2014/01/25 - 2014/01/25
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entetsuさん
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「週末、暖かくなって最高気温は16℃と3月下旬並みでしょう」という天気予報を聞き、ウォーキングにでも行きますか。
ところが、家内は「ジャニーズ某漢字一文字グループ」活動の仲間たちと3人でお泊まりのオフ会。
敢行します。一人でも。
どうせやること無いし・・・。
(観光ではありません。「敢行」。)
コースは、最近人気の?「川崎宿周辺の史跡めぐり」。
日本橋を出て、品川宿から多摩川の渡しを終えると、東海道五十三次の2番目の宿場である川崎宿に来ます。
今日は、自宅最寄駅の京浜急行「八丁畷」をスタートして、多摩川までを往復するという約11?のウォーク。後で計ったら12000歩ほど歩いていました。
でも、ゆっくり休み休みなので、酸素燃焼量なんかは少ないとは思います。
だんだん、趣味がおっさん臭くなってきたけど、まぁいいか(笑)。
なお、以前にもちょいちょい旧東海道を歩いています。
鶴見市場〜鶴見↓
http://4travel.jp/travelogue/10831490
生麦〜鶴見↓
http://4travel.jp/travelogue/10832388
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずここが、京急本線「八丁畷」駅。
駅名の由来は、旧東海道の川崎宿から、たんぼ道がまっすぐ八丁(約800m)ほど続いていたので八丁畷と呼ばれていたとのことです。
小さい駅ですが、JR南武線南武支線と連絡しています。
少し前に、私が書いたクチコミ。↓
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/kawasaki/kawasakidaishi/tips/10766635/八丁畷駅 駅
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京急本線「八丁畷」駅の西口を降りてすぐ前の道が、旧東海道ですが、こんな看板があります。
「旧東海道川崎宿史跡めぐり」。
「NPO法人かわさき歴史ガイド協会」が川崎市とタイアップして、最近は凄い勢いで観光による町興しというか、イメージアップをしています。
下の地図をプリントアウトして、私もウォーク開始!
http://kawasakishuku.jp/map/index.html川崎宿 名所・史跡
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「八丁畷の無縁塚」。
八丁畷駅西口を出てすぐ西側に無縁塚があります。
実は、道路工事の折りなどにこの付近で多くの人骨が、度々掘り出されています。その数、は十数体。東京大学で鑑定したところ、江戸時代のものであると判明。
大火や洪水、飢饉などの災害で落命し身元の分からない人々を川崎宿の外れに埋葬し弔ったのではないかとされています。
昭和9年(1934年)に、地元地域と川崎市の計らいで慰霊碑が建てられています。 -
駅の東口に回ると、小さいながら商店街があります。
私たちが、時々飲みにくる居酒屋もあります。八丁畷駅 駅
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東口から、川崎方面に向かうこの道が「旧東海道」です。
左側の線路が、京急線。 -
「松尾芭蕉の句碑」。
元禄7年(1694)5月、江戸に住んでいた芭蕉は、子の治郎兵衛と共に長崎へ旅立ちました。芭蕉との別れを惜しむ江戸の門人の利牛、野坡、袋水は多摩川を渡り、川崎宿まで見送りにきて八丁畷の榎だんごという店で最後の別れをかわしました。
この時、芭蕉が詠んだ句が「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」です。
その後芭蕉は、旅の途中の大阪で発病し、同年10月12日、51歳の人生を閉じました。
芭蕉の句碑は、川崎市内にはこの句碑のほか4基(川崎区平間寺・稲毛神社、高津区宗隆寺、宮前区影向寺)あるといわれていますが、芭蕉が句を詠んだ地に建てられた句碑は、箱根山で富士を詠んだ句碑など数基しかありませんので、その点でもこの句碑は大変貴重といえます。
(川崎市教育委員会HP)松尾芭蕉の句碑 名所・史跡
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「川崎警察署」。
川崎とは名がつきますが、最寄は「八丁畷」ですからJR川崎駅や京急川崎駅からは随分離れてます。 -
神奈川県道140号、通称「市電通り」を渡るとすぐ左手には、「つけめん 三三喜」。
開店当時行ったことがありますが、まぁ、普通のつけ麺屋と思っていたら、最近は人気なのか、表に待つ人用の椅子が用意されていました。三三七 グルメ・レストラン
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その対面には、とんかつ「百万石」。
まぁまぁ美味い。
おでん定食なんかもあります。百万石 グルメ・レストラン
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「川崎宿京入口」案内板。
この辺りが、小田原・箱根方面から来た際の川崎宿の入口だったようです。
なお川崎宿は、東海道の成立時点では正式な宿場となっていなかったのですが、品川宿〜神奈川宿間が往復十里と長く、伝馬の負担が重かったために、1623年(元和9年)に設置されたとされています。川崎宿 名所・史跡
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「日本キリスト教団川崎教会」。
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川崎頌和幼稚園という幼稚園が併設されていました。
土曜日だったので、授業(というか預かり)はあったようで、ちょうどお迎えの父母さんが来ていました。 -
イチオシ
「教安寺」。
浄土宗のお寺です。教安寺 寺・神社・教会
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山門前の左側に建っている石灯龍は富士講の信者が建てたといわれています。
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新しい本殿は立派です(というか立派過ぎ)。
江戸中期に、庶民から生き仏様と敬われた徳本上人の六字名号碑があるそうですが、どれかはわかりませんでした。 -
江戸時代に鋳造された梵鐘。
市内に今でも残っている3つの中の一つだそうです。 -
映画館やレストランの複合施設「ラ・チッタデッラ」の駐車場です。
歩いている旧東海道は、映画館「チネチッタ」のちょうど裏辺りです。チネチッタ 美術館・博物館
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この辺りの旧東海道、こんな感じです。
多摩川と鶴見川に挟まれたこの地区は、何回と無く川の氾濫によって土砂が流れ出し、その分平坦でウォーキングには大変楽です。
ただ、平らなため、自転車人口が多い。
また、この通りのすぐ右側、15号線と挟まれたエリアは、「南町」という風俗街です。 -
中華の「盤古茶屋」。
盤古茶屋 グルメ・レストラン
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以前ランチで来ましたが、刀削麺や水餃子が美味しかったですよ。
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「かに道楽」。
大阪にいたころは時々行ったけど、こっちでは・・・。
なんか、行く気がしない。かに道楽 川崎店 グルメ・レストラン
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神奈川県道101号、通称「新川通」の交差点。
小土呂橋跡 名所・史跡
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「小土呂橋跡」。
東海道が新川掘という排水路を横断するところにかかっていた橋で、昭和6〜8(1931〜1933)年に埋め立てられたため、橋の欄干の親柱だけが交差点脇の歩道に保存されています。
約280年前、ベトナムからきたゾウが、この橋を渡って江戸に行ったという話しが残っています。
ここで、一旦旧東海道を離れ、新川通を右折、国道15号線方面に向かいます。小土呂橋跡 名所・史跡
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国道15号線(第一京浜、一国)を横断中、横浜方面の写真です。
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「川崎市立川崎市民病院」。
病床数 733床の大病院で、多くのテレビドラマ(白い巨塔など)のロケ地になっているそうです。 -
「妙遠寺」。
日蓮宗のお寺で、境内には二ヶ領(稲毛・川崎)用水を完成させた小泉次大夫と川崎中興の祖といわれた田中休愚の偉業を讃える「泉田二君功徳碑」などがあるそうですが、法要で墓参り中に方々に遠慮して、ちょっと気付きませんでした。妙遠寺 寺・神社・教会
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国道132号、通称「富士見通」との交差点陸橋上からの写真です。
右側に建物は、川崎中央郵便局。 -
陸橋から降りて、国道15号線で、品川方面を向いています。
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イチオシ
左手にあるのが、「稲毛神社」。
稲毛神社 寺・神社・教会
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神社の創建年代は詳らかではありませんが、御神木大銀杏の樹齢が1千年と推定されるところから、当地の古社であることがわかります。
社伝によれば、この神社は東国に争乱の絶えなかった頃、武神・武甕槌神をまつり、天皇軍の戦勝を祈る社として建てられたと伝えられています。 -
「芭蕉句碑」。
「秋十とせ 却って江戸をさす故郷」
芭蕉の最初の旅日記「野ざらし紀行」巻頭二番目の句だそうです。 -
「子神社」(ねのじんじゃ)。
当神社は、江戸時代には須河原(現在の旭町、港町)に祀られていて、里人から篤く信仰されていました。
明治3年、須河原,久根崎(現在の旭町、本町)の人々によって建て替えられました。 社殿は総欅造りで、彫師小川清蔵による見事な彫刻がほどこされており、台石には当時の有力者の名が多数刻されています -
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堀田稲荷神社・第六天神社両社は江戸時代には堀之内にあり、川崎宿の旅籠屋、商人、芸妓たちや近郷の人々が篤く信仰していました。神仏習合の当時、第六天神社には「他生自在天(たけじざいてん)」が祀られており、人々はそれを多芸自在と読んで技芸上達と安産の神として崇敬してました。
明治39年、川崎競馬場建設の際、鎮座地が馬見場への通路に当たったため稲毛神社境内に遷されました。あたかも同年は日露戦争戦勝の年であったため、凱旋兵士を招いての戦勝祝賀会をかねた盛大な遷宮祭が行われました。以後、近隣の人々によって「稲荷・第六天講」が結成され、毎年例祭が行われています。 -
「大鳥居」。
この神社は、初め御祭神の御名をそのままとって、「武甕槌宮」と称していましたが、平安時代末期にこの地を領有した河崎冠者基家(秩父平氏)が山王権現を勧請して以後「河崎山王社」「堀之内山王権現」「五社山王」「三社宮」などとよばれていました。 -
「拝殿」(前)、「本殿」(後ろ)です。
本殿はあまり見えません。
社殿は、昭和二十年の空襲により灰塵に帰し、その後、氏子崇敬者の赤誠によって、昭和三十八年、鉄筋コンクリート神明造り、延べ面積数百一坪の華麗なる現社殿に生まれ変わりました。 -
イチオシ
「天地睨みの狛犬」。
籔内左斗司作、青銅像。
平成3年御大典記念として建立されました。 -
絵馬とおみくじ。
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「小土呂橋遺構」。
小土呂はいまの川崎区小川町で、この橋は東海道が新川堀(いまの新川通)を横切るところにかけられていましたが、昭和7年(1932)埋められるました。
この遺構は、昭和61年、旧川崎宿鎮守稲毛神社の境内整備事業にともない、川崎市より譲り受け、ここに設置したものです。
この橋をかつて、歴代の将軍や大名が通り、オランダ、朝鮮、琉球の使節が渡り、ハリスも勝海舟も、ベトナムから来た象さえも通ったそうです。 -
稲毛神社の参拝を終え、再び15号線を品川方面に歩いております。
正面にはもう多摩川に掛かる「六郷橋」が見えてきました。
六郷橋は、もちろん箱根駅伝でも通過する橋です。
往路1区では、鶴見中継所に一つでも上の順位でエース区間2区に引き継ごうと、ここからスパートが始まります。
復路10区では、優勝争いも熾烈ではありますが、それ以上にシード権争いはもっと熾烈です。 -
回転寿司の「スシロー」。
一度だけ来たことがあります。
大混雑で、フードファイト場という感じで、驚いた記憶があります。
それ以来、回転寿司には行ったことが無い・・・。 -
国道15号線から左側は、「堀之内」の風俗街です。
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「真福寺」。
真言宗のお寺です。
境内にある薬師如来像は、古くから眼の病気に効能があるとされています。 -
多摩川はもうすぐですが、国道409号と交差します。
この線のこの辺りは、通称「大師道」(川崎大師の通じる道)と呼ばれます。写真は、川崎大師方面を見ています。
ところで、この国道409号、起点は川崎市高津区溝口三丁目、終点は成田市並木町です。つまり、海上区間(川崎市川崎区-木更津市)を含み、その部分は有料道路の東京湾アクアラインであるという、変わった国道です。 -
「川崎競馬場」。
1949年に開設された地方競馬場です。川崎競馬場 名所・史跡
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六郷の渡しから川崎宿に入ると、万年屋・会津屋・新田屋などの旅籠や茶屋がありました。
特に「万年屋」は、奈良茶飯が評判で、米国総領事ハリスや皇女和宮も宿泊したそうです。 -
多摩川にやってきました。
橋の河口側を望んでいます。
風が穏やかで、波も殆ど立っていません。 -
イチオシ
「明治天皇六郷渡御碑」。
明治元年九月二十日、明治天皇は東京行幸のため京都御所を出発され、 十月十二日、川崎宿にご到着された。
その当時、多摩川には橋が架けられていなかったため、地元では対岸まで二十三艘の船を並べて船上に板を敷き、渡御を仰いだ。(碑文より)
「船を並べて橋にする」・・・・?。
韓国ドラマ、「イ・サン」で、水原華城に向かう時に漢江に船を渡したことを思い出します。
最近、TV東京で再放送されていましたが、どっぷり嵌りました。
ソンヨン(ハン・ジミン)可愛かった・・・(笑)。 -
川崎大師の境内には、「種梨遺功碑」という石碑があるそうです。
この碑は、長十郎を発見した当麻辰次郎(文政9年〜明治38年)の功績を記念して建てられました。
長十郎が発見されたのは、明治26年のことで、川崎市大師河原の梨農家であった当麻辰次郎が、自分の梨園で他とは違った品種を発見し、自分の家の屋号をとって「長十郎」と命名したのが由来です。
長十郎は一斉を風靡しますが、「二十世紀」梨や新品種「幸水」に押され、最近はみかけませんね。長十郎梨のふるさと 名所・史跡
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「六郷の渡し跡の碑」。
徳川家康は、多摩川に六郷大橋を架け、以来修復やかけ直しが行われましたが、元禄元年7月の大洪水で六郷大橋は流され、幕府は架橋をやめ、明治に至るまで船渡しとなりました。
渡船は当初、江戸の町人が請け負っていましたが、宝永6年3月川崎宿が請け負うことになり、それによる渡船収入が宿の財政を大きく支えました。
川会所では、多摩川の渡船料金の徴収を行ったり、船の発着指示を出していたところです。増水時の川留めや川明けの指示を出していました。六郷の渡し跡 名所・史跡
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橋の反対側(上流側)に向かいます。
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六郷橋です。
品川方面を向いています。 -
こちらも、波穏やかです。
左が川崎、右が大田区です。 -
鴨が静かに泳ぎます。
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鉄橋を京急が走ります。
その向こうには、JRの鉄橋。 -
多摩川沿いを、上流に歩いています。
左側には、京急大師線の車両。 -
あれ?
昼食はここで、と思っていましたが・・・。 -
イチオシ
「ラーメン二郎京急川崎店」。
二郎は各地に支店(直営もしくはいわゆるインスパイアー)がありますが、学生時代から食べているので、時々無性に食べたくなる・・・。
ただ、この行列(悲)。
店内に3〜4人、表に7〜8人並んでいます。どう少なくみても40分はかかりそう。
断念し、道歩きを続けます。
ところで、「時々無性に食べたくなる」といえば、私の場合は、「吉野家の牛丼」と「マクドナルドのビッグマック」。
皆様は?ラーメン二郎 京急川崎店 グルメ・レストラン
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「オーケーストア 川崎本町店」。
オーケー(株)は、大田区仲六郷に本社を置く中堅のディスカウントセンター (DC) 及びディスカウントスーパーマーケット (DS) を展開する企業。
ここは、我家も利用します。
安い。
でも、まさか歩いてくるなんて・・・。
(おじさん、頑張ってます) -
「川崎稲荷社」。
社殿・鳥居は昭和26年頃再建されています。
享保元(1716)年紀州藩主だった吉宗が、八代将軍になるために江戸へ向う途中、この境内で休息したと言われています。
(暴れん坊将軍ですね)川崎稲荷社 寺・神社・教会
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旧東海道を、多摩川から川崎方面に歩いています。
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「田中本陣跡」。
川崎宿には3つ本陣があったそうですが、本陣は主に大名、公家、旗本などが宿泊する施設。
本陣家の主人である田中休愚は、本陣、名主、問屋の三役を兼務し、六郷の渡船権を譲り受けて、宿場の財政を立て直しました。
そして「民間省要」を著し、二ヶ領用水や酒匂川の治水に活躍し、幕府の勘定支配格(大名並み)に登用されたといういわれが残っています。田中本陣跡 名所・史跡
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「旅館たつみ」。
風情あって、レトロ感たっぷりな建物。
前を通った時は、「営業してるんだろうか」「いったい、いくらで泊まれるんだろう?」と思っていました。
ところが、ネットで川崎地区の旅館・ホテルを探してもヒットしません。
やっと、どなたか市会議員さんのブログにたどり着き、既に旅館としての営業はやってないようです。 -
団体さんが、ガイドさんの説明を受けています。
3〜40人位。
あとで、行ってみましょう。東海道かわさき宿交流館 名所・史跡
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浄土宗「一行寺」。
良忠寺第十八代顕譽円超上人が開山となり、寛永8(1631)年に創建したといいます。 -
別名「閻魔寺」と言われ、閻魔大王像があるそうです。
境内には川崎最初の寺子屋を開いた浅井忠良の墓と、富士講の西川満翁の墓があるそうですが、中には入れませんでした。 -
「宗三寺」と読めます。
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宗三寺は、曹洞宗の寺院です。
創建年代は不詳ですが、鎌倉時代にあった禅宗勝福寺を起源とするものと伝えられています。 -
本堂です。
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墓所から見える風景・・・。
「京急川崎」駅ホームです。
実は、今は落葉していますが、右の大銀杏、ホームからは良く見えます。
結構な質量の葉が茂り、私たち夫婦は、この木の紅葉で季節を感じています。 -
ちょうど、京急線が入線してきました。
ちなみに、京急川崎駅の、入線時のメロディは坂本九さんの「上を向いて歩こう」です。
これは彼が、川崎市川崎区出身であることに因みます。
日航ジャンボ機墜落事故で亡くなったのは、1985年8月12日(満43歳没)のことでした。 -
イチオシ
「東海道かわさき宿交流館」。
さっきの団体さんが居たのは、ここだったか。
http://kawasakishuku.jp/03_institution/index.html -
展示室(無料)は、2〜4F。
もちろんエレベータもありますが、階段には「歌川広重(安藤広重)」の傑作「東海道五十三次絵」。
彼が好んで使った「ヒロシゲブルー」や遠近法の手法は、19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされています。 -
ここは、2013年10月1日開館。(去年なんだ・・・)
「東海道川崎宿に関する歴史・文化等の展示を行うとともに、市民相互の交流を推進し、もって市民の文化の振興に寄与することを目的とする施設」だそうです。 -
団体客にボランティアガイドさんが説明中。
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衣装も貸してくれる??
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「鉄板洋食や キッチンとらじろう」。
割合有名らしいが、来た事ない。 -
イチオシ
「川崎・砂子の里資料館」。
川崎 砂子の里資料館 美術館・博物館
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江戸風白壁となまこ壁、瓦屋根の飾りが美しい資料館は、私立の美術館です。
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神奈川県議会議員・参議院議員を経て、現在は川崎市観光協会連合会会長を務める館長「斎藤文夫」さんの個人浮世絵コレクションを展示しています。
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今月の展示は、「小倉擬百人一首」と「双六」。
歌川派の巨匠、武者絵の国芳(51枚)、名所絵の広重(35枚)、役者絵の豊国(14枚)が、それぞれの特徴を生かし競作している感。
係の人に話を聞くと、展示スペースに限りがあるので、斎藤さんの所蔵の品から、テーマを決めて展示していってるそうです。
凄いコレクションですねぇ。 -
旧東海道川崎宿には、このように灰皿が、一定間隔できちんと置かれてあります。
従って、通りにごみ一つ、吸い殻一つ落ちていません。川崎宿 名所・史跡
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「砂子(いさご)の里」の名前の由来は、太田道灌がかつてこの地を訪れ、「かもめいる いさごの里にきてみれば・・・」と詠んだとされることによるそうです 。
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しばらく進み、川崎駅方面に向いた道。
両側には、飲み屋や飲食店がたくさんあります。
さすがに腹が減ってきたが、これといった店も無く「ラーメン二郎」に無理して並べばよかった・・・。 -
「世界の山ちゃん」。
胡椒のきいた独特の手羽先唐揚げが目玉商品の大変安い居酒屋。
ランチ時は、卵かけご飯用の生たまご無料で取り放題なんですが、そんなに生たまご食べられまへん(笑)。
さすがに、昼間から手羽先は・・・。世界の山ちゃん 川崎砂子店 グルメ・レストラン
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イチオシ
「はなまるうどん」。
結局入った店は、ご存知さぬきうどんのチェーン店。
衣料卸売業の株式会社エイジェンス(現・株式会社ヒューマンネット)から分離する形で2001年に香川県高松市で設立され、2004年に吉野家ディー・アンド・シー(現・吉野家ホールディングス)と資本・業務提携を行い、2006年5月には子会社(51%出資)となっています。
讃岐うどんを、香川県以外で手軽に食べられるようにした功績は大きいですね。 -
旧東海道からは、全く離れてしまいますが、店に入ったことのない方に、「さぬきセルフうどん」システムをご紹介!
まず、お好みのトッピング(油揚げ、てんぷらなど)や副菜類(なっとう、とろろ、おにぎり、いなりなど)を自由にトレーに取り、前方に進みます。
このカウンターで、うどんの種類や「温」「冷」を注文。
さらに、レジで精算。
こういう流れです。 -
「かけ・小」130円、トッピングの「げそ天」150円、おにぎり一個120円。合計400円也。
なお、「かけ」は、中230円、大330円です。 -
げそ天は、どんぶりに投入!
実は、はなまるは久しぶり。
私は、さぬきうどんの本場香川出身ですので、うどんにゃうるさい。
まぁ、無茶苦茶美味いという訳ではないけど、一定の味は確約。
安いしね。 -
偉そうに言ってる割には、つゆまで完食!
お腹がすいていたのよ(爆)。 -
旧東海道に戻り、しばらくすると、「市役所通り」と交差。
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これを渡ります。
この辺りは、「いさご通り」アピール強烈。 -
「川崎信用金庫本店営業部」。
川崎区に本店を置く信用金庫で、預金残高は全国の信用金庫で10位。
市役所通りに面しています。 -
本店の入り口にある「かわしんふれあい広場」では、様々なイベントが開催されているそうですが、この日は、甘酒接待中。
(甘ったるいので、会釈だけして・・・) -
神奈川県道101号(「新川通」)まで来て、少し川崎駅側に歩くと、「銀柳街商店街」の新川橋通り側入口。
この辺りは、古くは古川と言う川が流れていて一面葦に覆われていた寂しいところでしたが、昭和10年頃失業対策として川を埋め、下水設備などをもうけたところ徐々に発展しましたが、戦禍により打撃を大きく受け焼け野原。
古川辺りに柳の木が数本あり、戦後地域の住民の奉仕で柳の木を植樹したそうですで、「銀柳街」という名前はここからきています。
アーケードには、市役所通り側と新川橋通り側にそれぞれステンドグラスがあります。 -
「ラ チッタデッラ(LA CITTADELLA)」。
「銀柳街商店街」を背にして、「新川通」の横断歩道を渡ると、チッタグループが運営する「ラ チッタデッラ」エリア。
ここは、2002年(平成14年)にオープンした複合商業施設です。ラチッタデッラ ショッピングモール
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ここは、1987年(昭和62年)に先行開業していたシネマコンプレックスの「チネチッタ」と「川崎ミス・ボウリングセンター」跡地に移築・改名したライブハウスの「クラブチッタ」を中心として、ショップ、レストラン、ウェディング施設などが集まっています。
-
イタリアのヒルタウンをモチーフに作られた、エンタテイメントの街。
ヨーロッパを思わせる石畳の小道や人々が憩う噴水のある広場・・・。
でも、ちょっと古くなってきたか?? -
正面がシネコンの「チネチッタ」。
劇場は大・小12あります。
川崎には、シネコンがここ「チネチッタ」の他、「TOHOシネマズ」「109シネマズ」と3館あって、我家からはいずれも徒歩圏。
重宝してます。
一番最近観たのは、「永遠の0」でした。
http://4travel.jp/travelogue/10848832 -
イチオシ
「恋人の聖地」。
あんまり恋人はいなくて、家族連れが多いかな。
ところで、現在放映中のフジテレビ系・月9ドラマ、「失恋ショコラティエ」のロケがここであったようです。
家内の「ジャニーズ某漢字一文字グループ」の仲間が、エキストラ出演したらしい。放映は、来週月曜日(2/3)。
主演、松本潤、石原さとみ。
水川あさみ、水原希子、溝端淳平、有村架純さんらが脇を固めます。 -
「まもなく、LA CITTADELLA SYMPHONY(ショー噴水)が始まります」とのアナウンス。
歩き疲れたし、ちょっと覗きます。
ショーは、平日夕刻、水曜日、土日祝日は30分毎にショーを開催しています。 -
夜なら良かった・・・。
-
イチオシ
「アディダスフットサルパーク川崎」。
フットサル競技場。この日も練習&試合をしていました。アディダスフットサルパーク川崎 名所・史跡
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「エノヴィーノ ENO VINO」。
ワイン ショップ&バーです。 -
「イル・パッチォコーネ・ディ・キャンティ IL PACIOCCONE DI CHIANTI」。
1998年に南青山に開店したトラットリア。
一度行きましたが、薪と石窯で焼き上げるピッツア、自家製麺のパスタ、備長炭を使用した炭焼き料理など、雰囲気良く美味しい店。
値段は@4000円程でしょうか。イル・パチョッコーネ・ディ・キャンティ グルメ・レストラン
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「CLUB CITTA’」。
オールスタンディングの大型ライブホールの先駆けとして有名。
以上で、旧東海道川崎宿のウォーキングを終え、出発点の京急「八丁畷」駅に戻ります。クラブチッタ 名所・史跡
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ですが、一つだけ八丁畷近くの施設をご紹介。
「ヨネッティー堤根(川崎市堤根余熱利用市民施設)」。
川崎市川崎区堤根73番地1
川崎市がゴミ処理の余熱で運営している施設(温水プール)です。
ヨネッティー=余熱?ちょっと無理がありますが・・・。
料金は、1時間大人200円で、以後30分毎100円だったかな?
頚椎の二回目の手術をする前は時々行ってました。
自宅からは、徒歩3分ほど。
なお、自宅は横浜市鶴見区ですが、道路1本隔て川崎市です。 -
但し、施設改修工事の為、下記の日程にて休館中でした。
(平成26年1月12日(日)〜2月20日(木))
なお、川崎市のヨネッティーは、川崎市麻生区王禅寺(ヨネッティー王禅寺)にもあります。
こちらは小田急線新百合ヶ丘からバスの距離です。 -
ここまで、お付き合いくださり有難うございました。
普段全く知らないような寺院や記念碑などを探しながら歩き、何か「宝探しゲーム」みたいで、それなりに新鮮でした。
川崎といえば、飲食店や風俗、競馬、競輪などやや怪しいムードを連想しがちですが、西口駅前には「ラゾーナ川崎プラザ」も出来、東口の駅前工事を終え、旧東海道は綺麗に整備され、ぽつぽつ私の様に歩いている人の姿も見かけました。
また、平坦なので大変歩きやすい。サイクリングなども良いかもしれませんね。
この日はゆっくり歩いて約3時間、12000歩ほどでした。
まぁ、多摩川まで往復したんだから大したものです・・・。(自画自賛、失礼)
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旅行記グループ
旧東海道
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鶴見
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「品川千躰荒神 海雲寺」秋の大祭と、ついでに「品川寺」&「品川神社」参り(出勤前に・・・?)
2013/11/27~
品川
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旧東海道「川崎宿」周辺史跡めぐりウォーキングを敢行してみた!
2014/01/25~
川崎
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連日の旧東海道ウォーキング敢行! 今回は、神奈川宿を歩きました。
2014/01/26~
東神奈川・保土ヶ谷・弘明寺
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大田区の「六郷土手」~「雑色(ぞうしき)商店街」をウォーク。旧東海道も少し歩きました。
2014/02/01~
蒲田
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止まらないウォーカ-ズ・ハイ。大田区の「平和島」~「大森海岸」をウォーク。旧東海道も少し歩きました。
2014/02/02~
大森・大井町
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大雪などで延び延びだったウォーキング復活!今回は旧東海道~多摩川堤防~「川崎大師」へ。
2014/02/16~
川崎
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京急と大田区の共同イベント、「大森海苔のりウォーク」に参加してみた!!
2014/03/15~
大森・大井町
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大田区羽田の「漁師まちの名残」コースをウォーキングしました!!
2014/03/22~
羽田
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横浜市鶴見区主催「鶴見・旧東海道食べ歩きウォーク」に参加してみた~。
2014/10/25~
鶴見
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横浜市鶴見区主催の「2015鶴見・旧東海道食べ歩きウォーク」に参加してみました
2015/11/23~
鶴見
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川崎の旧東海道のほんの極々一部を歩きました・・・。
2017/11/05~
川崎
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この旅行記へのコメント (2)
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- cacahさん 2014/02/01 09:31:27
- 3時間、12000歩すごいですね〜♪
- entetsuさん〜おはようございます♪
お疲れさまです!
今週もentetsuさんはウオ―キングでしようか!
旧東海道いろいろな史跡も見れるし楽しそうでいいですね〜
私もウオーキングしたいのですが・・・・先日雪が少し解けそれが寒気に氷になり、ツルツル路面、マイナスの気温−4〜6Cだと中々歩くのも
怖く雪の解ける3月位から始めようと思います!
MIN
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- キラキラcmさん 2014/01/30 19:22:47
- こんばんは。
- またまた歩きましたね〜。すごい!
平坦な道なので歩きやすくサイクリングにも向いているのはいいですね。
私の自宅の回りは坂がとても多く自転車もツライ。
entetsuさんの詳しい旅行記と健脚に拍手です。
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