常にかこっていたので、絵をチラッと見ることも、近づくことさえできませんでした。
とりわけ悪い意味で印象的だったのはパワフルな中国人団体。
これがそうか、見に行った証拠を撮らなくちゃ、ってなことを怒鳴るようにわめきながら、スマフォやカメラでかわるがわるパチパチ。撮ったらろくに見る余裕もなく、次の人に押しのけられるように交代。
大混雑だから仕方がないとはいえ、情緒もへったくれもありませんでした。
まあ、静かな博物館でシャッターをばしばし切りまくる私も、五十歩百歩ではあります、はい。
ただ、ダヴィンチとラファエロを除くと、有名な絵画があるところは、思ったより混雑していませんでした。
ダヴィンチとラファエロばかり異常に混雑していたのは、ハイライトをおさえておきたい団体が多かったからでしょう。
印象派コレクションなどは、見に行ったのがすでに夕方だったせいもあったかもしれませんが、気に入っている絵の前でたたずんで、しばらく見ていられるだけの余裕がありました。
その頃には、エルミタージュ美術館での私のミッションはだいたい終わっていて、ここで最後だ、という安心感もあり、それほどゆっくりしたわけでもないのですが、1枚1枚、心穏やかに眺めることができました。
原画との出会いをできるだけ大事にし、写真は撮らないつもりでいたのですが、大好きなブラマンクと、有名なマチスの「ダンス」、それからピカソの面白い三次元作品は撮ってしまいました@
ほとんど休みなしだったので、クロークで荷物を引き取ったあと、すぐそばのベンチに座ってしまったら、1時間は動けませんでした。
でも、本日予定していたのはエルミタージュ美術館だけ。あとは贅沢なロシアン・ディナーをのんびりとることです。
いや、切手を買いに中央郵便局に行くことがありました。
あまり会わなくなった友人らに、昔風にアナログの絵はがきを送りたくて準備していたのですが、本日、切手を買わなかったら、もうロシアにいる間に投函できなくなってしまう可能性が高いです。
幸い、中央郵便局はエルミタージュ美術館から徒歩圏内で、24時間営業。
向かう途中、聖イサク寺院の前を通ってその巨大さに圧倒されながら、疲れた体に鞭打つようにゆっくりゆっくり郵便局に向かいました。
ただ、そのおかげで、ラッキーなことがありました!
中央郵便局の目の前に、ステキな博物館を見つけたのです。ガイドブックには記載がなかったので、その存在を知りませんでした。
なんと世界の宗教博物館です!
コレクションやジャンルを紹介した写真入りのパネルが建物の窓と窓の間に1枚ずつ掲げられていて、それを見ていたら、入りたくてたまらなくなりました。
すでにサンクトペテルブルグ滞在中にやること・やりたいことが山積みなので、時間がないかと思ったけれど……最終日の前日、一日サンクトペテルブルグ観光に当てている日に行けばいいんでした!!
というわけで、思わぬ収穫にほくほくしながら郵便局のあるエリアをあとにしました。
ホテルに戻って観光案内所でもらった地図をひっくりかえしてみたら、中央郵便局があるエリアはミュージーアム地区となっていて、宗教博物館だけでなく、ガイドブックに特に取り上げられていない博物館がいくつもありました。
スマフォで宗教博物館の公式サイトをチェックしてみて、撮影代を別途払えば撮影可能なことも確認できました@
エルミタージュ美術館について余談。
1階のカフェのそばのミュージーアムショップがなかなか充実していたのですが、ゆっくり見て回れなかったのは残念でした。
思えば13年前の2000年に訪れたときは、カタログを売り歩く人が何人もいて、しつこかった覚えがあります。
同じ人、違う人に何度も声をかけられました。
分厚くて、当時としても写真がきれいで、充実したカタログだったのですが、まだ旅の最初だったのでそんなに重い本を荷物に加えたくなかったし、当時から日本でもエルミタージュ紹介本はすでにいろいろ手に入るので断ったら、そのうちの一人にバカにされました。
こんないいものを買わないなんて、あんたバカだ、見る目がない、ってかんじに八つ当たりされたのです。
13年後のいまや、エルミタージュ美術館内には、カタログや一部のグッズを売るショップは、あちこちにあります。
しつこいくらいたくさんあったけれど、ショップは自分で寄っていかなければ、ないも同然です。
ただ、これが飲み物を売るところだったらなぁ、と何度思ったことか。
自分の日記のおかげで鮮やかに思い出せた13年前のエルミタージュ美術館訪問の中で、コレクションとは別に印象的だったのは、そのカタログ押し売りと、豪華絢爛な宮廷内装に対して、意外に板張りの床が多くて貧弱に感じたことです。
記憶があいまいごっちゃになっていて、豪華な内装と板張りの部屋が必ずしも同じではなかったかもしれませんが、それにしたって床が気になったなんて、それだけ人が少なかったから、と言えるかもしれません。
あと、方向音痴で自分がどこにいるか、わけがわからなくなって、何度も係員に尋ねたことも@
今回も、聞けば係員は親切に教えてくれましたが、事前にガイドブックの地図を頭に入れて、現場でも無料のマップと部屋番号を頻繁に確認しながら回ったおかげか、そこまでわけがわからなくはなりませんでした。
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴォーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)★
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
<エルミタージュ美術館を回った順番(旅ノートのメモより)>
※この旅行記の対象に★印をつけました。
・大使の間
<1階(Ground Floor)>
・第100室 エジプト部門
・第101~131室 古代ギリシャ部門
・第89~90室 メソポタミア文明部門
<2階(First Floor)>
・第192室 特別展示オランダ絵画の等身大の集団肖像画(撮影不可)
・第191~190室 宮殿内装とインテリア
・第157~167室 ロシア近代民芸品
・第187~168室 宮殿内装とインテリア
・第304~308室 白の間・黄金の応接間・ブドゥワール(化粧室)
<1階(Ground Floor)>
・中央アジア&コーカサス・コレクション
<2階(First Floor)>
・特別展示カラバッジョ&カラッチ中心のイタリア絵画(たぶん撮影不可)
・ダヴィンチやラファエロのあるイタリア絵画常設展示★★
・第198室 聖ゲオルギー(大玉座)の間★
・第204室 孔雀時計のあるパヴイリオンの間★
・オランダ・フランドル・ドイツ絵画常設展示★
・第227室 ラファエロの通廊★
<3階(Second Floor)>
・フランス近代絵画~リアリズム、印象派、フォーブ★
・マチス&ピカソ・ルーム★
・日本や中国・インドなどの東洋美術部門★
エルミタージュ美術館公式サイト(英語版)
http://www.hermitagemuseum.org/html_En/index.html
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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第198室の聖ゲオルギー(大玉座)の間
閉館の18時までに、まだぜひみたいところを見て回れるか心配になってきた頃。
エルミタージュ美術館の中でも有名なコレクションや部屋はどこもあいかわらず見学者が大勢いました。 -
豪華な天井とシャンデリアを見る分には見学者が多くてもあまり関係なし@
立ち止まって見上げて、すごいなぁ、と見て写真を撮ることくらいはできましたから。 -
シャンデリアに見とれる
双頭の鷲がいました。
デザイン的にもなんと凝っていることでしょう。 -
大玉座の写真も撮っておく
階段部分から立入禁止でしたので、団体さんさえやり過ごせば、落ち着いて写真が撮れました。 -
窓の外に見えた空中庭園
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またまた私好みの、白と金を基調にした広間
有名な大使の階段よりもずっと豪華ですばらしいです。
まあ、大使の階段は、あくまで宮殿の入口ですからね。 -
またまたシャンデリアにうっとりする
この部屋には見逃してはならないものがありました。
といっても、NHKテレビ「ロシア語会話」で紹介されたから知ったもので、13年前には敢えて気に留めたかどうか不明。覚えていないです。 -
有名な孔雀のカラクリ時計
エカテリーナ2世のお気に入りでした。愛人のポチョムキンが贈ったものです。
ジェームズ・コックスというイギリス人の工房で制作されたもので、精巧なゼンマイで孔雀が動きます。
羽根を広げ、くるっと回ります。
NHKテレビ「ロシア語会話」のVTRで動いているところが見られました。
この大きさに比して動きはたいしたことはありませんでしたが、制作された時代を考えたら傑作だと思います。
エルミタージュ美術館の現場では、実際に動いているところは見られませんでした。
説明書きによると、最近修復が行われて、時計としてはきちんと動くようになったそうです。
ただ、カラクリは、保護のため、1ヶ月に1回か2回程度してか動かさないようです。 -
それにしても実にすばらしいシャンデリアと内装と広間を見下ろす上のフロアのテラス
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列柱が美しい半円形のサロン
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半円形サロンの天井から上のフロアのテラスまで見上げる
豪華なのにどこか落ち着きを感じさせる内装です。 -
室内の貝殻の形の水盤のあるとてもおしゃれな噴水
噴水っていうのかな、こういうの。
屋内ではなく庭園にあってもよさそうな素敵なデコレーションです。 -
ギリシャ風のモチーフの床のモザイク
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床のモザイクの外縁のケンタウロスや馬が描かれた細部
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窓の外に見えたネヴァ川とペトロパヴロフスク要塞のあるヴァシリエフスキー島
ペトロパヴロフスク要塞は13年前の2000年のロシア旅行のときに訪れたので、今回は割愛です。 -
クラナッハ(父)の女性の肖像画
ドイツ絵画エリアを駆け足で通り抜けようとしましたが、これは目を留めてしばし鑑賞の上、ぱちり。
クラナッハの女性肖像画は、かつて澁澤竜彦さんによる女性肖像画を紹介した「幻想の肖像」という本を読んでから、気になるようになりました。
あの本で紹介されていたのは、ホロフェルネス将軍の首を持つユデットでしたが、この女性像はよく似てます(実は、写真を撮ったときには、この女性像だつたかと勘違いしていました@)。
ちなみに、あの渋澤さんの本の中で紹介されていた中で一番印象に残っているのは、クリヴェリです。
クリヴェリが好きになったきっかけ。 -
立派な額縁と共に、カスパー・ダヴィッド・フリードリッヒの「オイビン修道院の教会跡」
アンチコフ宮殿にあったものだそうです。
フリードリッヒの絵も、いくらなんでも素通りできず、足を止めて鑑賞しました。 -
フリードリッヒが描く静謐で孤高の世界
タイトルは「山の夜明け」。
もとはペーターゴフの宮殿にあったもののようです。
フリードリヒの絵はまだありましたが、展示作品の中でとりわけ気に入ったこの2点だけ写真を撮っておきました。 -
これはジャンヌ・ダルクでしょう
と思ったとおり。
ヘルマン・アントン・シュティルケ(1803-1860)画。
ちょっときれいすぎて、ものすごい好みかというとそうでもないと思ったのですが、原画には、引き込まれるような力がありました。 -
戦うジャンヌ・ダルク
絵より、ジャンヌ・ダルクというテーマも好みだったりもします。 -
火あぶりされるジャンヌ・ダルク
3連作でした。 -
アーノルド・ベックリンとカルロ・ベックリンによる「死の島」
ベックリンの作品も、全てとは言わないですがお気に入りです。
死をテーマのした暗い鬱蒼とした森や、ちょっと身につまされるような、でもどこか荘厳な孤独を感じさせる絵があるので。
ベックリンの絵にはそう出会わないので、貴重!
と思って写真を撮りました。
ベックリンといえば、アーノルドとカルロの2人もいることは意識したことかなかったのですが、私のお気に入りの絵が多かったのは、たぶんアーノルドの方。 -
天井の内装もすばらしい
絵は天井画としてありきたりですが、宮殿の雰囲気にはぴったりです。 -
そしてクリスタルがたくさん使われた豪華なシャンデリア
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鏡越しに見るシャンデリアとバロック装飾の時計
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やっと到着、ラファエロの通廊!!
エカテリーナ2世の命令で作られたこの模倣はオリジナルよりもよくできている、とLonely Planetで絶賛されていたので、ぜひ見たかったのです。 -
アーチが続く美しい通廊
かつてバチカンに行ったときに、これのオリジナルの回廊を見たことがあります。
そして13年ぶりにこの通廊を前にして、2000年当時も訪れて感激したことを思い出しました。
バチカンに行ったときは昔すぎて、記憶があんまりありませんが、2000年当時は、ここはアナログカメラでもきれいな写真が撮れた場所なので、思い出しました。 -
動植物をモチーフにした美しい文様
2000年の当時、このラフェエロの通廊は、私の周囲ではバチカンにあるものの方が圧倒的に知られていました。
また当時はまだ、ロシアを旅行しようって人は今よりずっと少なかったので、ここの写真を撮って「これはロシアにあるんだよ〜」と驚かせるネタにできたことも思い出しました。 -
動植物をモチーフにした美しい文様
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ラファエロがバチカンの回廊に用いたのが始まりのグロテスク文様
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ほんとに同じものが一つとしてない
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楽器モチーフの柱に目を留める
ヴァイオリンには小さい頃からあこがれていて、中学生時代の3年間でしたが、習っていましたから@
中学の3年間でやめてしまったのは、ピアノや勉強との両立が難しかったためで、大人用の高価なヴァイオリンを買う前に、継続を断念してしまいました。 -
有名な乳房がたくさんのアルテミス像のモチーフもある@
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リスたちも可愛い@
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天井にもほれぼれ
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合わせ鏡の中の世界のように連なるアーチにうっとり@
通廊の入口はさほど狭くなく、常に団体がやってきて窮屈しましたが、団体は限られた時間で効率よくハイライトを回ろうとするので、それ以上進まないため、自由な個人客は、もっと空いているところまで歩いたり、通廊を最後までゆったりと散策したりすることができました。 -
この巨大な壺は、まさかまさか一枚岩のラピスラズリからつくられたものなの!?
きっとそのまさかなのでしょう。 -
スペイン絵画があった部屋はスルーしたけれど、部屋の装飾には目を留める
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スルーした絵画の常設展示室の豪華な内装と明かり・その1
一日でエルミタージュ美術館の気になるコレクションのすべてを見ようとするのは無理ですから、スペイン絵画も泣く泣く切り捨てました。
なぜなら、最後に3階の印象派以降の近代フランス絵画が見たかったからです。 -
スルーした絵画の常設展示室の豪華な内装と明かり・その2
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印象派の中では抜群に好きな点描画家のひとりのシニャックの「マルセイユ港」
同じ点描画でもスーラとシニャックを比べると、どちらかというとシニャックの作品の方が好みなのが多いです。
印象派絵画部門のある3階は、記憶にたがわず印象派の豪華なコレクションぞろいでした。
そして記憶通り、コレクションの豪華さに比して、階下の部屋より驚くほど質素な部屋でした。
そこからマドリッドのプラド美術館も確かそうだったなぁと思い出しました。
最上階なので召使部屋だったのか、あるいは往時の内装が復元されていないだけかな。 -
マチスの「ダンス」と見学者
そのまんまこの絵を撮るだけでは芸がないし、書籍やネットにいくらでも写真があるので。 -
マチスの「音楽」とそれを指さす見学者の手
というわけで、見学者の手が写っているのに気付かず、撮り直さなかった、というわけではないので、あしからず。 -
大好きなブラマンクの絵もれなくあった!!
「セーヌ川の景色」。
モロゾフ・コレクションより。
青騎士やドイツ表現主義やフォーブの絵はとても好みなのです。
ブラマンクが大好きになったきっかけは、日本でずうっっと昔に「ブラマンク展」を見たときです。
今や博物館では三次元作品が好きになったり、当時は見向きもしなかった東欧や中東や中央アジアに関心が高まったのにつれて、好きの優先順位は入れ変わったり、年を取るにつれて好みが変化したりしましたが、昔好きだったものは、いまもやっぱり好きだなぁと思いました。 -
こういうブラマンクの町並みの絵はほんとうに好き!!
「ブージバル(セーヌ川のほとりの町)」
もっとも、昔好きだったものが今も好き、と感じる気持ちの中には、当時の自分の思いを懐かしむ気持ちもあって、どこまで純粋に好きなのかは自分でも定かではありません。
でもそんなことは、はっきりさせる必要はないな、と思いました。 -
私がブラマンクを好きになったきっかけの展示会でとりわけ気に入った絵に似てる@
「セーヌ川のほとりの小さな町」。
私の自宅の部屋にあって、いまだに飾ってあるA4サイズの複製ポスターの絵とよく似ているのですが、同じではないです。
ブラマンクもきっとこのような景色が気に入っていて、何枚も描いたのでしょう。
そして、とりわけこういう水辺の景色が、私の好きなブラマンクらしさがよく出ています。
なんというか、ちょっと神経質そうな色使い。
あるいは、ほのかに感じる不安を押し殺して、人前ではにっこりと笑うけど、一人になると沈んだ表情になってしまうような、そんな心が感じられるような色使い。 -
クチコミで写真を見て、ぜひ見たいと思っていたピカソの三次元作品
ピカソまでくると、印象派以降のフランス近代絵画部門は終わりに近づいてきました。
そして私の充実していたけれどきつかった(水が飲めなかったことと、最後は疲れまくったがゆえに)エルミタージュ美術館の一日も終わりに近づいてきました。 -
ドン・キホーテをモチーフにしたと思われるピカソの絵が描かれた陶器
陶器は南仏のヴァロリス産。
私は知らなかったのですが、陶磁製造の中心地のようです。 -
ピカソらしいような、らしくないような軽やかな絵入りの壺
ピカソがこういう絵を描くことはよく知っていますが、陶器への彩色なので、絵よりももっと軽やかに感じられて、ちょっとびっくりです。 -
スペイン人のピカソにとって思い入れの強い動物と思われる牛をモチーフにした絵皿
なぜならたしかピカソは闘牛士の絵もたくさん描いていたから。 -
どことなく古代風であるようでいて、やっぱりピカソならではの模様
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よく知るピカソの女性像の陶器
失敗は許されない一筆描きっぽく一気に描き上げたようなところも、すごいと思います。 -
ぼってりとしていいなぁと思ったら、ボテロの作品だった!!
「スイカのある静物像」
フェルナンド・ボテロ作。本人の寄贈。
現代コロンビアのアーチストで、ぶくぶくに太った人物の彫刻でよく覚えています。
彼の作品は世界中のいろんなところ、というか意外なところでも見かける気がするのは気のせいかしら。
彼の彫刻を日本でもどこかで見た覚えがありますが、海外ではアルメニアの首都エレヴァンです。
関連の写真
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=24512727
関連の旅行記
「2011年コーカサス3カ国旅行第10日目(2)エレヴァン:街一番の小ささと古さを誇るカトギケ聖母教会とカスカードがハイライトの夕方の散策」
http://4travel.jp/travelogue/10643964 -
最後の最後に見かけた東洋コレクションのセクションを大急ぎで回る
11世紀のトルファンのベゼクリク千仏洞の壁画より。
東洋コレクションの写真を撮ったのはこれだけですが、中国や日本のものもありました。
昔は、わざわざヨーロッパに行ってまで、日本のものを見たってしょうがない、などと思ったものですが、日常使いの民芸品の価値は外国人の方が目が高いこともあって、コレクションは海外の方が充実していることもありますし、最近は、海外で日本の文物に人気があるのは嬉しく思うようになったので、そんな風に思わなくなりました。
まあ、いちいち写真を撮るかどうかは別として。
ここでもうすぐ閉館時間の18時、なんとかセーフ!
と思いながら荷物を預けたクロークに戻ったのですが……。 -
クロークのそばのイスでぐったりと1時間休んだ後に出てきたエルミタージュ美術館の中庭
クロークでは、これから入館するために荷物を預けている人がいて、あれっ、と思い、無料の地図をひっくり返してみたら、なんと水曜日の本日は21時まで開館しているんでした!!
気付いていたら、途中、あんなに大急ぎしなくてもよかったのに、と思ったのですが、だからといってもう一度回り直す気力は残っていませんでした。
でも、クロークから荷物を引き取ったあと、もし通常の18時閉館だったらすぐに外に追い出されたはずですが、おかげでクロークのそばのベンチで1時間も休んでいられました。動けませんでした。
でも、やっとありつけた持参のペットボトルの水で一息ついてベンチでへたりながらも、本日の感想を思い浮かべたり、ささっとメモったり、撮った写真をカメラの液晶画面で確認しながら、ニマニマしたりしていました。
そんなことをしていると、たった1人でも1時間はあっという間にたってしまいます。
というわけで、外に出たのは19時近くとなりました。 -
エルミタージュ美術館の中庭の奇人!?
マーカス・リュペリッツという彫刻家のブロンズの彫刻でした。
なぜこのようなものがあるのかというと、どうもコンテンポラリー・アートをターゲットにした「エルミタージュ20/21」という企画の一貫らしいです。
説明を読む限り、非常に有名なドイツのコンテンポラリー彫刻家のようですが、残念ながら私は彫刻にはうとく、知りませんでした。 -
エルミタージュ美術館の前から見た、夕方の宮殿広場
向かいにどーん旧参謀本部。
目の前にはアレクサンドルの円柱とその前に停まって客待ちしていた観光用馬車。
NHKテレビ「ロシア語会話」のVTRでレポーターか乗っていた馬車はああいうだったなぁと思いながら撮りました。
疲れ切っていたので、あれがタクシーみたいに街中を走るのなら、乗ってもいいかなぁとチラッと考えたのですが、この広場をぐるっとするだけなんですよね、VTRによると。
きのうは21時台だったのでほとんど人がいなかった宮殿広場でしたが、19時でも、すでに人の姿はそんなにいないものらしいです。
水曜日は別ですが、ふだんはエルミタージュ美術館も18時で閉館しますし、市内観光なら昼間やり、わざわざこの広場を見学するために夕方やって来る観光客も少ないということでしょう。 -
中央郵便局に行く前にその前を通った、巨大なイサク聖堂
13年前の2000年の初ロシア旅行のときにも、イサク聖堂の巨大さに圧倒されたものでした。 -
どどーんとそびえたつイサク聖堂の正面の列柱
この聖堂は、再訪しなくてもいいかなと思っていたところの1つですが、改めてこの巨大さに惚れ惚れしたのと、最終日1日前のサンクトペテルブルグ市内観光の日にこの近くで観光することに決めたので、再訪することにしました。 -
イサク聖堂があまりに巨大なので、道路わたって反対側にある公園前から撮影してみる
それでも全景がファインダーの中に入りませんでした。
もっと離れて撮る必要がありましたが、それは実際、見学する日にやりましょう。 -
中央郵便局に続く通りからも建物ごしにイサク聖堂の黄金ドームがよく見える@
-
イチオシ
あのアーチの手前が中央郵便局の入口
-
もとは貴族の宮殿だったと思われる立派な建物の中央郵便局
このように帝国の首都だった町にはよくあると思います、宮殿のような立派な建物が中央郵便局として再利用されているのは。
なので、中央郵便局に行くのは、その建物を見ることも楽しみだったりします。
内部はもと宮殿らしい豪華さがちゃんとあったのですが、公の建物なので、撮影は自主規制しました。
(じゃないときっといかめしい警備員に注意されたでしょう。) -
切手はシール式で貼るのがラク@
日本まで絵はがき1枚に対して25ルーブル。
郵便局内は、周りの窓口は保険や預金業務などがメインで、切手売り場は中央にあるブースの売店でした。
その売店では、サンクトペテルブルグのポストカードだけでなく、包装紙やカード、ちょっとした土産ものなども販売していました。
テーブルを借りて、その場でハガキにぺたぺたと切手を貼って、投函して帰りました。 -
中央郵便局の向かいに、なんと宗教美術館が……!
えっ、こんなの、「地球の歩き方」にもLonely Planetにも載っていませんでした。
なんで!?
これは建物の脇にあったパネル。
住所はポチトアムスカヤ・ウーリッツァ(郵便局通り)14番。
別のパネルには、公式サイトのURLもありました。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜古代世界、エジプト、ギリシャ、ローマの宗教
写真は、タカの姿をしたエジプトの神ホルスの像のようです。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜子供向けのプログラムの案内
タツノオトシゴと三つ又の鉾を持った白髪のいかめしいおじいさん。
きっとギリシャ神話の海神ポセイドン(ネプチューン)。
と思ったら、ちゃんと回答がありました。
11才の子供が制作したネプチューンとタツノオトシゴのようです。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜中国人の民衆文化の特別企画展
特別企画展のポスターなので英訳が間に合わなかった(!?)ようです。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜東洋の宗教:仏教、ヒンズー教、儒教、道教、神道
カバーしている範囲がとても広いです。
写真はネパールのスカンダ像、とありました。
知らなかったので、ちょっと調べてみたら、シヴァ神の次男で、ヒンズー教の軍神で、「マハーバーラタ」にも登場するようです。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜キリスト教:正教会、カトリック、プロテスタント
写真は自らの燃える心臓を手にしたキリスト像。
フェルナンド・ストゥフレッサー(Fernand Stuflesser)作。
どうやら宗教関連の彫刻や木彫刻をよく制作した人のようです。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜絵画の特別企画展
写真の絵はふつうの母子のように見えますが、おそらく聖母子像なのでしょう。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜ユダヤ教
ロシアにはユダヤ人がたくさん移住していましたし、ロシア帝政時代にもソ連時代にも悲劇がありましたから、ユダヤ教との縁も深いでしょう。
これは7枝の燭台メノラー。思いっ切りユダヤ教のシンボルです。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜イスラム教
アラビア文字からそれと知れます。
15世紀イラン、写本、アブ・アリ・イブン・シーナによる薬学書。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜古代および原始宗教
古代エジプトの死人のマスク。
先の話ですが、実際にこの博物館を見学しにいって、古代や原始宗教の展示が一番面白かったです。
プリミティブなアートにいま関心が高いせいかもしれません。 -
宗教美術館を紹介する窓のパネル〜仏教・阿弥陀浄土・極楽
写真は19世紀タイの釈迦牟尼の像。
極楽浄土の世界を表現した部屋の展示も非常に興味深かったです。
わざわざ三次元の彫刻などを使って表現しようとするところに、ヨーロッパ人らしさを感じながら。
宗教博物館の紹介パネルは数枚撮れば十分だと思ったのですが、いろんなジャンルを網羅していることと、楽しみなあまり、全部撮ってきてしまいました。
このあとホテル最寄りまで地下鉄で戻って、コーカサスや中央アジアやロシア的な食事を出すレストランでゆったりと夕食をとりました。
その夕食の写真とレポートはこちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2013年ロシア旅行〜13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現〜ハイライトその8【サンクトペテルブルグとノヴゴロドのレストランと食事(ホテルの朝食以外)編】」
http://4travel.jp/travelogue/10804519/
サンクトペテルブルグから1泊2日旅行したノヴコロド編へとつづく。
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この旅行記へのコメント (6)
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- たらよろさん 2014/06/12 12:50:16
- エルミタージュ美術館
- こんにちは、まみさん。
先日はフォローいただき、
またフォローもさせていただき、ありがとうございます。
御挨拶が遅くなり申し訳ございませんでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ロシアって、なかなかハードル高くて、、、
イタリアやフランスに行くよりは近いし、
比較的行きやすいヨーロッパではあるけれど、やっぱり自由度が難しいよね。
でも、素晴らしい芸術作品が
そして建造物もいっぱいだし、
いつか行ってみたい、、、、そんな国ですね。
いつか、まみさんのように、ゆっくりとロシアを巡れたらいいなぁ〜なんて妄想しながら旅行記を拝見させていただきますね〜
たらよろ
- まみさん からの返信 2014/06/13 12:14:09
- RE: エルミタージュ美術館
- たらよろさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
バリ島の贅沢なホテルライフと、夢のようなバリ島の写真に魅了されました!
ポチ逃げで失礼!
丁寧な挨拶をありがとうございます。
ロシアは、1度行ってみると、ハードルは思ったより高くないと思えると思いますよ。
いまちょっときな臭いけど。
きちんと日程を立てていかなくてはいけないというところは、窮屈に感じることもあるかもしれませんが、限られた日程だと、先にホテルはおさえておくことが多く、ホテルをおさえるからには日程は決まるので、そこまで事前手配すれば、ビザは下りると思います。
ああ、そうでした、いまどきは、ビザがハードル高いかな?
でも、ロシアも機会があったらぜひ行ってみてください。
ちなみに次の海外旅行を来月に控えているのですが、それまでに去年のこのロシア旅行記が最後まで終わるか〜〜ぎりぎり無理そうなところだつたりします(苦笑)。
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- ElliEさん 2014/06/10 07:04:53
- 死の島
- まみさん、こんにちは。
美術の宝庫エルミタージュで一日たっぷり過ごしたのですね。
水も食事もなし・・・つらいなあ。
いつも盛りだくさんのまみさんの旅行だから、これをこなさいないと!ってがんばったんですね。
甲斐がありましたね。
死の島の写真をアップしてくれていて、うれしいです。
以前、NYのメットで見ました。
バージョン違いがいくつかあるのは知っていましたが、エルミタージュにもあるんですね。
陰鬱な糸杉、対照的な白く静謐な女性の姿が心に残ってます。
死。というテーマだけど、中世のそれとは違って、幻想的、夢想的な感じがしますね。
なんというか死という重いものをロマンチックに置き換えさせる力があるような気がして、その辺がドイツで人気のあった理由かもしれません。
久々にラフマニノフの「死の島」を聞いてみたくなりました。
それと福永武彦の小説「死の島」も思い出す。
実家において来た本だけど処分されてしまいもう読めないところが、死の島のイメージと重なります(あはは、こじつけか?!)
エルミタージュ、私もじっくりゆっくり見て回りたいものです。
- まみさん からの返信 2014/06/11 20:35:29
- RE: 死の島
- Ellieさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
死の島がお気に入りなんですね!
死のテーマは奥深いです。
中世の死をテーマにした絵なども私は気に入っているのですが、おっしゃるとおり、近代になると、死への甘美な思いというか、美学みたいなのが出て来ますね。
ベックリンの絵もそういうかんじがしますね。
この絵もどこかロマンチック!!
エルミタージュはほんと、絶対一日では回りきれません。
特に足を留めずに歩くだけなら可能かもしれませんが〜。
エルミタージュも個人旅行の利点を活かして、せっかくならメジャーどころでなく自分個人の趣味に偏ったコレクションを重視して回るということをしてみたいじゃないですか。
いくらでもそれができるかんじですよ。
エルミタージュ美術館で東洋美術しか見ない、なんて人も、もしかしたらいるかもしれません。
ほんとロシア帝国の底力を感じさせます。
それにしても水抜きってほんとつらいです。
「歩き方」には、エルミタージュの歩き方の不便なところをあますことなく書いてあって覚悟はしていましたが。。。
夏の水抜きはつらいです。
冬の国のロシアなので、建物は防寒がきいているんです。逆にいうと夏は蒸し暑い。。
もっと水が飲める売店を複数にすればいいのに〜とつくづく思いますよ。
カタログやみやげものを売るところはやたら増えました。
将来、水を飲ませるところが増えればいいのに。
それとも夏以外はそんなにきつくないのかな。
私はNYに行ったことがないので、メトロポリタン美術館を知らないのですが、あそことの違いはどんなところにあるかな〜とちょっと夢想したりします。
Ellieさん、行ったことあります?
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- ykさん 2014/06/07 21:40:38
- フリードリヒ
- いいですねえ。フリードリヒ、この山岳の朝 は私の持っている画集にもでています。でも 絵って実際と写真とは感じが違いますよね。ぜひ実際の絵をみてみたいです、だんだんロシアへの思いがつよくなってきました。
クリヴェッリは 私も大好き、特に好きなのは アムステルダムの国立博物館で観た マグダラのマリア、これは(読んではいないのですが)サラ・ウオルターズの『半身』 のcoverにもつかわれていますよね。
それにしても エルミタージュ美術館、すごいですね。こういういいかたよくないかもしれませんが、財力、底知れない感じですね。
イタリアなら カトリックの総本山で 富はあつまったでしょうし、イギリスとかフランスなどなら海外進出などで 長く貯えてきたものがあるのは当然ですが、
- まみさん からの返信 2014/06/10 01:33:45
- RE: フリードリヒ
- ykさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
フリードリヒのこの絵は、ブログの方にコメントをくださったきっかけですよね?
やっとこちらの旅行記もここまでたどり着きました!!
絵って実際の写真とは感じが違ってしまいます。
大きさの違いって大きいですよね。
いまのロシアはあれですが、観光旅行に行く日本人がいないわけでもないようです。
ぜひ行ってみてください、と推薦したくなります。
エルミタージュ美術館に行くツアーがフリードリヒの絵も見に行くかどうか分からないので、ツアーを選ぶときには気をつけた方がよいですね。
私みたいに夏の観光ハイシーズンに行かなければ、今回私が辟易した混雑もマイルドでしょうし、ドイツ絵画部門は人は少なかったです。
クリヴェリは、澁澤龍彦さんが紹介していた本は、これまでどこかで実物に出会った覚えがあるのですが、、あー、どこだったかしら。
東欧旅行をしていて、国内でも撮影旅行に出かけるようになって絵画展に行くひまもなくなり、しばらく西欧絵画から離れていたのですが、やはりいいなぁって思いました。
いやはや、ロシア帝国の財力はやはり底知れないかんじですよ。
東欧旅行をしていたときに、ときどきロシア正教会があったのですが、財力の違いが歴然としていました(苦笑)。
今回の旅行では、ずっとそれを感じっぱなしでしたよ。
地方都市でも、かつての公国の首都だったりしたので、ロシア正教会の豪華だったこと!!
正教会は、もともと豪華ですしね。
ウラジーミル一世がカトリックとイスラム教と正教会のどれを国教に採用するか吟味したとき、イスラム教は酒が飲めないから却下で、正教会のミサの豪華さに惹かれたっていう有名なエピソードがあるくらいですしね。
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